そんなことより、今年のアニメはわたてんがオススメですよ。
「これからよろしくね、とおさんとぐんちゃん!」
「ああ、これからよろしくな友奈」
「……よろしく」
友奈は笑顔で言い握手した。
「………なつかしい夢だな」
目が覚め、ポツリと言葉をこぼした。
あの夢は確か避難所で千景と歩いているときに迷子になってる女の子がいたから話しかけたらまさかの子供の頃の友奈と会ったんだっけ。あのあとちゃんと家族の元まで届けてあげて、そこから友奈に「友達になろう!」て言われて仲良くなったんだよな。
「ほんと、あの時は会えるとは思ってもいなかったよ」
とりあえず布団からでて着替えたあと朝食を作りにいった。
「それでは、これより第一回作戦会議を始めます」
場所は学校、昨日若葉の説教?によって本題に移れなかったため今日、司会のひなたが進行することになった。ここにいるのは自分を合わせた勇者たちと巫女のひなたがいる。
「今回の作戦会議は昨日突然現れた空島についてです」
空島か、昨日帰りに空にうっすらと見えたときは驚きだった。まあすぐに見えなくなったから何かのみまちがいだと思ったけど。そして今日になってはっきりと見えるようになった。
「大社によるとあれは結界の外に出来たもので今は警戒する必要はないと言われてますが、これは仮定なので実際に勇者たちが見に行かなければいけません」
確かにひなたの言った通り、あの空島に実際に行かずに決めつけるのはおかしいからな、ちゃんと自分たち勇者が見に行かなければならない。だがあの空島に行くのはかなりの危険性があると自分は思う。きっと奴が、ツクヨミが関係しているに違いない。
「何か質問はありますか?」
そんなことを考えていると質問の時間に移っていた。
「はい」
「球子さん、どうぞ」
タマが席をたち口を開く。
「空島に行くのは分かったんだが、そこに行く移動手段はあるのか?」
「現時点では球子さんの精霊、輪入道で向かおうと考えています」
確かに今現時点であそこまで行くにはタマの切り札を使うしかない、だが問題がある。
「はい」
「杏さん、どうぞ」
タマは座り次は杏が立ち上がる。
「タマっち先輩の切り札で行くのは分かります、でも見た限りあの空島は相当高くあります、その分代償も軽くはないと思います」
そう、代償だ。遠くから見てもあの空島は高い所にあると分かってしまうぐらい高い、だから空島に行こうとすれば相当な負荷がくる、でもそこは自分が代わりに受ければいいんだがみんなから反対されそうなんだよな、はぁ、一体どうすれば『徹くん、ちょっといいかな』……は?
突然脳内に聞こえたため少し驚いたが、みんなにばれていないため、平然とした顔をし、自分の脳内から話しかける人に交信した。
『その声、白犬か?』
『そうだよ、一昨日ぶりだね徹くん』
その声の主は自分を助けてくれたアマテラスだった。
『こんなことも出来たのか』
『言ったじゃん、これから徹くんのサポートするって、それよりも徹くん、ここにいるみんなに言ってほしいことがあるんだけどいいかな?とても重要なことなんだけど』
『重要なこと?分かった。みんなに伝えるから教えてくれ』
『うん、重要なことってのは徹くんたちが向かおうとしている空島のことなんだけどーーー』
「分かりました。まだ時間もありますので大社のほうに他の移動手段がないか聞いておきます」
「ありがとうございます、ひなたさん」
杏はひなたに礼をし、席に座った。
「他に質問はありますか?」
………誰も挙手しないからそろそろまとめに移ったほうがいいかな。
私は、正直に言うと若葉ちゃんたちをあの空島には行かせたくはなかった。昨日うっすらと見えた空島からとてつもない力を遠くからでも感じ、そして今日になって一層強く感じていた。行かせたくはない、行けば絶対に無事ではすまないと思う。例え無事でも、徹先輩だけがみんなの前から本当に消えるかもしれない、そんなことはさせない私が何とかしないと、でも一体どうすれば……
「ひなた、ちょっといいか」
「どうしました、徹さん?」
徹は席をたち、なにか最悪なことを知ってしまったような表情をし、そして口を開く。
「みんな聞いてくれ。明日、空島に向かうぞ」
………えっ?
徹の発言にここにいる全員が呆然とした。
「なっ、どういうことだ徹!?」
先に我に返った若葉が徹に聞いた。
「あの空島が完成する前に早く阻止しないと、世界の終末が起こるぞ」
徹は冷静な口調で言った。
次回、最終決戦前夜の出来事でも書こうかなと思ってます。
終わりまで残り話数は少ない、頑張って書いていきます!
感想お待ちしております