雷が落ちた場所に肥後の守を見つける。拾い上げる。黒く焦げ付いてはいるが大して痛んでは無さそうだ。
線路の柵の向こう側の人影が目に入る。ただここは線路の橋の部分なのだが。
2発の光線が放たれる
背後で大爆発が起こる
ー鈴!
「大丈夫、無事じゃないけど生きてる。」
いつの間にか目の前に鈴がいる。「あ、肥後じゃんありがと」とか言って肥後の守を受け取る。
「んであいつ誰なん?」
ー分からない。突然攻撃された。
言い終わるやいなや鈴が飛び出した。瞬時に間合いを詰める。武器を弾く。いや、切ったのか?おお、押し倒し
「ちょっとごめんね?君あのチビッ子の仲間だよね。うちの殺すの止めて貰える?」
首もとがひやりとする。日本刀の様な刀を首に当てられている。
「僕達に敵意はないから。と言うかむしろ味方だから。」
足が震える。声も出せない。
鈴がこちらに気づく
「うーん、無理そうか。こーゆー非生産的行為は今一番避けたいんだけどねえ。」
刀を首もとからどける。そのまま刀を振るう。赤い斬撃が鈴を襲う。横に跳んで避け、そのまま向かってくる。
力が抜けて崩れ落ちる
地面に手を付く
ふりをする
石を全速力で飛ばし、至近距離で手を狙う。刀を弾き飛ばす。素早く刀を拾い、向ける。
鈴が到着し、状況を一瞥する。刀の男を後ろ手にして、黒い紐か何かで手を結ぶ。
「ありがとう。仕事が減った。」
刀の男を担ぎ上げると、そのまま向こうの男の方に歩いていった。
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「そんな事しなくても自分で歩くよ?」
とか何とか言っているが無視して運ぶ。とは言ってもせいぜい数十メートルの距離なのだが。
奴の横に置き、自分も屈む。奴等を正面に見据える。
ーお前らの正体、目的、能力を簡潔に言え。
「名前は要らないよね?僕達は唯のゲーム好き。能力は色々出来る剣とハンドガンだよ。ゲーセンのSGWでいつも使ってるキャラの能力だよ。」
レンを見る。溜め息をつく。
「最近人気のゲームだよ。刀と鉄砲で戦争するの。スマホ持ってなくたってそれぐらい知っておいた方が良いよ。」
ーあぁあれね。分かった分かった。で?
「で、人間がモンスターに襲われてたからモンスター狩りしてたの。」
ーさっきも言ったが出会い頭に光線ぶっぱなされてどう信頼しろと?
「そいつは簡単だよ。」
初めてハンドガンが口を開いた。おもむろに手を前に突き出した。手にはサバイバルナイフが握られている。
数歩分後ろに下がり、雷撃を打ち込む。しかし奴の周りの透明な何かに阻まれ当たらない。そして
自分に同じ雷撃が降り注いで来た