僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase1 作:エターナルドーパント
それと、今回は出久の過去の闇の欠片がポロッと出ます。
(出久サイド)
『俺』は緑谷出久。極普通の
今、通っている中学に徒歩で登校中だ。
全く、昨日はせっかくの日曜日だったのに、あの強盗犯共のせいで台無しだった。
・・・にしても、〔ありがとう〕、か・・・
大体の人間は、自分の知らないエターナルを警戒する。ヒーローが敵意向けてたら尚更だ。何時振りだろうな。助けたその場で、あの言葉を聞いたのは・・・
(ありがとー!おじさん!!)
ッ!!・・・いけないな、俺は『あんな悲劇』をまた起こさない為に戦っているんだ。俺がヒーローになって、『彼奴等』がやったことを、あの場所で起こった『真実』を、知らしめてやるんだ・・・
おっと、いかんいかん。また殺気が漏れていた。あぁ~あ、あそこの家の飼い犬、気絶しちゃってるし・・・全く災難だ。
そういえば、昨日人質にされてたあの子、かなり特徴的な異形型だったけど、どんな個性なn
(ありがとう!)
──ドクン!──
ッ!?何だ今の!?あの子の笑顔が・・・頭から離れな・・・ん?ま、まさか・・・
そうか、間違い無い・・・そうかぁ・・・
「俺は・・・あの子に・・・惚れた、のか。ハァ~~~」
マジか・・・アレくらいで惚れるとか、俺・・・チョロくね?
あぁ~あ、何か京水姉さんがクネクネしながら、「出久ちゃんに春が来たわよぉぉッ!」って言ってるのが聞こえる気がする・・・。まぁ、惚れちまったモノはしゃぁない。素直に受け止めとくか。
・・・と、そうこう考えている内に、学校に着いたな。あぁ~気怠い。
「邪魔だ!どけやデク!」
・・・もうやだおうちかえりたい。何で寄りによってこんなブルーな気分の時に来るんだろ
まぁ、無視したr「シカトすんなやクソデク!」・・・遅かった。こうやって喧しいからちゃっちゃと退くか。
「フン!1ぺんで聞けやクソデク!俺の前に立つな!」
あぁはいはい解ったから早よ行け。全くもう、嫌んなってくるよ。大体彼奴、何で一々俺に突っかかって来るんだ?こっちからはノータッチなのに・・・あぁ、あれか、構ってちゃんか。
こうやって、俺の学校生活が今日も始まる・・・ハァァ、家でメモリガジェットのメンテしたい・・・
(サイドEND)
(少女サイド)
アタシは芦戸三奈!
・・・誰に説明してんだろアタシ。疲れてんのかなぁ。昨日色んな事があったからかもしれない。
あの後、ヒーローとか警察とかに「何もされてないか」とか、「ヤツがどんな個性か解るような所は無かったか」とか、兎に角しつこく聞かれて参っちゃったよ。『何も見えなかった』『多分男だと思う』って言い続けたら漸く諦めてくれた。
エターナルさんは警察の人曰わく、『許可無く個性を使って人を混乱させる
でも、アタシにはどうも、そんな風には見えなかったんだよね。あの雰囲気を一言で言うなら、多分『辛そう』とか、『寂しそう』っていう感じだと思うんだ・・・。
それに、アタシが『ありがとう』って言ったら、物凄く、なんて言うんだろ、動揺してた?んだよね。『有り得ない言葉』を聞いて驚いたって感じかな。
・・・ん?『有り得ない言葉』?・・・!まさか、ああやって何時も人助けをしてるのに、昨日みたいに皆に悪者だって決めつけられ続けてきたの!?
・・・でも、それなら、あの何かを諦めたような感じのする声も、お礼一つであんなに驚いてたのも、解る気がする。でも、でもそんなのって・・・
「悲しすぎるよ・・・」
そっか、あの人、寂しかったんだ。家族とか友達にも言えなくて、人助けをしても、あんな風に悪者扱いされて・・・何か、こんな感じの大昔のヒーロー漫画、読んだことある気がする。
よし!決めた!今のヒーローが
そうすればきっと・・・きっとあの人も、少しは楽になるよね!よしっ!まずは・・・
「聞こえんのか芦戸!!何をさっきからブツブツ言っている!!」
「はッ!?は、はい!」
しまった~今授業中だった~・・・でも、やることは決まった!取り敢えず、身体鍛えよう!鍛えといて損は無いしね!
(NOサイド)
二人の運命は、変わった。その先に有るのは、
to be continued
はい、こんな感じですね!三奈ちゃん、勉強は苦手そうだけど、そういう子に限ってこういう風な直感が鋭い感じしません?