僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase1 作:エターナルドーパント
(出久サイド)
シン兄さん達がマスゴミ共を回収してくれた次の日、俺達は教室に入って時間割を確認する。
「ヒーロー基礎学・移動教室、持ち物はコスチュームか・・・」
何でも、移動はバスらしい・・・雄英広すぎじゃね?
──少年達移動中──
「皆!バスは出席番号順に並んで座ろう!」
飯田君張り切ってんな~・・・デンデンセンサーで確認したけど、多分あの構造は番号関係無いな。見てろ~今に『思ってたんと違う』って言うぞ~。
あ、そう言えば・・・
「先生、新しいメモリの能力の確認がしたいんですが・・・」
「あ~・・・手短にな」
「どうも。じゃ早速・・・」【クトゥルフ!マキシマムドライブ】
「あ、あ、あ、あアァぁァあァァアアァァあァッ!」
!?麗日さんに何か影響が!?
「すまない!大丈夫か!?麗日さん!」
「・・・ん・・・大丈夫・・・
「ん?」
「いや、なんでもないよ?」
なら良いんだが・・・
──全員乗車──
「思ってたんと違う」
ほらな?こう言うと思ったんだ。そして結局、各自自由に座ることになった。飯田、ドンマイ。
因みに隣は
「これから行くのってどんな所だろうね、出久!」
勿論三奈だ。当たり前だよなぁ?
「さぁな。だが、今までのパターンからして、確実な事が1つある」
「あぁ?何だ出久」
かっちゃんも入ってきたな。まぁいい。
「確実に、『何かのテーマパーク規模のサイズ・クオリティ』って事だ」
『・・・あぁ~・・・』
何だ全員聴いてたのか。
「そう言えば出久、今日オールマイトも来るんだよね?でもいないよ?どうしたんだろうね?」
「ああ、ここに来るまでに、立て続けに5回も敵と戦ってせっかく伸びた活動時間をギリギリまで使っちまったんだと。そんで今、仮眠室で休んでるらしいぜ」
「あはは・・・
「にしても、改めてA組って派手で強い個性多いよな~。爆豪とか轟とか」
切島君がそう言った。なる程、確かにそうだな。今は荒削りの所をもっと磨いたり、弱点を特訓やコスチュームでカバーしたりすれば
「オイコラ出久、声出てんぞ」
おっと、つい癖が・・・
「おぉ、すまん」
「ったく、小声でブツブツ言うから気味悪がられんだ。周りに質問とかさせてそれに答えりゃ良いだろ。そうすれば、お前は分析欲求解消、周りはアイディア得られて一石二鳥だ」
おお、かっちゃんナイス!
「じゃあ、アドバイスが欲しい人!」
俺は欲求を解消してくれる相手を求めて声を上げる。すると真っ先に聞いてきたのは
「じゃあ俺頼むわ!俺、中距離以上だと仲間も感電させちまうし、何よりすぐアホんなっちまうんだ。どうすればいい?」
上鳴だ。コイツの個性はただ帯電するだけで、狙った場所に飛ばしたりは出来ないからな。
「おう、上鳴は、中距離以上の相手には伝導性の高いカーボンワイヤーなんかを巻き付けて、そこから自分が纏っている電気を相手に流し込めばいい。放電するとコントロールが利かない上に、標的までの空気という絶縁体をぶち抜く程発電しなきゃいけない。その点、カーボンワイヤーを使えば電流の道が出来るから脳にかかる負担が減って長持ちするし、先端に錘を付ければ単純な物理武器にもなる。他にも、身体中に薄く帯電すれば身体能力も上がる。どうだ?」
俺は思いつく限りのアイディアを喋る。役に立てばいいが・・・
「おう!参考になったぜ!ありがとな!」
「なら良いんだ」
「お~い、盛り上がってる所悪いが、もうそろそろ着くぞ」
早っ!もう着くんですか相澤先生・・・
「おっと・・・長話が過ぎたみたいだな。どうだ?今度どっかで飯食いながらアイディア出し合うってのは」
『さんせーい!』
「着いたから全員降りろ~」
さて、着いたならさっさと降り・・・
『デッカ!!』
「うお~スゲー!USJみてぇ!!」
