戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサ   作:ルオン

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一海「なぁ作者?」

ルオン「なに?どうかしたカズミン?」

一海「お前、こういったコーナーやめたんじゃねぇの?」

ルオン「いやね?ビルドで本編始まる前にやるあらすじが面白くてやってみようと思ってさ。安心して、もう無理とかなったらやめるから。ほら、はじめてはじめて」

一海「わーったよ。ンン……火星の文明を破壊した最悪の存在エボルトと戦って死んだ俺、紅 一海」

ルオン「その一海の正体はなんと転生者‼グリスとなる前はキバの世界でイクサとして戦いながら、ドルオタとなり女性のけつを追っかけていた‼」

一海「女のけつなんて追っかけてねぇよ‼ナンパしてただけだ‼」

ルオン「ドルオタなのは否定しないのね?てか、ナンパも同じじゃね?」

一海「うるせぇ‼とにかくはじめっぞ‼」

ルオン「分かったよ。せーの」

一海&ルオン「さてさてどうなる第1話‼」


Symfony1:ドルオタな団長と黄金の戦士

とあるライブ会場

 

ここで今、ある計画と同時進行で、奏と翼の【ツヴァイウィング】のライブ準備をしていた。

 

「スゥ………ハァ~…………」

 

「緊張してるのか翼?」

 

「奏…………」

 

ライブステージの裏で、緊張を解すため、深呼吸するツ翼。

その翼に奏が声をかける。

今回のライブは、観客に歌を聞かせるのと同時に、装者の2人が歌うことで発生する【フォニックゲイン】で、新たに発見された完全聖遺物【ネフシュタンの鎧】を覚醒させるためである。

そのためというのもあるが、人の前で歌うのに、翼は緊張していた。

 

「奏は、緊張しないの?」

 

「するさ。でも、それ以上に、こんなおっきなステージで歌える嬉しさが大きくて、緊張なんて吹っ飛んだよ‼」

 

「そっか♪」

 

「それに今日は、“あいつ”も見に来るんだ。緊張して、失敗なんてできないよ‼」

 

「そ、そうよね//////」

 

「だから翼、あいつにいいとこ見せるためにも、楽しくやろうぜ♪」

 

「……うん‼私も、“彼”に誇ってもらえるよう、頑張るわ‼」

 

「いい顔だな、2人とも‼」

 

「伯父様……⁉」

 

「ダンナ」

 

奏と翼が話している所へ、翼の伯父である弦十郎がやって来た。

 

「2人とも、今日は頼んだぞ‼」

 

「任せておきなダンナ‼あたしらの歌で、会場を盛り上げてやるよ‼」

 

「そして、私たちのフォニックゲインで、ネフシュタンの鎧を覚醒させてみせます」

 

「期待してるぞ2人とも‼それとコレ、“アイツ”から差し入れだ」

 

そう言った弦十郎は、2人にペットボトルを渡した。

 

「アイツが作った野菜ジュースだ」

 

「ありがとうダンナ‼んく…………んく……ぷはぁ‼やっぱりアイツの作る野菜ジュースは美味いな‼」

 

「んく……んく…………うん、美味しい」

 

「では2人とも、頑張ってくれよ」

 

そう言った弦十郎は、その場を後にし、奏と翼は、ライブの準備に取りかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ツヴァイウイングのライブ会場の前では、ちょっとした騒ぎが起きていた。

 

「おい見ろよ。ツヴァイウイング親衛隊の一海さんだぜ?」

 

「相変わらず、大人数を従えてるな」

 

騒ぎの原因は、この世界に転生してから、農業をしながら喫茶店を経営し、ツヴァイウイング親衛隊の団長を勤めている法被を着た一海が、20人以上の男女を従えてやって来た。

 

「全員整列‼」

 

『オッス‼』

 

「ライト班‼ペンライトの準備は!?」

 

「既に会場スタッフと交渉し、準備してあります‼」

 

「飲料班‼」

 

「此方も1人3本目安で準備してあります‼」

 

「副団長‼梅宮竜之介‼参加できなかったメンバーは!?」

 

「へい‼三丁目の赤坂は受験、八百屋の野原さんはギックリ腰、クリーニング屋の相川さんは、ついに手にした彼氏とハワイへデートです‼そして、我らが天使、未来さんがきておりやせん‼」

 

「なに!?もう1人の天使、響隊員、何か聞いてないか!?」

 

