異世界レ●プ!使い魔と化した先輩   作:ツクダオリジナル

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久々の投稿です。

今回の話の目玉はね、僕のシャワーシーンなんでね、お風呂に浸かってですね、イチモツをしごいてるところで抜いてください!


9話

二つの月が煌々と輝く夜のトリステイン魔法学院。

 

 

 

ミス・ロングビルは宝物庫のあるレンガの建物をじっと見つめていた。

 

 

「チッ、錬金でも壊せないしゴーレムで殴ってもビクともしない。一体どんだけ強いんだいここの固定化魔法は!」

 

 

いつものロングビルと違うのはその粗野な口調。

トリステイン魔法学院の教師として淑女たれと努めている普段のロングビルはそこにはいなかった。

 

「この中に入ってる『破壊の杖』。好事家に見せればとんでもない額になるってのに・・・!」

 

そこまで言い終わったところでロングビルは何かに気がついた。

 

「ん?」

 

そこには、並みのメイジでは傷一つ入れられないはずの壁に、ぽっかりと大きな穴が開いていたのだ。

 

 

「なんていやらしい穴なのだ・・・(文豪)」

 

思わずそう呟いたロングビルは、穴の周辺を手で弄って確かめ始めた。

 

「穴が広がってないか?(触診)」

 

いくら強力な魔法がかかっていても、一部が崩れてしまうとどうしても周辺はもろくなる。

ロングビルがさすったところはボロボロと崩れていき、穴が少しだけ大きくなった。

 

「これならアタシのゴーレムで・・・」

 

 

 

 

その夜、トリステイン魔法学院に大きな衝撃が走り、宝物庫から"破壊の杖"が姿を消した。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

翌日、トリステイン魔法学院は大騒ぎだった。

 

 

「おい!破壊の杖が宝物庫から盗まれたらしいぞ!」

「あの『土くれのフーケ』の置き手紙もあったらしい!」

 

「昨日の夜のでかい音はそれだったのか。」

 

「こっちまで衝撃が来たッ・・・!」

 

 

噂は生徒たちにも広がっていた。

事実憶測ごっちゃまぜの話が飛び交い、混乱を極めている。

 

 

だがしかし、真に混乱していたのは職員室の方だった。

 

 

「『破壊の杖』盗まれるなんてよ〜昨日の当番どこ行ってたんだよ〜オイ逃げやがってよ〜」

 

「俺カギ開けてねえよ・・・事故だよな?(震え)」

 

「こんな面白い顔してるんですよ!当番なんて出来るわけないじゃないですか!!(最大級の侮辱)」

 

 

そこではすでに、昨日の宝物庫の見回りをしていた人物が教師全員の前で吊るし上げを食らっていた。

 

 

「やめんか。」

 

だがそこで鶴の一声。

 

オールド・オスマンが静かに、力強く言い放った。

 

「あの宝物庫には普段から強い固定化の魔法がかかっておった。それをいい事に最近のお主らはろくに見回りをしておらんかったじゃろう?」

 

オールド・オスマンの刺すような視線に射すくめられる教員たち。

 

「この中で宝物庫の見回りを日頃から万全に行っていた自信のあるものだけが彼を責めなさい。」

 

それぞれ思うところがあったのか、教員たちは先ほどまでが嘘のように俯いて黙り込んでしまった。

 

 

「さて、終わったことを話してても事は解決せん。これより有志を募ってフーケの捜索を行う予定じゃ。我こそはと思うものは名乗り出い。」

 

 

「「「ハハア(虚無)」」」

 

ホモ特有の空虚な笑いでお茶を濁すだけで、誰一人として手を挙げる者はいなかった。

 

「ハァ、情けないのう。名門トリステイン魔法学院の教師がそんなんで恥ずかしくないの?(戒め)」

 

「「「・・・」」」

 

未だに黙り込んでいる教員たち。

土くれのフーケが相手となると、いくら腕に覚えのある教員たちとて命の危険がある。

 

彼らはそこまでのリスクを負わずとも誰かがやってくれるだろうと挙手はしなかった。

 

そんな時。

 

 

パァン(大破)

 

 

「待ってくださいオールドオスマン!」

 

 

ドアを蹴破ってピンクブロンドの小柄な少女ルイズと

 

「ぬわああああん疲れたもおおおおん!!」

 

その使い魔である一本糞が姿を現した。

 

 

 

「なっ!なんだね君たちは!?」

 

教師の一人が驚きの声を上げるが、構わずルイズと野獣はズカズカとオールドオスマンの眼前まで歩み寄った。

 

そして唐突に深く頭を下げてこう言い放った。

 

「オールドオスマン!!今回の事件、責任の一端が私たちにあるんです!!」

 

「・・・どういうことかね?」

 

 

突然のルイズによる告白に固まるオールドオスマンと愉快な仲間たち。

 

「昨日の昼、私は使い魔と庭でバレーボールをしてたんです!」

 

「ばれーぼーるが何かは分からんが・・・まあ続けなさい。」

 

怪訝な顔をするオスマンに対し、ルイズは続けた。

 

「それでその・・・野獣がこっちにトスしてきたボールを拾いきれずにそのまま宝物庫の方へ飛んで行っちゃって、ぶつかったボールが壁に穴を開けてしまったんです。」

 