まぁな。こんな気はしてたんだ。
「ここは、『嘘の災害事故ルーム』、通称・・・USJだ・・・」
『USJだった!?』
「この名前付けるときよく認可下りたな・・・」
大丈夫か?著作権とか・・・
「俺も最初そう思ったよ」
「先生もか」
良かった。少なくとも俺等の価値観やら何やらが狂った訳じゃなかったらしい。
そこに
「こんにちは。私は今回君達の担当になった、『スペースヒーロー・13号』です」
今回の先生、13号が来てくれた。にしても、ブラックホール、か・・・
「さて、訓練を始める前に、ボクから君達に小言が~一言、二言、三言・・・」
『増えてる・・・』
長くなる奴だなこれ。
──割愛──
「やっぱり、殺傷能力の高い個性持ってる人の言うことは重みがあっていいな」
「私、13号のファンなんだ~!」
「確かに麗日さん、同じ重力系統の個性だからな」
「うん!それに・・・
「・・・・・・」
聞 こ え ち ゃ い け な い ワ ー ド が 聞 こ え た 。
・・・そうしている内に、もうUSJの中央の広場みたいな所だ。
・・・にしても、さっきから妙な胸騒ぎがする。何事も無ければ良いが・・・
「全員!固まって動くな!!」
「・・・そうは問屋がおろさない、か・・・」
入り口に見える複数の人影。この距離で判るとは、流石プロ。
「お~何だ?また入試みたいにもう始まってるってパターンか?」
「違う!彼奴等は─────」
全く、1日に2回も襲撃されるとはな。しかも今度は・・・
「────
本気で殺しに来る奴らだ。
「ヴィ、敵ンンンン!?アホだろ!?ここ雄英だぞ!!」
上鳴が叫ぶが、
「いや、雄英のセキュリティを突破して来たし、何よりあの人数・・・多分、殆どが捨て石のチンピラだけど、体力は消耗する・・・馬鹿だけど、アホじゃないよ」
流石は推薦入学者の轟だな。分析能力も高い。
「先生、防衛時の戦闘許可を」
「許可する!」
イレイザーヘッドはやっぱり柔軟な対応が出来るな。さて、彼奴等に何か目的があるなら、そろそろアクションがあると思うが・・・
「オイ黒霧、オールマイト何処だよ。来るんじゃなかったのか?」
「ふむ、何やら手違いがあったらしいですね、死柄木弔」
はい、取り敢えず偽名だろうけど名前は解ったわ。
「イレイザーヘッド、黒いモヤモヤが黒霧、身体中に手首をくっ付けてんのは死柄木弔だとさ。たぶん偽名だが・・・あと、オールマイトが来る予定だったってカリキュラムが流出してるらしいぞ」
「何?聞こえたのか?」
「まぁ
さて、何か動くね奴さん。
「皆さん、始めまして。私は敵連合の黒霧と申します。今日は、平和の象徴に息絶えて頂くために此方に来させていただいたのですが、肝心のオールマイトが見当たりません。今、彼は何処に?」
黒霧が言ってくる。取り敢えず、デンデンセンサーで観察だ・・・
「美味しソう・・・ジュルッ♥食ベタい♥食べたイ♥食ベたい♥食べタイ♥・・・」
「え”ッ!?」
何か麗日さんが異形型の敵みて目のハイライト消しながらよだれ垂らして・・・まさか!
「オールマイト殺す前に自分がブッ飛ばされるとは思わなかったのかアァン!?」
「先手必勝!!」
「え!?ま、待てかっちゃん!切島!」
あ~もう!何でこのタイミングで突っ込むかな!?
「危ない危ない。流石は雄英生徒、侮れない。まずは───」
マズい!こういう時は何をしてくるか解らん奴が最も危ない!
「────散らして、なぶり殺す」
!モヤが広がって、こっちに───
「は?」
何時の間にか、俺は落ちていた。
「うわっ!クソ!
下は・・・水難エリア!取り敢えず!
【バード!マキシマムドライブ!】
背中に翼を生成、水難エリアの船の所の2人と合流する!
(サイドEND)
to be continued
麗日さんには発狂してもらいます。
狂気は不定の『異常食』ですね。あり得ない物に食欲を抱くというものです。