ブルーモーメント   作:はじ

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続青葉と新聞

俺の名前は暁だ。自分でもたまに忘れそうになるが一応転生者だ。今広報室にいるぞ。目の前にはどうやらお仕置きが必要な艦娘がいる。とは言ってもすでに吹雪から説教されてるが。吹雪も元帥の相手で慣れてきたもんだ。だが、俺のターンは終わっていない。さて、どんなのが良いかな!

 

「まず、弁解を聞こうか?」

 

なんでいるのか分からないが、古鷹が涙目でプルプルしてる、青葉と知り合いか?止められなかったから責任でも感じてるのか?まぁ良い、今の俺はおこだ、ぷんすかしてるぞ!

 

「わ、私はこの鎮守府にき、来たばかりですがご、娯楽が少ないとか、感じたのです。だ、だからみんなに楽しんでもらえるようなき、記事を書きたいと思いまして」

 

「俺は楽しくないな」

 

嘘です。今ちょっと楽しくなってきた。こんなに吃るなんて相当怯えてるな。理詰めで責めてみるか。

 

「す、すみません」

 

「お前は、艦娘・妖精保護法は知っているか?」

 

「はっ、はい、大湊にいるときに勉強しました」

 

「まぁ、人間達の法律が艦娘や妖精さんにも適用されるのを知っていればいい。今回の件だが、虚偽報道による名誉毀損に当たる。お前の記事には事実も真実も一つもない、これは名誉毀損で、訴えることもできる。喜べ、艦娘から初の刑罰を受けることになるぞ」

 

「そ、そんな・・・・・・」

 

あっ、泣き出した。なんか古鷹に謝ってる。ついでに古鷹も泣き出した。だからなんでお前がそこにいるんだ?

 

「吹雪どうする?」

 

「そうですね。まずは新聞に虚偽だった事を書いてもらいましょうか?」

 

「そうだな、読んだ奴等の誤解を解いてもらわないといけないしな」

 

さすが吹雪、この後の流れまで考えていたか!罰もちゃんと受けてもらうぞ。

 

「罰はどうする?」

 

「暁さんは何かあります?」

 

考えてなかったぁ!吹雪よ、罰まで与えてこそだろうよ。うん、知ってた。吹雪は昔から甘いからなぁ。叱ったりするのも代わりに俺とか大淀がやってたし。いつだったか、卯月と一緒にイタズラした弥生に「ごめんなさい。お父さん」って言われたっけ。そのあと恥ずかしがってた弥生は可愛かった。でもお父さんはないな。前の身体ならまだしも今はロリボディだし。そんな事より罰か、何にしょうか?悪いことしたらやっぱり尻叩きか?

 

「ちょっと待ってください」

 

なんか決意した表情だけど古鷹よ、青葉を背に庇って悲壮感ただよってるけどどうしたの?

 

「青葉の解体だけは何卒お許しください」

 

ちょっとまて解体ってなんだ?吹雪を見るとこっちも困惑してるぞ!どっからでたんだそんな話。だからこの部屋に俺達が来た時から古鷹は涙目だったのか。

 

「何言ってるんだ?」

 

「ひゃい」

 

あっ、噛んだ。本当にどうしたんだ古鷹。

 

「解体しないんですか?」

 

「しないぞ」

 

「よがっだぁ~、あおばががいだいざれないで~ぼんどによがっだぁ~」

 

吹雪も目が点になってるし、古鷹は青葉を抱きしめて号泣してるしなんだこれ?なんかいい話風に終わりそうだがそうはいかないぞ。誤解を招くような記事を書いたんだ、罰はちゃんと受けてもらうぞ!

 

「さて、青葉よ。罰は受けてもらうぞ!」

 

古鷹を青葉から引き剥がすと俺は青葉に膝かっくんをする。うん、上手い具合に床に手をついたな。久しぶりだが悪い子にはきちんと躾は必要だな。せーの!

 

「なに!痛、いったーい!」

 

この日、俺は手が痛くなるまで青葉の尻を叩いた。青葉の悲鳴は結構響いていたらしい。夕食の時にみんなから奇異の目で見られた。凹む。

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