僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase1   作:エターナルドーパント

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因みに、斬島訓練みたいに出久と同じ実技試験会場だった人も、かなり離れてたのでエターナルは見ていません。気付いたら0Pがやられてたって感じです。


第18話・教師とのT/ヒーローの歌

(出久サイド)

 

個性把握テスト後、皆の顔は

『・・・・・・』

若干青ざめていた。まぁ入学初日で除籍されそうになるなんて思わんわな。しかも本気だったし。

「・・・所でよ緑谷」

「ん?切島君、どったの?」

何とか立ち直ったらしく、斬島が俺に話し掛けてきた。

「お前・・・もしかして、〈エターナル〉か?」

・・・正直一番意外な人に当てられたな。

「・・・何でそう思った?」

「いやだって、エターナルも【マキシマムドライブ】とかいう技使ってる動画アップされてるし」

まぁ、あれだけ派手に活動すれば、撮られるよね。

「・・・まぁ良いか。どうせ言う予定だったし」

「大丈夫なの?」

三奈が心配そうに聞いてくる。

「ま、大丈夫だろ。察しの通り・・・」

俺はエターナルメモリを取り出し、スタートアップスイッチを押す。

【エターナル!】

すると何時ものように、髪に蒼メッシュが入る。

「俺がエターナルだ。それで、何か用か?」

『割とアッサリ言った!?』

「ッッッッ~~~~~!!」

クラス全員驚いてて、爆豪は・・・うん、限界、足掻いてる、発狂寸前だな。

「あの、実は俺・・・お前のファンなんだ!」

「・・・おう・・・」

これは予想外。

「ファンクラブ会員ナンバーは913番だぜ!」

「カイザかよ!そしてファンクラブあったんか・・・」

初耳だな。自分の事なんて調べねぇし。にしても913・・・灰にならなければ良いけど。

「ッッッッ!?アイツが、エターナルで?・・・ファンクラブ・・・?・・・ハ、ハハハ・・・ハハハノヽノヽノヽノヽノヽ・・・」

「ば、爆豪君!?だ、誰か!僕と一緒に、彼を保健室に!」

あ、爆豪が遂に発狂した。まぁアイツにしちゃ良く持った方かな。それと飯田、パニックになって素の一人称()が出てるぞ。

「何だコレ・・・取り敢えず、緑谷、ちょっと来い」

先生はもう諦めたらしい。呼ばれたので付いて行った。

 

「・・・お前が、オールマイトの言ってたエターナルの変身者か・・・一応、俺は監視役だ。無いとは思うが、もし可笑しな行動をしたら・・・」

おぉ、凄い殺気。まぁ兄さんには程遠いけど。

「解ってます。少なくとも自分から危害は加えないと約束しましょう」

「・・・なら良いが・・・」

まぁやってきた事が事だからな。こうなるのは当然か。

「では、俺はこれで」

「あぁ」

先生の話しが終わり、俺は皆の所に戻る。その後は・・・うん、質問責めだったね。疲れたよ全く。

そんなこんなで無事(約1名無事じゃないのがいるが)、1日目は終了。爆豪はあの後、保健室で『リカバリーガール』の精神分析(ムチュ~)で何とか正気に戻ったらしい。よく悪化しなかったな・・・。

「そうだ三奈、今日家に来れるか?俺等の歌をYou◯ubeにアップしたいんだが」

「わかった!行くよ!」

「その話、ウチも乗って良いか?」

話しかけてきたのは耳郎響香、耳たぶのイヤホンジャックを刺したものに自分の心音を爆音で流し込んだり、逆に刺したものから音を聞いたり出来るらしい。そして音楽が大好きなんだとか。

「おう、良いぜ。来いよ」

 

───その日の放課後までカット───

 

「・・・あんたあの距離を足で走って帰るって・・・」

「必要無ぇからな」

「化け物」

「確かに俺ドーパント(化け物)だわ」

「響香、出久を皆の物差しで測っちゃ駄目だよ」

家の前で他愛ない会話を交わす俺と三奈と響香さん。因みに全員、親には『友達との用事で遅くなる』って連絡は入れている。

「さて、俺がギター兼ボーカル、三奈がドラムなんだが、響香はベースって出来るか?」

「ギターとベースは得意だし、楽譜も読めるよ」

「なら早速練習だな、じゃ、バットショット(カメラ)も持ったし、撮影OKのスタジオに行こう」

 

(少年少女移動後練習、20分後)

 

「響香覚えるの早いね~」

「元々得意だし」

「じゃ、全員NEVERコスに着替えて本番だ!あ、サイズは目測で調整しといたから、キツかったり緩かったりしたら言ってくれ」

「「何時の間に・・・」」

俺はNEVERコスを取り出して渡し、更衣室に案内した。俺も男子更衣室でチャチャっと着替え、スタジオに戻る。3分程して、2人も入ってきた。

「似合うな。予想以上だ」

響香メッチャ似合うな。指貫グローブとか特に。ロックミュージシャンとかもこういう服着るからか?

「・・・ねぇ緑谷、これ恐ろしい位ピッタリなんだけど、どうやってサイズ計ったの?」

「見て覚えた3Dデータに合わせてサイズ調整した」

CGの制作画面みたいな感じかな?

「・・・早速やろっか」

「「賢明だね(だな)」」

響香はもう慣れた、というか諦めたらしい。

「じゃぁ全員、フルフェイスヘルメット被って・・・早速、『W』から行くか」

【バット】

バットショットに擬似メモリを差し込み飛ばした。これで色んな角度から撮影してくれる。カメラ担当いらずだな。

 

(少年熱唱中、少女熱奏中)

 

「緑谷上手すぎない?」

「まぁな。兄さんが教えてくれた歌だ」

その後、俺はcod-E~Eの暗号~、timeなどの他にも、Wish in tha dark、Believeer、JUSTICEを歌い、三奈にはPEOPLE GAME、RealHeart、いつか星の海で、リオンレーヌなどを歌ってもらった。後ろ半2つはガオガイガーのエンディングだ。最後に三奈とデュエットでW-B-Xも歌った。どれもメッセージ性の強い良い曲で、地球の本棚で調べた。

「うわっもうこんな時間・・・ごめん、もう帰らなきゃ」

そんなこんなで、もう6時半。つい歌いすぎたな。

「おう、こっちこそごめんな。遅くなっちまって」

「別に良いよ、楽しかったし。また良かったら呼んで!」

「解った!」

こうして俺達は別れ、それぞれの家に帰った。

そして俺は夕食、入浴、歯磨きを済ませ、バットショットとPCを繋いで一気に編集し、1曲ずつ動画にする。12時に出来上がったそれらをちゃっちゃとアップ。因みにうp主名は『NEVER』だ。

「よし、出来たっと・・・そろそろ寝よ」

俺はベッドに入り、30秒程度で眠った。

(サイドEND)

 

to be continued




うん、すんません、ネタ詰め込みすぎました。
こうなったのは私の責任だ。だが私は謝らない。

爆豪、遂に発狂wそんでもってリカバリーガールの精神分析・・・本当、よく削れんかったな。

因みに出久の地球の本棚には、
1・ライダーワールド
2・ライダーワールドに対する観測世界(視聴者の世界)
3・ヒロアカの世界
の3つのデータが混在しています。ライダーソングは2のデータから閲覧しました。
更に、出久は仮面ライダーが空想の産物であり、日朝特撮ドラマとして親しまれている世界があることをハッキリと知っています。

誤字脱字、ストーリー的に可笑しい所があれば、コメントで教えてください!
チャオ♪

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