「ハッ‼先程連絡がありまして、親戚の叔母さんが怪我をしたらしく、そのお見舞いに行かないとならなくなったようです‼」

 

『な、なんだって~!?』

 

親衛隊の1人、立花響の返答を聞いた一海と親衛隊全員は、盛大に驚いた。

 

「そうか…………なら‼俺たちがやる事は1つ‼未来ちゃん達の分まで楽しみ、応援し、お土産を買っていくことだ‼いいかお前ら‼全力でやるぞ‼

 

『はいっ‼』

 

一海は親衛隊を連れて列に並び、会場内へと入っていく。

会場内に入った一海たちは、ツヴァイウイングが出てくるのを静かに待つ。

 

「なかなか始まりませんね一海さん?」

 

「こういうのは焦らないことが大切だ響ちゃん。焦って、ドキドキしていたら、ちゃんと楽しめないぞ」

 

「なるほど‼流石一海さん‼」

 

そう話しながら、ツヴァイウイングを待つ一海たち。

その時、会場内が暗くなり、ステージにツヴァイウイングが現れる。

それを確認した一海たちは、静かにペンライトを準備する。

 

そして歌が始まり、一海たちは歌に合わせてペンライトを振る。

 

「アハハハ♪楽しいですね一海さん♪」

 

「そうだな♪(相変わらず、いい歌だよ、奏、翼)」

 

そう言って、奏たちの歌を聞きながら、頬笑む一海。

やがて、歌が終わり、観客たちから、アンコールの声があがる。

 

「もっと盛り上がっていくぞぉおおお‼」

 

『『『『『オォオオオオオオ‼』』』』』

 

奏は観客たちのアンコールに答え、翼と共に、再び歌い始める。

だがその時

 

―ドガァアアアアアン―

 

「ッ⁉なんだ⁉」

 

突如、ステージの一部が爆発した。

そしてそれと同時に、開閉された天井から、大量のノイズが出現した。

 

「の、ノイズだぁあああああ!?」

 

ノイズを視界に捉えた観客たちは、慌て逃げ惑う。

 

「の、ノイズ⁉」

 

「団長‼」

 

「狼狽えんな‼各自、逃げ遅れた人がいないか確認しながら、出口で混雑してる人たちを避難誘導し、避難しろ‼」

 

『はい‼』

 

「響ちゃん、君は先に逃げろ‼」

 

「いいえ、私も避難誘導します‼」

 

響はそう言って避難誘導を始める。

止めようとした一海だったが、響がいち速く行ってしまったため、避難誘導を優先する。

 

「皆さん‼慌てず避難してください‼押さずに‼出口はこちらです‼落ちついて‼慌てず避難してください‼」

 

冷静に避難誘導していく一海。

避難していく人数が減ってきたその時、一海は、まだ響がノイズの近くで避難していない人を助けていた。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「あ、ありがとう」

 

響は逃げ遅れた人を助け出し、気遣いながら避難を始める。

その時一海は、響の足場が崩れそうになっているのに気づき、声をかける。

 

「響ちゃん‼早く逃げろ‼」

 

「えっ――きゃあ⁉」

 

一海の声に気づいた響であったが、足場が崩れ下へと落ちてしまう。

 

「いたた……はっ‼」

 

落ちたことで足を怪我してしまった響。その響の前にノイズが迫る。

 

「響ちゃん‼」

 

まずいと思った一海は、その場を駆け出す。

だがその時

 

「うおりゃぁああああああ‼」

 

『『『$¥*§¢℃#@⁉』』』

 

「なっ⁉」

 

ガングニールを纏った奏が、【アームドギア】と呼ばれる槍で、響の前まで来ていたノイズを撃退する。

それを見た真は、驚きを隠せなかった。

 

「奏………なのか…」

 

ノイズと必死に戦う奏。

その奏に、一海は違和感を感じた。

 

「どうしたんだあいつ?何か変だぞ」

 

「くっ‼時限式じゃここまでか‼」

 

奏は【LiNKER】の効果が切れてしまい、ガングニールが起動しなくなってしまった。

その時

 

『¥∞¢℃&#@$§』

 

「くっ⁉」

 

大型のノイズが、奏に向かって液体を放つ。

それに気づいた奏は、槍を前方で回転させて攻撃を防ぐが、槍に亀裂が入る。

そして

 

「……えっ?」

 

「しまった⁉」

 

「響ちゃん⁉」

 

