戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサ   作:ルオン

6 / 13
ルオン「前回の戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサは‼」

一海「捕虜になっていた俺を助けに、仮面ライダーナイトこと秋山蓮と、仮面ライダーサソードこと神代剣が現れ、シンフォギア装者である奏と翼の2人と激突する」

蓮「そんな中、緒川の報告でノイズが現れたことを知った俺たちは、戦いをやめてノイズの元へと向かった」

剣「ノイズを倒すため、シンフォギア装者たちと協力することとなったが、天羽奏が限界時間を迎えてしまう」

奏「そんなあたしを守ってくれた一海は、新たな力、ガングニールαフォームへと変身し、ノイズを蹴散らした後、意識を失って倒れた」

一海「つーか作者、いつになったら、イクサ出すわけ?」

蓮「それと、読者の何人かから、ダークキバを出してもいいだろうと、意見があったんだが?」

一海「ネタバレに近いですが、いやこれネタバレか。イクサは近いうちに、ダークキバは出すにしてもルナアタック編後かな~と。まだ色々と悩んでます」

一海「あっそ。そんじゃ奏、翼、一緒にやんぞ?せーの‼」

一海&奏&翼「さてさてどうなる、第4話‼」


Symfony4:目覚めと協力と翼の本心

―――み―――ずみ―――かずみ―――

 

誰だ?俺を呼ぶのは?

 

―――くれ―――起きてくれ―――

 

起きる?俺は寝てたのか?

 

―――頼む―――目を覚ましてくれよ……一海―――

 

その言葉が聞こえた瞬間、俺の意識が浮上するのを感じる。

そして目を開くと、知らない天井が視界に入った。

 

「ん…………ここは?」

 

「一海‼」

 

「ぐえっ!?」

 

知らない天井を眺めていると、近くにいたのか、奏が俺のダイブというか、抱き付いてきた。

 

「いでで…………か、奏?」

 

「良かった……良かったよ一海~‼」

 

ダメだ。全然会話できる状態じゃねぇよ。

どうしたもんかと、考えていると、扉の開く音が聞こえ、そっちに顔を向けると、仲間である蓮と剣がいた。

 

「目を覚ましたか、一海」

 

「目覚めたのだな!?カズーミン‼」

 

「蓮!?剣!?ここ何処だ!?」

 

「落ちつけ。剣、お前は風鳴たちを呼んでこい」

 

「分かった‼」

 

元気よく言った剣は、何処かに向かって行った。

そして蓮が部屋へと入ってきて、俺の近くまでやって来る。

 

「とりあえず、何故お前がここにいるのか教える。お前は戦闘の後、突然意識を失い、変身が解除されたんだ。その後、二課の指令の気遣いで、二課の医務室に運び、丸一日寝ていた」

 

「丸一日!?マジかよ…………てか、二課ってなんだ?」

 

「特異災害対策機動部二課、通称二課は、聖遺物と呼ばれる物の欠片から、ノイズに対抗できるシンフォギアを生み出して、ノイズを倒す組織。それが、あたしが所属する組織だよ」

 

奏が俺から離れ、二課について説明してくれた。

すると扉が開き、剣と弦十郎のオッサン、翼と緒川さん、了子さんが部屋に入ってきた。

 

「体の調子は大丈夫か?一海くん」

 

「ああ、なんとか大丈夫だ。なんか色々と世話になったみたいで悪かったな?ありがとう」

 

「気にしないでくれ。むしろ此方がお礼を言わせてくれ。奏はもちろん、二課を守ってくれたこと、二課を代表して礼を言う。ありがとう」

 

そう言ったオッサンは、俺に頭を下げてきた。

オッサンに続いて、奏と翼、緒川さんに了子さんも頭を下げてきた。

 

「頭を上げてくれオッサン。皆も頭を上げろ。俺たちは、自分達のために戦ったんだ。礼を言われる覚えはねぇよ」

 

「そうか…………一海くん、君に………いや、君たちに話がある」

 

「話?」

 

「我々に協力してくれないか?」

 

「協力?」

 

弦十郎のオッサンが、真剣な顔をして協力を申し出てきた。

 

「秋山くんから、仮面ライダーという存在について聞いた。人類の平和と自由のために戦っていると。我々二課も、同じ目的で戦っている。同じ目的同士、協力してくれないか?」

 

「…………お前らは、いいのか?」

 

「問題ない。逆に楽になる」

 

「俺も構わない‼“奴等”もいいと言っていた‼」

 

「そうか…………分かった。協力しよう」

 

「そうか‼ありがとう‼一海くん‼」

 

