神のヒーローアカデミア   作:鮫田鎮元斎

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ちょいと短いですが保須市編終了。


神のヒーローアカデミア6 『最高神:降臨』

 

 

\パッカーン!! ムーテーキー!!!!/

 

 

 

 

 

 

 

 ガシャットから,星のような輝きが放出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\ララララー! ンラララララーラーラー! ランラーラララララーラ!!/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前が歌うのか」

 

 轟は突っ込んでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\絶対・フメツ! 壇 クーロートー……神だァ/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゴッドマキシマムの巨体から,スリムな姿に。

 

 全身に星を纏っているかのような神々しさだ。

 

 

「“ム? ヤルカァ!”」

 

 

 ステインの刃はゲンムには届かない。

 

 いとも簡単にすり抜けカウンターの一撃をお見舞いされる。

 

 

 

 

「ハイパームテキは,ありとあらゆる攻撃が効かない,主人公最強の無双ゲームゥ!」

 

 

 

 そう,まさに無敵。

 

 マ○オで言うなら常時スター状態なのと同義である。

 

 これこそが最高神の絶対的な力。

 

 

「お前のような1ゲームキャラが,神である私に触れることなんて――――できるはずがないのさァ! ハーッハッハッハァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

\ガッシューン……/

 

 

 

 

 

 

 

 

 独りでに,変身が解けた。

 

 

 

 

 

 

 ぽかんとしているクロトに,ステインの刃が到達する。

 

 

「ゥッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\ゲーム・オーバー/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「10秒しか持たないのか」

「ちょ冷静に言ってる場合じゃないよ轟くん!?」

 

 

 すぐさま神が復活する。

 

 

「くっ……残りライフ83……さすがは私の作ったキャラクターだ。一筋縄ではいかないか」

「いやお前が能力解説してたせいだろ」

 

 冷静な指摘が入る。

 

「まぁいい。そのガシャットは回収する」

 

 

 二の太刀を躱し,体に刺さっていたガシャットを引き抜いた。

 

 その直後,凍結でステインの体が氷漬けになる。

 

「貴様の手駒はもういない……サァ諦めろ」

 

 

 

 クロトは影の背後にショートワープし,退路を塞ぐ。

 

 反対側には緑谷と轟。

 

 

「……心が滾るぜ」

 

 

 氷結攻撃が仕掛けられる。

 

 

 

 

 

 

 

 その瞬間だった

 

 

 突如,影のいた場所にクロトが出現する。

 

 氷漬けにされ,クロトの体力が尽きる。

 

 その後,氷塊が爆ぜ,弾丸のように欠片が飛んでいく。

 

 

 反応できたのは緑谷。振り向いた刹那,みぞおちに炎を纏った拳がクリティカルヒットする。

 

「ぅんむ……!?」

 

 轟は本能的に左の炎を全開で放出するも,一瞬の真空で鎮火され,左ほおを殴られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\ゲーム・オーバー/

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいな,お前ら。また遊ぼうぜ♪」

 

 

 

 

 勝負は一瞬でついた。

 

 完膚なきまでの敗北だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――

――

 

※以下『』は英語で会話してます。

 

 

 

 

『――ジョニー社長,これはどういうことですか?』

『オーMr.マサムネ! どういう意味だい』

『とぼけないでください。我が社のメインサーバーにハッキングしたでしょう?』

『Oh! それは“パラドクス”がやったことだ。私とは無関係さ!』

 

 マキナビジョン。

 

 それは外資系ゲーム会社であり,ゲンムコーポレーションのライバル企業でもある。

 

 つい最近,ゲームの共同開発の企画が持ち上がっており,比較的関係は良好であった。

 

『パラドクス……?』

『うちのテストプレーヤーの一人さ! 優秀なのだが,どうにも考えていることが分からな――』

「とぼけるなッ!」

『なに?』

 

 

 日本語で怒鳴りつけたため,内容が理解されなかった。

 

『失礼……だが,これ以上我が社の機密情報を奪われるようなら,こちらにも考えがあります』

『Oh! わかった。彼にはきつく言っておくよ』

 

 

 壇 マサムネは電話を切ると,社内サーバーの最重要機密にアクセスする。

 

 

 

 

「これだけは渡すものか……我が息子の最高傑作にして,我が社の切り札」

 

 

 

 

“仮面ライダークロニクル”

 

 

 

 

 

「期待しているぞ……クロト」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――

――

 

 

「――運命ってのは,パズルだ」

 

 

 一つのガシャットに,二つのゲーム。

 

 

「全てのピースは,意味を持ってつながる」

 

 

 

 表面はパズルゲーム。

 

 

 

「さぁ! ゲームの始まりだ」

 

 

 

 

 裏面は格闘ゲーム。

 

 

 

 

 

 二つの矛盾するゲームが一つに搭載されている。

 

 あたかも,彼自身の性質を示すように。

 

 

 

 女性のように線が細く,だが男性のように筋肉質。

 

 中性的な顔に,腰まで伸びる長い髪の毛。

 

 すべてが矛盾している。

 

 

「さいっこうにスリリングで,エキサイティングなゲームの始まりだッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 パラドクス。

 

 個性:???

 

 すべてが謎に包まれている。





面白かったら評価おなしゃす。

続く……?

たぶん次回,峰田君が動きますよ。ろくでもない理由で。
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