神のヒーローアカデミア   作:鮫田鎮元斎

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前回の投稿でお気に入り登録がごっそりと減り申した。

丁度一周年なのでゴルフネタの話を投稿しようと思ったけど界隈の人に怒られそうなのでやめた。あらすじはあとがきに書こうかな。


アナザーエンディング7

――――

――

 

 

\カメンライダー・ジオウ!!/

 

 

 変身した老人は機械人形に相対する。

 

「さて、始めるとするか」

 

 そして“ケン”と書かれた剣を取り出し構えた瞬間、傍らの不審者が宣言した。

 

「――ひれ伏せ! このお方こそ、全てのヒーローを凌駕し、時空を超え過去と未来を」

「よい。聞き飽きた……」

 

 毎度このくだりをやっているらしく、老人は途中で口上を止めさせた。

 

「……では、存分に戦われよ」

 

 不審者が下がると、機械人形の姿が変化する。

 

 雄英体育祭で見た壇 クロトの変身姿を禍々しくしたようになる。

 

『貴様は排除するッ!』

 

 変化した機械人形――アナザーゲンムは剣に似た武器で斬りかかる。

 

 それを的確に捉え、老人は躱しつつ反撃する。時間を止める力を一切使わず、己の技量のみで勝負に出る。

 

 それはまるで達人のような動きであった。

 

「んぐっ!?」

 

 が、年のせいか避けきれずに手痛い一撃を喰らってしまう。

 

「……そうか、この力は――この程度であったか」

 

 驚くというより、むしろ彼は懐かしむように呟いた。

 

 そして腕に着けた時計アイテム――ライドウォッチを取り外し、起動させた。

 

\GENM/

 

 それを反対のスロットに挿入してロックを外す。

 

 アナザーゲンムの攻撃を紙一重で躱し、それを利用してベルトを回転させた。

 

\RIDER-TIME/

 

 目の前にゲンムのような装甲が出現する。

 

 それが即座に分解され装着せれていく。

 

\カメンライダー・ジオウ!! ARMOR-TIME!! レベルアップ! ゲンム/

 

 そして仮面の文字が上書きされ“ゲンム”になる。

 

 まるで相手がゲンムに似ていることの意趣返しのようであった。

 

「フフ……ゲンムにはゲンム、粋な計らいであろう?」

 

 だがそんなことはお構いなしにアナザーゲンムが攻撃を仕掛ける。

 

 しかし技量差はかなりあるようで、同じ力を持っていれば有利なのがどちらか明白であった。

 

「そろそろ仕舞にするとしよう」

 

\FINISH-TIME/

 

 高く飛び上がり、構える。

 

\ゲンム! クリティカル・タイムブレイク!!/

 

 そして蹴りがアナザーゲンムに命中した。

 

『くそっ! なに、を……』

 

 大爆発が起きると同時に空間が砕け散った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 真っ白な空間。

 

 そこで老人とソウゴは対峙していた。

 

「ふん……勘付かれたか」

「あんた、ヒーローなのか? それとも」

「私は王だ。生まれながらのな」

 

 確かに王のような貫禄がある、ソウゴはそう感じた。

 

「俺も、あんたみたいな王になれるかな?」

「それは私のあずかり知らぬことだ」

「はは……そりゃそうか」

 

 二人の姿が消えていく。

 

 老人はソウゴの方に向き直ると、柔和な表情になった。

 

「最後に言っておくことがある」

「何?」

「……あまり、叔父さんを困らせるなよ」

「え……」

 

 なぜこの老人は自分に叔父がいることを知っているのだろうか? というよりもなぜ叔父と住んでいることを知っているのだ?

 

 ソウゴが戸惑っているうちに二人の姿が消えていく。

 

「さらばだ――()()()()()よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――

 

 

 

 ソウゴと同じような境遇の患者が一つの病室に集められていた。

 

 彼の叔父、ジュンイチロウはそのお見舞いに来ていた。

 

「ごめんね、、ソウゴくん。おじさん、時計は治せるけど病気は治せないんだよねぇ……」

 

 隣に座り、トートバックからおにぎりの入ったタッパーを取り出す。

 

「代わりにおにぎり作ってきたから、目が覚めたら食べて――」

「――っ待って!」

 

 それを脇の台に置こうとしたところでソウゴが目を覚ました。

 

「っそ、ソウゴくん!? よかったぁ目が覚めたんだね」

「あ、あれ……?」

 

 寝ぼけているのか辺りを見回し、状況を理解したようだ。

 

「あ、お腹空いてない? おにぎりも――あ、おかず作るの忘れたなぁ」

「え、うん――ごめん後で!」

 

 そして慌てて靴を履くと外へ飛び出そうとする。

 

「ちょソウゴくん体は大丈夫なの!? 一体どこへ」

「うん、会いに行かなきゃいけない人がいるんだ!」

 

 病室を飛び出しかけ、慌てて戻っておにぎりを一つとる。

 

「いってきます!」

「……行ってらっしゃい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――

 

 

 

――――???

 

 

 

「――おい、起きろ!」

「へぶっ!?」

 

 緑谷は頬を叩かれて目を覚ます。

 

 どうやら()()()()()()眠っていたようだ。いつものオールマイトグッズが目に入って一安心する。

 

「もう……今日は休みなんだから寝かせ」

「阿呆! お前は合宿に出ていたところだろう!?」

「げふっ!」

 

 オールマイトフィギュア(1/8スケール)が出久の腹に命中した。

 

「な、なんで――」

 

 意識を覚醒させ、目を開けると見知らぬ女性がいた。

 

「ってあなた誰ですか!?」

「もう忘れたか。しばらく一緒にいた仲だというのに」

 

 緑色の瞳、黒髪のショートボブ、顔立ちはどこか外国人のようにも見える。

 

「……?」

 

 緑谷が首をかしげていると、女性はため息をつきながら名乗る。

 

「はぁ……ベルナージュ、と言えばわかるか?」

「え、ええっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――

 

 

 

「ジョニー・マキシマめ……厄介なことをしてくれたナァ」

 

 クロトは王のような派手な格好でふんぞり返っていた。

 

「合宿で完成させた“あのガシャット”さえあればッァ……だが私をこの程度で――抑えられると思うヌァッ!」

 

 神は静かに、力を蓄える。

 

 来る戦いに備え。

 

 

 

 





・没ネタ~ゴルフバグスター~

 クロトが新開発した“エキサイトゴルフ”のガシャットを瀬呂が(勝手に)使用してしまいゴルフバグスターに変身してしまう! ゴルフバグスターは特撮番組の撮影現場に現れては荒らして放送を中止させてしまう――



……みたいな話にする予定だった。マジでゴルフ許せん。早くグランドジオウのご活躍を拝見したいというのに。
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