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「運命ってのは,パズルゲームみたいだよね」
パラドクスは,演習場のモニタールームの前に陣取る。能力でモニター映像を改ざんしつつ。
「お前らなんかより,俺の方がスマートに平和を作れるぜ♪」
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「あっけない最期だったなァ……」
ヴィラン,ライトは二人のライダーになすすべなくやられた。
「結局,お前も個性頼みの一人だったってことだな……自分等の仲間を傷つけたこと,しっかり反省してもらおうか――っておい神。どうやったら戻れるんだ?」
バイク形態となったレーザーはもうゲーマドライバーをいじれない。
つまり自らの意志で人間の姿に戻れないのだ。
「私に質問するな……さて,どう始末してやろうか」
「……タダで済むと思うなよ。俺の相棒がお前を」
\ガシャコン・スパロー/
「私のライフ一つ分――自分の命でしはらヴッ!?」
\ゲーム・オーバー/
乱入者が現れる。
「無様だな――ライト♪」
パラドクスがゲンムを一撃でゲームオーバーにした。
すぐさまレーザーの傍でクロトが復活し,彼を人間の姿に戻す。
「残りライフ78……これで二度目だ」
「ようやく人の姿に戻れた――なんだあいつは」
「私の敵だ」
斃されたライトを助けると見せ――彼に強烈な腹パンを喰らわせる。
「ぐふっ……」
「ははっ♪ なに期待してんだ?」
と,パラドクスが取り出したのは――ガシャットと,それを運用するガシャコンヴァグバイザー。
「敗者には敗者にふさわしい“エンディング”ってのがあるだろ♪」
\ガシャット……/
ガシャットに内包されていたバグスターウイルスがライトに向けて散布される。
高濃度に圧縮されたウイルスが彼の体を急速に蝕む。
「うっ……あああッ!?」
「お疲れさん……間抜けなヴィラン♪」
助けに動いたキリヤに向けウイルスが撒かれる。
咄嗟に踏みとどまり一歩下がる。
「や,やだッ! 死にたくねぇえよ……っ!」
バグスターウイルス感染症の末期症状は,体の消滅。そして消えるように死んでしまうのだ。
「助けてくれよっ! ヒーローなんだろッ!? 俺の事――助けてくれよっ!!」
「無駄だ……その段階まで症状が進めば,もはや助からないさ」
ゲンムコーポレーションは,衛生省と共同でウイルスの研究を進めていた。
クロトは憐れむような,笑うような視線を向ける。
「やだ……っ! 俺は――こんなところで,死にたくねぇよ…………ッ」
映像が途切れるように,ライトの姿が消滅した。
「じゃ,また遊ぼうぜ――!?」
ショートワープでパラドクスの逃走を阻止するクロト。
ガシャットのみならず,一般公開すらしていないバグバイザーまで入手していた。
もはや何事もなく帰すわけにはいかない。
「君の素性,能力――そしてどうやって我が社の最高機密を入手したのか,話してもらおうか」
「いいぜ……丁度物足りなかったんだ――遊ぼうぜ」
\PERFECT PUZZLE/
ゲームエリアが展開され,ライダーを強化するエナジーアイテムがばらまかれる。
「なにっ!?」
未知のガシャット。
クロトが作ってすらいないアイテムがパラドクスによって使用される。
\What's the next stage? What's the next stage?/
「変身」
\DUAL UP!! ……Get the glory in the chain! PERFECT PUZZLE/
パーフェクトパズルのマスコットキャラクター(微妙に可愛くない)の姿を模したライダーに変身した。
「仮面ライダーパラドクス,レベル50」
「なんだそのガシャットは――グレードX,変身!」
\バグル・アップ! デンジャラス・ゾンビィ……WooOOOooooOO!!/
「さあ……遊ぼうぜ!!」
「不正なガシャットは――削除するッ!」
白い死神,青い敵キャラ。
二人のゲームが,今始まる。
続きが閃かなかったのでこの辺で未完にしておきます。
何か思いついたら続きを書きます。