昨日のことを思い出しながらそう告げたルイズ。

だがその説明にはおかしな点があった。

 

「いや、宝物庫の壁がどれだけ硬く作られているか知ってるかね?それに固定化の魔法までかかってるんだ。そんなボールなんかで壊れるとは到底思えんのだが・・・。」

 

「ええ。本来なら仰る通りです。TDK!」

 

「おかのした(了承)」

 

ルイズが呼びかけると野獣がズボンの中からバレーボールを取り出した。

 

「オールドオスマン。今から私が持っているこの木の板に固定化をかけてください。」

 

「よかろう。」

 

 

オールドオスマンというバケモノ級のメイジが固定化をかけることによって、ルイズの持つ木の板は鉄をも凌ぐ強度となった。

 

「行きますよ〜イクイク」

 

野獣が一度ボールを高く放り投げた。

高く上がったボールは重力にしたがい降下しはじめる。

地面に落ちる前に、今度は野獣が組んだ手でボールをルイズの方向へ弾いた。

 

そしてボールは吸い込まれるようにルイズの持つ板へ飛んでいくと・・・

 

 

パリンッ(迫真)

 

 

 

オールドオスマンによる固定化のかけられた木の板を粉々にしてしまった。

 

ありえない事態に、職員一同が驚愕の声をあげた。

 

 

「オールドオスマンの固定化を破っただと!?」

「固定化がかけられてなくともあんな軽そうなボールが木の板を破るなど・・・」

「やはりヤバイ(確信)」

 

慌てふためく職員たちをよそに、ルイズはオスマンに告げた。

 

 

「見ての通り、私の使い魔には何か不思議な力があるのです。それが今回こんな事態を引き起こしてしまうなんて・・・オールドオスマン!破壊の杖は私が責任を持って奪い返しますわ!フーケの捕獲、私とこの使い魔に行かせていただけないでしょうか!!」

 

 

一通り言い終えて頭を下げるルイズ。

そんなご主人をチラチラみてから「オッス、お願いしま〜す」と野獣も頭を下げた。

 

こうべを垂れる二人をしばし眺めてから、オールドオスマンは一つ咳払いをして答える。

 

「オホンッ・・・ミス・ヴァリエール。頭をあげい。自らの大きな失敗をこの教師全員の前で正直に話し、さらにはその責任まで進んで取ろうとする姿勢。貴族としてこの上なく誇らしいものじゃ。」

 

オールドオスマンは優しい顔でルイズを褒めた。

そして再び渋い顔に戻ると、

 

「仮にも貴族を名乗るのなら我が校の教師一同にも見習ってほしいものじゃの。他に立候補者はおらんのか?お主らはこの小さな騎士に事を押し付ける気かの?」

 

気まずい沈黙が部屋を支配する。

 

互いを苦い表情で見合う教師陣。

 

オールドオスマンのご高説を受けてなお、我が身を呈してまでこの二人に付き合おうという者はこの中にはいなかったようだ。

 

 

このまま泥沼状態が続くかと思われたその時、

 

 

 

「お待ちになって!」

 

 

 

 

職員室のドアを開け放って二人目の来訪者が現れた。

 

 

「オールドオスマン。(わたくし)キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーが立候補いたしますわ!」

 

現れたのはゲルマニアの赤い悪魔。怨敵キュルケだった。

 

「あ、あんたどうして!?」

 

意外な人物の登場に驚愕するルイズ。

 

「あら、だってアナタ魔法もロクに使えないじゃない。そんなアナタに代わって手柄を横取りしようってワケよ。」

 

 

素直に「助けに来た」と言わないキュルケと、

 

 

「あーそう!!勝手に着いてくれば!?あんたがフーケに捻りつぶされようが助けはしないからね!?」

 

 

素直に「ありがとう」と言えないルイズ。

 

 

「アーナキソ」

 

 

そんな不器用ながらも思いやる二人の仲を見て、野獣は感涙にむせびナキソうになる。

 

そこに、スッと手が上がる。

 

更なる候補者が現れた。

 

 

「タバサ!?」

 

 

静かに姿を現したのはキュルケの友人タバサだった。

 

 

「アンタにいたってはほとんど関係ないじゃない!!」

 

「あなた部屋で本読んでたいとか言いそうなのにどうしたの突然?」

 

 

予想だにしない人物の登場にたまげたルイズとキュルケ。

 

 

「心配。」

 

 

二人の疑問はタバサのその一言で一蹴されてしまった。

 

 

「ではお主ら三人・・・いや四人か。頼むぞい。ただし、相手は伝説の怪盗とまで呼ばれるメイジじゃ。くれぐれも無理はせんように。」

 

オールドオスマンは威厳のこもった声でそう言った。

 

「ワカリマシタ」

 

カタコトでそう答えるとルイズ、キュルケ、タバサ、ウンコの四人は部屋を出た。

 

 

 

フーケ捕獲作戦の決行は今日の午後。

 

 

自室に戻り準備を整えるルイズの手に人知れず力がこもった。




感想、評価、誤字指摘くれてるホモの兄貴たち、ありがとナス!
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