神のヒーローアカデミア   作:鮫田鎮元斎

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CCCコラボやっと終わったー!

キアラさん強すぎ! 当カルデアの最強幼女ジャックちゃんの女性特攻が無ければ負けていたぜ!

その後は、うん。余裕過ぎた。


神のヒーローアカデミア22

――――

――

 

「おら死ねっ!」

 

 爆豪の個性が発動せず、相手の体を叩くだけにとどまった。

 

「っ!? 氷結が」

「くそっみんな個性が使えなくなってんのか!?」

 

 USJにたどり着く寸前、大きな足止めを喰らう。戦える個性の者が残り、半数はクロトを逃がすことに専念した。

 

「うん、みんないい個性を持っている……私の前では意味がないがね」

 

 その男の名は陽向 キョウタロウ。衛生省のトップである。

 

「相澤先生みたいな個性が他にもあったのか」

 

 どうやら異形型の個性も無効にされるようで、各々の個性が発動できなくなっている。

 

「残念だが私の個性はそのような物ではないんだがね……君たちには壇 クロトを差し出してもらわなくてはならないんだ」

 

 陽向が懐から取り出したのはバグヴァイザー、その色違いだった。

 

「大人しく差し出せば見逃してあげよう」

「ざっけんじゃねえよっ!」

 

 血気盛んな爆豪は喧嘩殺法で飛びかかるも、いとも簡単に避けられた。

 

「やはり君たちは卵だ。個性の伸びはあったとしても、身体的な身のこなしはまだまだだね」

 

 \ガッチョーン……/

 

 あらかじめ装着されていたバックルにそれがセットされる。

 

「お仕置きの時間だ」

 

\カメンライダー・クロニクル……/

 

 彼の手から緑色のガシャットが手放される。その直後にベルトのAボタンをクリックする。

 

 それが時計回りに滞空したのちにスロットに収まる。

 

\ガシャット……/

 

「変・身」

 

\バグルアップ……!/

 

 背後に時計のようなオブジェクトが出現し、それが左右に割れる。

 

\天を掴めライダー! 刻めクロニクル! 今こそ時は、キワマレリィィィッ!!/

 

 雷鳴と共に変身が完了した。

 

 メタルグリーン、全身にとげのような意匠のある戦士、仮面ライダークロノスの姿だった。

 

「あいつも変身できるのか……!」

 

 轟は力んだ瞬間に個性が発動できることに気付いた。

 

「その姿じゃ個性封じできねえみたいだな!」

 

 切島は硬化した両こぶしを打ち合わせる。

 

「ははは、元気があっていいことだ」

 

 氷結、電撃、近接、爆破、SF映画を思わせる派手なエフェクトが出現する。

 

 すぐさまクロノスはABボタンを同時押しする。

 

\ポーズ……/

 

「止まれ!」

 

 その瞬間、すべてが制止した。空を動く雲、優雅に飛んでいた鳥、そして時計の針――時間そのものが止まってしまった。

 

 空中で止まったままの爆豪や切島を押しのけた。水中を動くように平行移動する。

 

「治療の時間と行こうか」

 

\ガッチョーン…キメワザ/

 

 バックルが武器に変化し、銃口が光る。

 

\クリティカル・ジャッジメント……!!/

 

 もれなく全員に被弾し、一瞬だけ動くも再び固まった。

 

\リ・スタート……/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「……はぁっはぁっ!」

「ってなんかノリで逃げてきたけど何が起こってるの!?」

 

 入院した時のままの服装であったため、耳郎は人の目を引いていた。

 

「あいつら、私の個性を狙ってるの。バグスターウイルスを生み出す、私の個性を」

「まさか――病気の根絶をするため?」

「それだけじゃないの……バグスターウイルスは個性をコピーできる」

 

 裏路地に隠れ込み、追っ手の存在を確認する。

 

 誰もいないようなので胸をなでおろす。

 

「感染した宿主の命と引き換えに進化するウイルスを生み出す、それが私の個性なの」

「もしかして、ウチがゲーム病になったのって」

 

 エミはうなずいた。

 

「ごめん……私と遊んだせいで…………初めてクロトが友達を連れてきたからっ……遊びたく、なって」

「いいよ。だって、助けてくれたじゃん」

 

 今にも泣きそうだったエミを耳郎は抱きしめる。

 

「ありがとう、一緒に遊んでくれて」

「……うん、私も、楽しかった、から」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\ステージ・セレクト/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突如として周囲の景色が切り替わる。

 

 どこかの採石場のようだった。

 

「――よぉバグスター」

 

 ここに呼び寄せたのはスナイプ――放矢 タイガだ。

 

「てめえをぶっ潰せば、全部終わるんだ――大人しくしな」

「嫌だッ!」

 

 エミもドライバーを装着しガシャットを起動させた。

 

 

\マイティアクション・エーックス!!/

 

「あと少しなの……! あと少しで、クロトがっ!」

「知ったことか。早くガシャットを寄越せ」

「――変身!」

 

 スナイプの降伏勧告を跳ね除け、変身する。

 

\ガッシャット! ガッチャーン! レベルアーップ!! (中略)マイティマイティアクション・X!!/

 

「チッ……ミッション開始」

「ノーコンティニューでクリアしてやるっ!」

 

 奇しくも二人の裏の顔は天才ゲーマー。

 

 真っ先にアイテムを取りに動く。

 

「ふん!」

 

 スナイプは的確な射撃でエグゼイドを牽制しつつ、エナジーアイテムの入ったドラム缶を壊す。

 

