異世界レ●プ!使い魔と化した先輩   作:ツクダオリジナル

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ちょっと原作とはいろいろなイベントの順番等が違うかも(語録無視)


3話

「起床、起きろ朝だぞ!」

 

不遜な上に汚らしい粗野な呼びかけでルイズは最悪の目覚めを迎えた。

 

「んん・・・アンタ誰よ、って・・・そうだった。私が召喚したんだったわね。」

 

目を覚ますとそこにはルイズが先日の使い魔召喚の儀式で呼び出したタドコロフ=トオノスキーが洗濯物を抱えて立っていた。

 

「ん、とりあえず昨日言っておいたことは出来たみたいね。」

 

ご主人たまであるルイズはふわぁ〜っとあくびをした後に目をこすりながら、

 

「じゃあアルヴィーズの食堂まで朝食をとりにいくから準備して頂戴。」

 

と言うとガサゴソと自分のタンスをあさり服を取り出した。

 

「かしこまり!」

 

ルイズと野獣はそれぞれ着替え始めた。

食事をする場所にブーメランパンツ一丁の汚物を晒すわけには行かないので、野獣は学校側から支給された服へ着替えた。

 

「まぁ成人してるから当たり前なんだけど、アンタ絶望的に制服似合わないわね。」

 

「服とかも結構困りますよね。サイズ合わなくて・・・。」

 

「見られてどう?恥ずかしくない?」

 

「いや全然、大丈夫(恥知らず)」

 

「そう。じゃいくわよ。」

 

ルイズと野獣が部屋を出たその時、ちょうど隣の部屋からも一人の生徒が出てきた。

 

「あら、おはようルイズ。と、そこにいるのは昨日の使い魔さんかしら?」

 

「ツ、ツェルプストー・・・そうよ。何か文句ある?」

 

男性(ノンケ)なら誰もが振り向くであろう豊満な肢体、艶かしい目元と唇、そしてそれらを引き立てる黒い肌が印象的な女生徒が面白いものを見る目でルイズたちを見ていた。

 

「へぇー!本当に平民を召喚したんだ!さっすがゼロのルイズね!やることが違うわ!」

 

感心した様子の浅黒い少女にルイズが噛み付く。

「うっさいわね!何を召喚しようがアンタには関係ないじゃない!」

 

「おお怖っ。まあアタシはアンタと違ってしっかり大当たりを引き当てたけどね。ねっフレイム〜!」

 

ルイズから「ツェルプストー」と呼ばれた少女の足元には、尻尾や背中など所々にチロチロと火が灯った小さい爬虫類が佇んでいた。

 

「遠野?」

 

野獣はその火トカゲを見てかつて想いを寄せていた後輩の爬虫類を思い出した。

 

「なによ!アンタまで見惚れてんじゃないわよ!ほら、さっさと食堂いきましょ!」

 

きゅるきゅると可愛らしい声で鳴くトカゲを見てから動かなくなった野獣の手を引っ張り、ルイズはズカズカと食堂へ向かった。

 

「あら、つれないわね・・・。使い魔さーん!私はキュルケ!また今度会ったらよろしくねぇー!」

 

ろくに話も出来ないまま去ってしまったルイズの使い魔に向かってキュルケは呼びかけた。

「オナシャス!センセンシャル!!」

「いいのよ答えなくて!!」

 

曲がり角の向こうから二人の声が帰ってくる。

 

「フフッ、あの娘ったら本当に私を飽きさせないわねぇ。」

 

先ほどまでのイジワルな表情とは打って変わって、目尻の下がった柔らかい表情で二人が去っていった廊下の先を見つめるキュルケ。

 

「さっ、私たちも行きましょうか。フレイム。」

 

「はぇ〜、きゅるきゅる!」

 

ルイズたちとは対照的にゆったりと優雅な足取りでアルヴィーズの食堂へ向かうキュルケとフレイムであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

無事食堂に到着したルイズと今田耕司。

 

「主人がテーブルの前に来たら椅子を引くものよ。」

 

「おかのした!」

 

「は?(威圧)」

 

「ウゥン・・・(心停止)」

 

ただでさえ昨日から噂になっていた二人のこの珍妙なやりとりに、食堂に集った生徒の視線は釘付けになっていた。

 

「おい、あいつが例の平民か?見ろよ見ろよあいつぜったいやべーよ。」

 

ヒソヒソと話す声が耳に入る。

普段は「ゼロのルイズ」と彼女をバカにしてくる彼らだが、男子生徒たちは彼女の隣にいる一匹の獣から謎の危険信号を感じ取ってしまっていた。

 

(犯されるッ!?)