オッサンは、俺に礼を言いながら、手を握ってくる

その時だった。翼が悲しそうな顔をしながら、医務室を抜けていった。

それに気づいた奏も、医務室を出ていった。

 

「オッサン、悪いんだが、外の空気を吸わせに行かせてもらえないか?」

 

「ん?分かった。緒川、案内してやってくれ」

 

「分かりました。此方です」

 

「あいよ」

 

俺はベッドから下り、掛けてあったコートを羽織って、緒川さんについていき、エレベーターに乗って上がっていく。

エレベーターが止まって、エレベーターから下りた場所は、何処かの学園だった。

 

「どっかの学校の下にあんのか?二課の本部は」

 

「はい。私立リディアン音楽院です。というより、戦ってる際に気づかなかったのですか?」

 

「いや~、通気口から抜け出したから分からなかったんだわ」

 

「そ、そうでしたか」

 

「んじゃ俺は、空気吸ってくるわ」

 

俺はそう言って、屋上に通じてるであろう階段を上っていく。

しばらく上ると、扉があり、何の躊躇もなく扉を開けた。

するとそこには、予想通り、翼と奏が星空を眺めていた。

 

「よぉ、俺も混ざっていいか?」

 

「「ッ!?一海!?」」

 

俺が声をかけたら、2人は驚いた。

俺はそんな2人を気にすることなく、2人に近づいていき、星空を眺めた。

 

「今日は星空が良く見えるな~」

 

「そ、そうだな‼」

 

「う、うむ」

 

俺の言ったことに、気まずそうに答える2人。

 

「俺が言ったことが原因で、不安な顔してんのか?」

 

「ッ!?………………気づいてたのか?」

 

「ああ」

 

「お前の言う通り、私はお前が言った、いつか私が潰れると言った真意が気になっている」

 

「真意か…………お前はノイズを倒し、人々を守るのが風鳴の勤めだと言ってたが、それだけの理由で戦ってたら、失った時、お前の心が潰れるって意味だ」

 

「戦うことを失う時?」

 

「そうだな…………例えば、お前の父親に風鳴家として戦うなと言われたら、お前はどうする?」

 

「ッ!?風鳴家として、戦うなと言われたら…………」

 

俺の言葉を聞いた翼は、激しく動揺した。

 

「お前はその時、どうする?戦わなくて良くなった世界で、お前はどうする?」

 

「私は…………どうするか」

 

呟きながら、俯く翼。

 

「俺は、いい嫁さん貰って、畑仕事しながら喫茶店をやりたい。奏は?」

 

「あたしか?あたしは、歌手を続けたい‼歌で、誰かの心を救いたい‼」

 

「そうか♪…………翼お前は、何がしたいんだ?」

 

「私は…………私は‼」

 

顔を俯かせていた翼は、何かを決めたような顔になって、顔を上げる。

 

「私も、奏と同じ歌手を続けたい‼私の歌で、世界中の人たちを笑顔にしたい‼」

 

「ほら、あったじゃねぇか。お前の戦う理由」

 

「え?」

 

「歌手を続けて、歌で世界中の人たちを笑顔をする。それがお前がノイズと戦う、一番の理由だ。立派じゃねぇか」

 

「一海………………ぐす」

 

「えっ!?」

 

俺が、翼が見つけた本当に戦う理由を誉めたら、急に翼が泣き出した。

 

「あー‼一海が翼を泣かせた~‼」

 

「つ、翼!?どうした!?何か傷つけること言ったか俺?」

 

「一海…………ふぇええええん」

 

「えぇええええええ!?」

 

本気で泣き出した翼に困り果てる俺と、面白がる奏。

しばらくして、オッサンが屋上にやって来て、俺にラリアットをぶちかまし、俺は再び意識を失った。

 

to be next symphony

 

 

 




次回の、戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサは、

奏「一海‼私たちと」

翼「で、デートしましょう‼///」

一海「な、なんだってぇええええ!?」

突然、奏と翼からデートに誘われる一海

一海「翼、あの涙の意味って」

翼「あ、あれはその…………///」

涙の意味を一海に聞かれ、恥ずかしがる翼

翼「貴様らのような存在は‼」

一海「俺らが斬り裂いてやる‼」

突如現れたノイズを倒すため、一海に新たな力が宿る。

次回、戦姫絶唱シンフォギアグリスイクサ
   『デートと理由と防刃の力』

ルオン「次回も是非読んでください‼」

奏「そして次回は、翼が一海にあんなことやそんなことされるぞ♪」

一海&翼「はい!?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。