僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase1   作:エターナルドーパント

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はい、マスゴミ回です。RはRAID(襲撃)です


第三章・USJ
第22話・マスコミのR/不穏な予感


出久は何時も通りに登校していた。そう、『彼は』何時も通りだ。だが

「「「「「オールマイトの授業はどんな感じですか!?」」」」」

これだ。マスコミ、通称マスゴミ。かれこれ10分程、出久や他の生徒は50人以上のマスゴミ共に付き纏われていた。正直迷惑この上ない。

「普通にまだまだ発展途上の新米教師。はいもう良いだろ帰ってお願い邪魔だから」

出久も流石に目に見えて苛つきだした。そして限界に達した出久は・・・

「はぁぁ・・・しゃぁない・・・」

【テラー!マキシマムドライブ!】

とんでもないトラウマメモリを使って、目には見えない程度の密度で、特殊電磁波フィールド【テラーフィールド】を展開した。すると、

『ッッッッッッッッッ!!!!??』

「お~、まるでディバイディングドライバー・・・」

人垣が綺麗に二つに割れた。そうして開いた道を出久は悠々と歩いて行く。

「はぁあ、全く嫌んなるよ・・・」

そして、雄英の校門を潜った。すると、テラーフィールドが霧散し、マスゴミ共も動けるようになったらしい。当然の如く出久を追い掛ける。だが・・・

─ガシャン!!─

その校門の下から鋼鉄のシャッターが上がってきて、侵入を阻む。

「流石は難波重工製の特殊防弾シャッター、『雄英(U A)ウォール』だな・・・名前ダッサいけど」

 

──午前中全カット・・・昼 休 み──

 

出久はまた学食のチャレンジメニューを頼んでいた。今回は

「モグモグモグモグ」

「マーボーコワイマーボーコワイマーボーコワイマーボーコワイマーボーコワイマーボーコワイ」

「ば、爆豪君、大丈夫かい?」

真っ赤な餡に、ブート・ジョロキアの肉詰め、ハバネロ入り豆腐、粒胡椒というこれまた頭可笑しい殺人麻婆豆腐、『外道麻婆』である。爆豪が発狂しているのは、出久に

「俺も試してぇ」

と言い1口もらった結果だ。この前と言い今回と言い、リアクション芸人でも目指しているのかお前と思うほど自分の舌と胃を痛めつけている。今は、出久が頼んだラッシーを飲んだお陰で幾らかマシだ。そして何故出久が外道麻婆を頼んだかというと

「全く・・・何で俺が委員長なんだ・・・モグモグ」

この日の午前、委員長決めをやったのだが、何故かほぼ満場一致(例外・峰田)で出久に決まってしまったのだ。出久が外道麻婆を食べているのはストレス発散目的、分かり易く言えばヤケ食いだ。

「仕方無いよ。出久君、何って言うかこう、カリスマみたいなのがあるし」

麗日は何の不満もなさそうだ。が・・・

「だからこそ、今はまだ未熟(延びしろあり)で、尚且つやる気のある奴にやらせりゃいいだろ・・・飯田とか」

出久の言う事ももっともだ。其処に・・・

「ヤッパリ出久か~この刺激臭は・・・」

「おう、やっぱり解るか」

三奈が合流した。まぁ、この手のチャレンジメニューを頼むのは今の所出久程度しかいないから当然だろう。その時だった。

【ゥウーーーーーー!ゥウーーーーーー!】

「は?」

「何事だ!?」

「マーボーコワイ・・・何だ?このサイレン」

「・・・何だろうね、何か来たね・・・」

上から順に、三奈、飯田、爆豪、出久だ。

『雄英ウォールが突破されました!!雄英ウォールが突破されました!!』

「え?何々!?」

「敵の襲撃か!?」

さっきまでの楽しげなランチタイムが一変、全員が一気にパニック状態に陥。しかし、

「皆~!!落ち着いて~!!」

「三奈、そっち任せた!俺はどんな奴等が来たのか調べる!」

そう言った出久はデンデンセンサーで窓の外を見て・・・

「・・・嘘だろ・・・アホくさ・・・」

一気に脱力した。何せ、入ってきたのは敵などではなく、ある意味それより質の悪い奴等だったからだ。

「どうやって入ってきたんだよマスゴミ(彼奴等)・・・飯田、ちょっと良いか?」

出久は飯田に話し掛け、何かを伝え、

「頼むぜ、飯田!」

【グラビテーション!マキシマムドライブ!】

「任せろ!」

重力操作のメモリを使い、麗日のように飯田を無重力化、そして非常口の上のマーク目掛けて投げる。そして、

「皆さん!!大じょぉぉう夫!!タダのマスコミです!!落ち着いて、行動してください!!」

(プッ・・・クククッ)