槍が砕くてしまい、その破片が奏の後ろにいた響に突き刺さり、大量に出血してしまった。

ノイズの攻撃が止んだのを確認した奏と一海は、響の元に駆けつける。

 

「響ちゃん‼しっかりしろ‼」

 

「おい‼しっかりしろ‼目を開けてくれ‼生きることを、諦めるな‼」

 

響に必死に呼び掛ける一海と奏。

すると、奏たちの呼び掛けに答えたのか、響の瞳がうっすらと開く。

それを見て安心する一海と奏。

そしてその場に、もう1人のシンフォギア装者である翼が、天羽々斬を纏った状態で駆けつける。

 

「奏‼大丈夫⁉」

 

「大丈夫だよ、翼」

 

奏が無事だと分かり安心する翼。

すると奏は立上がり、ノイズがいる方へと体を向ける。

 

「いつか……体の中空っぽにして、おもいっきり歌ってみたかったんだよな」

 

「奏?」

 

「今日はこんなにも聞いてくれる奴等がいるんだ…………あたしも全力で歌うよ」

 

「奏…………まさか絶唱を⁉」

 

【絶唱】……それは装者への負荷を省みず、シンフォギアの力を限界以上に解放する歌。

だが強力な分、装者への負荷が大きく、最悪の場合体ごと消滅してしまう。

奏が絶唱を歌おうとしていることに気づいた翼は、奏に駆け寄って必死に止める。

 

「やめて奏‼今のあなたが絶唱を歌ったら死んでしまう‼」

 

「ノイズを倒せるなら、それでもやるさ…………あんた、その子を連れて早く逃げてくれ」

 

「………………死ぬなよ」

 

一海は響を抱き上げ、出口に向かって走り出す。

すると、出口付近に、親衛隊副団長の竜之介がいた。

 

「竜!?お前、なんでここに!?」

 

「心配で待ってたんでさぁ‼ッ!?響ちゃん!?」

 

「竜‼響ちゃんを頼む‼」

 

「団長…………行くんですね?」

 

「ああ……ほっとけねぇからな」

 

「…………分かりやした。お気をつけて‼」

 

「おう‼」

 

一海は響を竜之介に預け、奏たちの元に向かう。

 

その頃翼は、必死で奏に絶唱を使わせまいと、説得していた。

 

「お願いよ奏‼考え直して‼」

 

「でもこうするしか、他に方法はないんだ‼やらせてくれ‼」

 

翼の説得を無視して絶唱を歌おうとする奏。

その時、1体のノイズが、奏に向かって襲いかかろうとしていた。

 

「ッ!?奏避けて‼」

 

「ッ!?」

 

翼に避けるように言われる奏だが、反応が遅れ、ノイズが目の前まで迫っていた。

その時

 

「オラァ‼」

 

「「えっ?」」

 

ビルドの世界にあったアイテムの1つである【フルボトル】を手に持った一海が、ノイズを殴り潰した。

 

「たく、無茶してんじゃねぇよ、奏、翼」

 

「か、一海!?」

 

「な、何故私たちだと!?」

 

「長い付きあいだからな。お前らが格好を変えても分かる」

 

「と、とにかく逃げろ一海!?」

 

「そうだ‼ノイズに殺されるぞ!?」

 

「いや、見てたよな?俺がノイズを倒すのをさ」

 

「「えっ?」」

 

言われた2人は、一海の足元を見る。

そこには、ノイズが炭素化した粉があった。

 

「う、嘘だろ!?」

 

「の、ノイズを倒した!?」

 

「まぁ、そういうこった。とにかく2人は下がってろ」

《スクラッシュドライバー》

 

一海は2人に下がるように言うと、腰にスクラッシュドライバーを装着し、ロボットスクラッシュゼリーを取り出した。

 

「そ、それはいったい!?」

 

「見てりゃ分かるよ……」

《ロボットゼリー‼》

 

「心の火…………心火を燃やしてぶっ潰す‼変身‼」

《潰れる‼流れる‼溢れ出る‼》

《ロボットイングリス‼ブラァ‼》

 

一海はレンチを下げ、仮面ライダーグリスへと変身した。

その姿を見た奏と翼は、信じられない物を見るかのような目をしていた。

 

「う、嘘…………だろ!?」

 

「一海が…………黄金の戦士!?」

 

「黄金の戦士?なんだそれ?……まぁいいか。さぁて…………お前らのせいで、楽しみにしていたライブが潰されたんだ…………覚悟しろや‼」

 

そう言った一海は、ノイズに飛びかかる。

 

