僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase1 作:エターナルドーパント
「・・・へぁ?」
出久は過去にあげたものの中で最も間の抜けた声を出していた。理由は・・・
「チャンネル登録数、1351・・・視聴回数は、それぞれ1500回超え・・・だと?」
前回うpしたヒーローソングである。これでも投稿してまだ
「マジかいな・・・ライダーソングって偉大だな・・・」
コメ欄には、『没個性って虐められてたけど元気が出ました(Wコメ)』や、『敵向き個性って虐められて本当に敵になっちゃった人に聞いてもらいたい曲だな(RealHeartコメ)』、『恋人との約束を胸に、純粋な自分の正義で戦うヴィジランテかな?(cod-E~Eの暗号~コメ)』など、これらの歌のメッセージ性に気付いてくれている人達のコメントが多くあった。
「嬉しいねぇ。こんなに理解してくれる人がいるとは・・・おっと、そろそろ行かなきゃ」
そうして出久は今日も走った。
(少年移動中・・・)
「まじか・・・まじだ・・・」
「・・・」
登校後、出久はすぐに三奈と響香にあの動画の事を話した。三奈は自分のスマホで調べて呆け、響香は絶句している。
「っていうか、そろそろ準備した方が良いな」
「だね!解散!」
「了解」
そう言った3人は各自席に着いた。
午前中は極普通の授業だった。まぁ高校だから当たり前だが。
「この3つの英文で、間違ってんのはどれだ?」
[普通だ・・・]
((前置詞が違うから3だな{だね}))
(クソつまんねぇ)
「ヘェイエブリバディッセイ!!盛り上がれよ!!」
「この授業内容でどう盛り上がれと?」
「・・・」
英語の授業で出久がバッサリと言い放った言葉でプレゼントマイクが10秒くらい燃え尽きていたが、些細なことだろう。
──昼休み──
「やっぱり最後は白米に落ち着くよね!」
「落ち着く~」
ランチラッシュの言葉に麗日が相槌をうつ横で出久は・・・
「モグモグモグモグ」
「あの最狂チャレンジメニュー『ジョロキア・ボムカレー』を顔色1つ変えず食っている・・・だと?」
他生徒を絶句させていた。因みに出久が食べているのは、真っ赤なルーにこれでもかと大量の粒胡椒が入っているというヤベーイ!奴が作ったとしか思えないカレーだ。爆豪もこの前チャレンジしたが、口に入れて咀嚼した瞬間に掌のニトロを暴発させて気絶、痙攣しながら保健室送りとなったヤベーイ!カレーである。因みに食べる前に、『コレのせいでどうなっても自己責任です』という、海外でバンジージャンプする時なんかに書かされる契約書を書かされる。
そして午後は・・・
「わーたーしーがー・・・普通にドアから来たッ!」
オールマイトのヒーロー基礎学だ。
「画風違いすぎて鳥肌が・・・」
「血色良くなったなぁオールマイト。しっかり食えてるらしい」
三奈は余りの画風の違いに鳥肌を立て、出久は常人ならまず見ないであろうオールマイトの血色を真っ先に見るという反応を見せた。
「今日のヒーロー基礎学の授業内容は・・・戦闘訓練だ!」
「戦闘・・・」
「訓練ッ!」
出久は今は亡き
「ここに、君達の提出した要望書に沿って造られたコスチュームがある!全員更衣室で着替えて、演習場Dに集合だ!」
壁に内蔵された収納棚から引き出しが出て来た。出席番号順にコスチュームがパッケージングされて入れられている。
「俺のはコレだな。ほれ、三奈の」
「うん、ありがとね出久。じゃ、また後で」
「おう」
出久は三奈の分も取り出して渡す。そしてそれぞれが更衣室に向かった。
──更衣室内──
「み、緑谷・・・お前、その・・・筋肉すげぇな」
「服の上からは華奢に見えたが・・・」
「まぁ、特訓付けてくれたのが、弾丸の雨の中を駆け回った傭兵だった人等だからな」
峰田以外の男子は出久の筋肉に目が釘付けになる。どの筋肉も標準以上、腹筋は8パックでバッキバキ、更に筋繊維が浮かび上がるように見えており、常人を遙かに超えた筋繊維密度だということが素人目にも十分解る身体だ。何より、ソコまでの筋繊維を持っていながら、服さえ着れば細身の高校生にしか見えないということに、ほぼほぼ全員が言葉を失っていた。一方峰田は、
「ハァ・・・ハァ・・・
カレンダー裏の穴を覗こうとしていた。勿論その先は女子更衣室だ。だが・・・
「三奈~!ここの壁に穴空いてるから塞いどくぞ~。
「
「ありがとね~」
【スイーツ!マキシマムドライブ!】
そうは問屋が卸さない。出久が殺気で峰田を強制的にどかし、スイーツのマキシマムで瞬間硬質化クリームを生成、あっと言う間に穴を埋めてしまった。
当然だ。笑顔を守り、罪無き
「さて、皆似合ってるじゃないか!様になってるぜ!・・・
生徒のコスチューム姿を見たオールマイトが言った。因みに小声で言ったことは出久と三奈のコスチュームだ。2人は、入試と同じくお揃いのNEVERコスだった。あの時の物の防刃性、防弾性、耐熱性、耐酸性を跳ね上げたモノだが。
「早速説明する!今回の戦闘訓練は、
『カンペ見た!』
トップヒーローでも、授業中に生徒の前でカンペを見る辺り、まだまだ新米教師だ。
「ヒーローチーム、敵チームにそれぞれ二人一組で別れて、敵チームがビルの中に隠し持っている核爆弾を、ヒーローチームが処理しようとしているって設定だ!」
「随分とまぁアメコミチックな設定だ事」
「敵チームは、ヒーローチームの持つ捕縛テープが身体に巻き付く、若しくは核兵器のレプリカにヒーローチームがタッチすると失格!ヒーローチームは時間内に核兵器を処理できなかったら失格だ!準備時間は5分、制限時間は10分だ!因みに、チームはクジで適当に決める!」
「適当なんですか!?」
飯田がかなり驚いている。まぁそう反応するのが普通だ。
「プロは緊急事態に即席コンビ組んだりするだろ?多分、今のウチにそういうのに慣れとけって事だ」
そして、ここに
「なる程!ありがとう緑谷君!失礼しました!」
「じゃぁ、早速引きなさい!」
そして出久と同じチームなのは・・・
「ウチらやね!宜しくね出久君!」
「麗日か。宜しくな!」
麗日だった。正直嫌な予感がしていた出久は、まさか相手が爆豪なんじゃないかと心配していたが、どうやら杞憂に終わってくれたらしい。
「では、地下のモニタールームに行くぞ!」
そういうオールマイトに、皆付いて行った。
to be continued
長い上に中途半端ですみません。コメント、お気に入り登録宜しくお願いします!