東方紅魔混沌録~カオスぎる紅魔館の宴~   作:プレインズウォーカー

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ローレライはある国では妖精の言い伝えがある。


1幕:三方よいは三歩(ぽう)よ~いスタートではない

~紅魔館~

 

レミリア「伝達のこうもりたち、行って帰ってきなさい・・・。

ちゃんと落としていくのよ・・・。」

 

レミリアはこうもりの足元に小さい手紙をつけて、伝書鳩のようにいっせいに飛ばす。

 

こうもりに理性はないんじゃないのか?って思うだろう、だがレミリアは吸血鬼でこうもりがうじゃうじゃいる、そしてそれらのこうもりはどこにいるのか、ちゃんと成すべきことを成したか?レミリアは超音波でそれらを感じ取る事ができるのだ。

 

咲夜「レミリアお嬢様、太陽の畑のほうには飛ばさなくてよかったんですか?」

 

レミリア「咲夜、よく考えて、仮に幽香のほうに飛ばしてみなさいよ・・・。

 

お花にはすごく神経をとがらせているフラワーマスターなのよ。

もし、お花に傷が・・・汚れ(間違ってもこうもりの○とは絶対いえない)がついた原因が私だと分かったら、私は自然の怒りを受けるも同然よ。

 

花、見て楽しむ者、育てる事を生きがいにする者の三方よいを汚すのはいけないのよ・・・。」

 

咲夜「三方よい・・・?1,2,3歩(ぽう)よ~いスタートのことですか?」

 

レミリア「そういう意味じゃないのよ!!

どこをどう考えればそうなるのよ、まったく!!」

 

咲夜「レミリアお嬢様、一体どこでそういった言葉を覚えてくるんですか!?

私は仕える相手を間違ってしまったのでしょうか・・・。」

 

レミリア「変な受け取り方はしないで頂戴、咲夜!!

神社で宴会をしている時にね・・・霊夢に教わったのよ。」

 

咲夜「霊夢がですか・・・?」

レミリア「そうよ。」

 

 

三方よい、聞きなれない言葉だがこれは商いをやるに際し大切な事だ。

商いというのは儲けばかりに目線がいってしまいがちだが、儲けばかり、結果優先な行動をとっていたら足元をすくわれる。

時には刹那のひび割れが入る事になりかねない。

 

 

フラワーマスターの異名を持つ幽香が大事にしている花に取り返しのつかないことをしたら(例・太陽の畑で悪ふざけ、わざと花を粗末に扱う軽率な行動)フラワーマスターの大激怒(無数の蔦による激しいお仕置き)が飛んでくる事は目に見えて分かる事だ。

 

さてと本編。

 

レミリア「それはそうと・・・咲夜。

外の世界の衣装の準備は大丈夫かしら?」

 

咲夜「その辺は抜かりないありません、お嬢様。

パチュリー様も館に結界を張っているので万全です。」

 

レミリア「それならいいわ、咲夜。丁重なおもてなしを忘れないで頂戴ね。」

咲夜「無論です、お嬢様・・・。」

 

 

咲夜はレミリアの前から姿を消す、忠実なメイドが姿を消した後でレミリアは少しつぶやく・・・。

 

レミリア「咲夜は本来はこういった事を学んでいてもおかしくはないのよ・・・能力が不気味すぎて学べる機会を周辺が破壊してしまったようなものよ・・・。

パチュリーとフランに頼んで学刻(まなびきざみ)の気分を味あわせてあげたいものね・・・。」

 

 

一方こうもりたちは、レミリアの気分で選ばれた招待状をそれぞれにめがけて落としてレミリアの元に帰っていくのであった。

 

 

気まぐれなお嬢様のターゲットは・・・。

 

霊夢、魔理沙、早苗、さとり、こいし成り行きではアリス、チルノ、大妖精だ。

 

なぜ、妖夢がいないのかというと・・・ターゲットに選ばれたら主人の幽久子が紅魔館の食べ物を・・・アトランテ○スの謎の42面のブラックホールのように食いつくしかねないからだ。

 

どこかの鳥雀の妖怪なら捕食者の目が変わりそうだが・・・。

 

 

次回の幕ではターゲットの反応とその様子といこう・・・。




ミスチーの愛称で知られているミスティア・ローレライ。

ローレライの名前はあかほりさとるさんのセイバーマリオネットJから初めて知りましたが、タイムボカンシリーズのヤットデタマンもローレライの名前が出ていました。

ローレライの歌声を聞くと船が漂着するとか・・・由来はここから来ているのかもしれませんね。
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