 一方でエグゼイドは、チョコブロックの足場を生み出しつつ高所のアイテムを狙いに行く。

 

\分身/

 

\伸縮化/

 

 ドラム缶から分身、チョコブロックから伸縮化のエナジーアイテムが出現する。

 

 スナイプは迷わず取得し、三人に数を増やす。

 

「はっ!」

 

 弾幕が増えたせいか、エグゼイドはアイテムに近づけないでいる。

 

「俺はここで負けるわけにはいかねえんだよッ!」

 

 スナイプは新たに出現したアイテムを付近のチョコブロックに使用する。

 

「!?」

 

 足場にしようとしていたエグゼイドは完全に体勢を崩され、空中で身動きが取れなくなってしまっている。

 

\バンバン・クリティカルフィニッシュ!!!! ズ・キューン!!/

 

 必殺技の発動と同時にライフルモードに変更、確実に狙撃しようとする。

 

「バン!」

 

 

 

 弾丸が命中するかに思われた。

 

\挑発! 鋼鉄化!/

 

 それは大きく方向を逸らし、第三者の方向へ向かっていく。

 

「ははっ! 乱入はゲームでのお約束だろ?」

 

 青いライダー、パラドクスが攻撃を妨害していた。

 

「な、なんだてめえは!?」

「俺はパラドクス、レベルは50だ」

 

 乱入者の攻撃でスナイプは変身を強制解除させられてしまった。

 

\ガッシューン……/

 

 そしてプレーヤーでなくなったためタイガはゲーム空間を強制離脱させられてしまった。

 

 残されたパラドクスは残されたゲーマドライバーを手に取ると変身を解除する。

 

「ようやく二人きりだな……エミ」

「生きてたんだ……エム」

 

 同じくエグゼイドも変身を解除する。二人の姿は鏡写しの様にそっくりだった。

 

「退屈してんだろ? 俺と遊ぼうぜ!」

 

 パラドクス――エムは銀色のブランクガシャットを放り投げる。

 

「エム……私はまだあんたの事、許してないから!」

 

 エミはそれをベルトに挿入してレバーを開く。彼女の瞳が赤く輝く。

 

 ガシャットに膨大な量の情報が書き込まれていく。

 

\ガッシューン……/

 

 そしてブランクガシャットにゲームデータが上書きされる。マキシマムマイティX――不死身のゾンビを斃すためにマイティがロボットに乗って戦うゲームである。

 

「ああ……心が躍るなぁ!」

 

 それに応えるようにエムもゲーマドライバーを装着し、ガシャットギアを挿入した。

 

\デュアル・ガッシャット! ――The strongest fist――What's the next stage?――/

 

 二つの待機音が交互に響く。

 

\マキシマム・ガッシャット! ガッチャーン! レベルマーックス!!!! 最大級のパワフルボディ! ダリラガン! ダゴスバーン!/

 

 エミも同じようにガシャットを挿入しレバーを開く。

 

 

「「マックス大変身!!」」

 

 二人の声がシンクロする。

 

\ガッチャーン! マザルアップ!! ――悪の拳(強さ!) 闇のパズル(連鎖!) 悪しき闇の王座! パーフェクトノックアーウト!!/

 

\マキシームパワー・エーックス!!!!/

 

「コンティニューなんて、もうさせない!」

「いいぜ、何度リセットしたってクリアするさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――

 

 

 

 

 

「――ぐっ」

 

 衛生省のエージェントによって耳郎は捕らわれる寸前だった。個性を使っての抵抗も多勢に無勢、という状況だった。

 

「エミに手出しは――」

「黙れ」

「っ!?」

 

 威嚇しようとするも手を捻られる。

 

 絶体絶命の状況だったが、そこに予期せぬ救世主が現れる。

 

 強面で革ジャンを着ていた。濃いひげが特徴的で、誰かからヒゲとあだ名をつけられていそうだった。

 

「ぐおっ!?」

 

 エージェントは思い切り殴り飛ばされて尻餅をつく。

 

「こ、公務執行妨害だ!」

 

\Enter the game! Riding the end!!/

 

 強硬手段に出られたためエージェントはガシャットを使って変身する。

 

「あ、あなたは……?」

「……」

 

 男は無言のまま革ジャンを半分はだけさせる。その下に着ていたTシャツには“任せろ”と大きく書かれていた。正直ダサかった。

 

 してやったという顔で男は懐から紫色のボトルを取り出し栓をしめる。

 

\……デンジャー/

 

 続けて青のドライバーを腰に装着する。サイドにはレンチのようなパーツが付いていた。

 

\クロコダイル!/

 

 ボトルをベルトに挿入すると不気味で危険そうな待機音が響きだす。

 

「……変身」

 

 男はベルトのレンチを下した。

 

\割れる!! 喰われる!! 砕け散るッ!!!!/

 

 ビーカーのような容器で薬品付けにされるも、直後にそれを両脇からワニの顎を模したパーツが砕く。

 

\クロコダイル・イン・ローグ!! オォォラァァァッッ!!!!/

 

 薬品が吹き飛ぶと、紫と黒を基調としたアーマーが形成され、仮面をワニの顎が砕くことで完成する。

 

 全体的にカッコいい見た目だったが、後頭部にはワレモノ注意のシールがあった。

 

「……ダサ」

 

 悪気は無かったがつい耳郎は呟いてしまった。

 

 

 

 

「――――大義の為の、犠牲となれ」

 

 謎の戦士は冷酷に告げるのだった。




物語は佳境に入ってきましたがここでお知らせです。

次回から作者の気分により映画編――“二人の天才”をお送りします。ごめんあそばせ。
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