 

野獣とは未だ言葉すら交わしていないにも関わらず彼らは本能でそう思った。

 

「やべえよ・・・やべえよ・・・」

 

極道の高級車に追突してしまったサッカー部員よろしく、男子生徒たちは件の獣を遠巻きに眺めるだけだったのだが、

 

そんな均衡を破った勇者が一人。

 

「お、おいゼロのルイズ!お前いくら召喚ができなかったからってその辺の平民さらってくるなよ!」

 

声をあげたのはまるまる太った男子生徒、マリコルヌだった。

「そうだよ(便乗)」

 

「そうだよ(便乗)」

 

「そうだよ(偽物)」

 

マリコルヌが先陣を切ったことで、他の生徒もそれに続くようにルイズにまくし立てる。

 

一度均衡が崩れてからは他生徒も勢いがつき、様々な罵詈雑言を浴びせてルイズを罵った。

 

「・・・。」

 

黙って下を向いてしまったルイズ。

 

「ルイズお前こんなに言われて恥ずかしくないの?言い返さないんすか?(憤り)」

 

野獣はルイズにだけ聞こえる声で話しかけた。

 

「いいのよ。慣れっこだから。こっちが無視してればアイツらも飽きるわよ。」

 

ルイズの声にさっきまでの力強さが無い。

俯いて表情は見えないが、わずかに肩が震えている。

 

(しょうがねぇなぁ〜(悟空))

 

野獣はフッと視線をマラコルヌに向けると、ツカツカと歩き出した。

暴力を振るうつもりじゃないだろうか。心配になってルイズは野獣を呼び止めようとした。

 

「ちょ、ちょっとアンタ何する気よ!」

 

野獣は答えずにマリコルヌの隣に立つ。

 

(何が始まるんだ・・・?)

 

先ほどまで便乗していたギャラリーは一転して静まり返り、勇者マリコルヌの最期を見届ける。

 

「お、おい何だよ!」

 

野獣のとった行動は誰もが予想していないものだった。

何と彼はマリコルヌの背後から手を回して肩を抱いたのだ。

 

そしてホモ特有のねっとりとした話し方で語りかける。

 

「ねー今日練習キツかったね。」

 

「はぁ!?練習?何のことだよ!っていうかまだ朝だぞ!」

 

「大会近いから仕方ないね。」

 

会話が噛み合わない。

それだけでこんなにも恐怖を感じる。

そして相手は野獣の眼光で自分のことを見据えている。

 

「今日タイムはどう?伸びた?伸びない?」

 

「何なんだよ・・・?」

 

野獣の腕の中で震えることしかできない哀れな子豚マリコルヌ。

 

こ↑こ↓で野獣の眼光がひときわ鋭くなった。

 

(来る!)

 

ギャラリー達もここで野獣が何かを仕掛けることを悟った。

 

「まずうちさぁ、屋上、あんだけど・・・」

 

言いようのない恐怖がマリコルヌを襲う!

 

「お、おい!誰かこいつを止めろよ!」

 

ミーンミンミンミンミンミン(セミくん迫真の大合唱)

 

「焼いてかない?」

 

「はえ〜、ああ、いいっすねぇ・・・ハッ!?僕は何を!?」

 

意図していない言葉が勝手に口から飛び出し、もはやマリコルヌは恐慌状態に陥った。

 

「行きますよ〜、イクイク。」

 

そのままマリコルヌは野獣に肩を抱かれて扉の向こうに消えていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ガチャン!(迫真)

 

ルイズたちより遅れて来たキュルケとフレイムは目の前でドアを開けて出てきた二人組に驚きおっぱげた。

 

「ひゃあっ!・・・あら?使い魔くん!さっきぶりねぇ。隣にいるのは・・・マリコルヌ?どこ行くのよアンタたち。」

 

予想してなかった組み合わせに違和感を抱くキュルケ。

 

「ま、多少はね?」

 

答えになってない返答を残して、二人はそのまま食堂とは反対の方向へ歩いて行った。

 

マリコルヌが顔面蒼白でガチガチと震えていたように見えたが気のせいだろうか。

 

「おっ大丈夫か?大丈夫か?」

 

恐怖のあまり足元がフラつくマリコルヌを支える野獣。

 

そんな二人を訝しげに眺めるキュルケだったが

 

「きゅる!きゅる!・・・はぇ〜、いいっすねぇ。」

 

自らの使い魔であるフレイムまで二人について行ってしまった。

 

「ちょっと!?フレイム!?」

 

屋上へ続く階段に足をかけ始めた二人と一匹。

その先に何があるのか非常に気になるところだが、あいにく朝食の時間は決められていて、これを逃すとお昼まで食事ができない。

 

「もう、何なのかしら。私先にいってるわよ〜!」

 

一応声だけかけてから食堂に入っていくキュルケなのだった。

 

数分後にマリコルヌは体験する。

 

サカりのついた獣の腰使い。

 

地下室に響き渡る阿鼻叫喚のアエギ。

 




マリコルヌ「最後が気持ちよかった。」
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