「速攻‼」

 

『『『$§β∞%℃¢〒#!?』』』

 

「豪快‼」

 

『『『%§∞$¢〒β#!?』』』

 

「撃滅‼」

 

『『『$◇¥℃%〒$¢β#!?』』』

 

「誰か俺を満たしてみろよぉおおお‼」

 

『『『〒¥∞β◇¢℃%#!?』』』

 

一海は叫びながら、ノイズを倒していく。

それを見ていた奏と翼は、驚くしかなかった。

 

「ま、マジかよ…………」

 

「ノイズを……あっさりと」

 

「ふぅ…………ちと数が多いか。なら‼」

《ツインブレイカー‼》

《ビームモード》

《ツイン‼ツインフィニッシュ‼》

 

「オラァアアアアアアア‼」

 

『『『『『β$∞§〒¥℃%#!?』』』』』

 

一海はツインブレイカーを装備し、【ビームモード】にしてフルボトルの1つである【ガトリングフルボトル】と【ドラゴンフルボトル】を装填して、強力な火炎弾を連射し、小型のノイズを撃破した。

 

「な、なんだよアレ!?」

 

「なんて威力だ!?」

 

「あとは、テメェだけだな」

《スクラップフィニッシュ‼》

 

「ラァアアアアアアア‼」

 

『§¥$β¢∞℃¥%#‼』

 

一海は足にエネルギーを溜め込み、両肩に装備してある、【マシンパックショルダー】を変型させ、黒煙のようにヴァリアブルゼリーを噴射して、飛び蹴りを叩き込もうとする。

対して大型ノイズは液体を放出し、一海を妨害する。

 

「無駄だぁあああああああああ‼」

 

『β¥∞$§〒%#!?』

 

だが、ノイズの攻撃は一海に意味をなさず、一海は液体を突き退けながらノイズに飛び蹴りを叩き込んだ。

 

「ふぅ…………不完全燃焼だなこりゃ」

 

「一海」

 

「ん?」

 

一海が一人言で愚痴っていると、奏が一海に話しかける。

一海は振り返るが、奏と翼の顔を見て、首を傾げた。

何故なら、2人の顔は、完全に一海を警戒するかのような顔をしていたからだ。

 

「どうしたお前ら?俺を警戒してるのか?」

 

「それは…………「翼‼」ッ!?叔父様!?」

 

翼が返答に悩んでいると、服がボロボロになった弦十郎と、同じように服がボロボロになったツヴァイウイングのマネージャーである緒川慎次がやって来た。

 

「無事か翼!?奏!?」

 

「え、ええ…………なんとか」

 

「コイツのおかげでなんとかな」

 

「コイツ?…………ッ!?お前は!?」

 

「黄金の戦士!?」

 

グリスの姿をした一海を見た弦十郎と緒川は、持っていた銃を向ける。

 

「ちょっとダンナ!?」

 

「叔父様‼銃を下ろしてください‼緒川さんも‼彼は―――一海は敵ではない‼」

 

「なん……だと!?」

 

「一海さん!?」

 

「なんだか分からんが、とりあえず変身解くぞ」

 

そう言った一海は変身を解除した。

一海は変身を解除すると、スクラッシュドライバーを奏に渡した。

 

「えっ?」

 

「どうせ俺のこと疑ってんだろ?後で取り押さえられたりしたら面倒だから、渡しておく」

 

「わ、分かった」

 

一海にそう言われた奏は、スクラッシュドライバーを預ける。

そして一海は、弦十郎に手錠をかけられ、会場を後にした。

 

to be next symphony




次回の戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサは‼

一海「たく、こんな仕打ちありか?」

ノイズを倒した一海は、弦十郎たちに連れていかれた本部で、牢屋に監禁される

弦十郎「このドライバーやボトルについて説明してくれ」

一海のスクラッシュドライバーやフルボトルについて聞き出そうとする弦十郎

一海「お前ら…………地球ごと死ぬぞ?」

最悪な展開を阻止するために警告する一海

???「家の店長を返してもらおうか?」

???「助けにきたぞ‼我が友カズーミン‼」

一海を助け出そうと、2人の戦士が現れる。

次回、戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサ
   『監禁と説明と助けに来た蝙蝠と蠍の剣士』

ルオン「次回も是非読んでください‼」

一海「次回も心火を燃やしてぶっ潰す‼」

ルオン「君、次回戦わないと思うよ?」

一海「ウソーン」
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