飯田はそのマークにソックリなポーズで張り付いた。やった本人は必死に笑いを堪えている。

「え~?吃驚した。マスコミか~」

飯田の行動のお陰で、パニックは収まったようだ。

・・・何人かは冷静になって改めて飯田の状態を見たせいで腹筋がよじれるほど大爆笑しているが・・・

そして出久は

「あ、シン兄さん?不法侵入者が50名程・・・うん、ゴメンね~仕事中なのに・・・え?リュウ兄さんも来てくれるの?あはは、頼もしい・・・うん、宜しく!じゃあね」

何処かに電話を掛けていた。

「出久、誰に電話したの?」

気になった三奈が質問する。すると出久は

「ヴィジランテ時代に俺を追ってた警察官。俺が敵と戦ってるの見られてからは意気投合してさ。今は仲のいい友達。その人が先輩と一緒に、あの不法侵入者を逮捕(回収)しに来てくれるってさ」

とんでもない事をまたカミングアウトした。

「・・・出久、本当人脈凄いよね・・・」

「まぁな。他にも、ヴァンパイアヒーロー『レミリア・スカーレット』『音撃戦士・星熊斬鬼』・・・あ、あと『最狂の凶悪科学者達、ウィリアム・バーキン&アレクシア・アシュフォード』なんかも知り合いだな」

「最後の2人は元敵だよね!?」

「あぁ・・・自分と同レベルの天才がいなくて寂しかったんだってさ。今は、これまたヴィジランテ時代に世話になった『訳あり患者専門の天才医師・八意永琳』と会わせたところこっちも意気投合して、大人しく服役した後釈放。今はそれぞれ、ウィリアムは永琳の所で自分の個性『ヴァイラス・バース』で創ったウイルスを研究材料やワクチン開発材料として提供していて、アレクシアに至っては永琳の助手だ」

この話を聞いた者が思ったことは1つ、

〔コイツだけは絶対敵にしちゃいけない〕

だった。

そして、

「いやぁ良くやってくれたよ飯田!あの行動を躊躇無く出来る君なら、皆を引っ張っていける!つまり、委員長、頼んだよ!大丈夫だ、君なら絶対出来るって信じてるから!」

「お・・・おう!任せてくれ!!」

(計 画 通 り !)

飯田に委員長を押し付けることに成功し、出久は某新世界の神のような笑顔を浮かべる。そして・・・

「そうこうしている内に来たな」

─ブオォォン!!─

「警察だ!不法侵入の現行犯及び、器物破損の容疑で逮捕する!!」

「詳しい話は署で聴く。それと、最初に言っておく。俺に質問するな」

スポーツカーのようなパトカーと、真っ赤なバイク(ディアブロッサ)から降りた2人の警官が違法報道陣を回収していく。このおかげで出久の無理矢理な押し付けも流すことが出来た。

「皆、紹介しよう。車に乗ってた方が『泊進護(トマリ・シンゴ)』、ディアブロッサの方が『照井龍路(テルイ・リュウジ)』だ。個性はそれぞれ、トライドライブとエンジンブーストだったな」

困惑、というか呆然とするクラスメート達の前で当たり前のように話す出久。

「久し振りだな、出久!」

「相変わらず元気そうだな、お前は」

そこに龍路と進護が合流した。

「じゃ、ソイツ等頼むわ」

「任せろ」

出久に龍路が返す。

「出久、気を付けろよ。何でも、目の前で雄英ウォールを破壊して、コイツ等をそそのかした奴がいるらしい」

「・・・解った。ありがとな、シン兄さん」

進護の言葉で、出久には改めて疑問が浮かんだ。

───コイツ等を入れた奴の目的は何なんだ?───

 

to be continued




はい、中途半端ですみません。今回後付け設定で登場した進護達以外のキャラは、

『東方プロジェクト』より、星熊勇義、八意永琳、レミリア・スカーレット

『バイオハザード』より、アレクシア・アシュフォード、ウィリアム・バーキン

です。それぞれ、進護と大体同じ用な感じで知り合いました。今作の永琳先生はエグゼイドの花家大我みたいな立場だと思ってください。テロの壊滅作戦実行中に敵基地の自爆で怪我をした出久を永琳が助けたという感じだと思っています。怪我したのは少し油断してたから、あと、『あの日』より前だったからですね。
・・・我ながら無理矢理な設定・・・
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