『あれ、前回と書き方が違うや』も、1回程度なら
そういう書き方をした話。
で、うまい具合にごまかせる気がするんですけど
『あれ、前回と違うし前々回とも違うぞ』
ってなったらもうあれじゃないですか。
ていう不安にかられながら書いたその2ですどうぞ
ジャンヌが事務所に来る1時間ほど前のこと。
「はぁ?アンタがストーカーされてる?冗談じゃないの?それか被害妄想」
坂本探偵事務所からJR新宿、そこからさらに山手線(外回り)に乗り二駅、着くのは高田馬場。
そこからさらに徒歩で5分の住宅街。その内の一軒、表札には【源】の文字。一般的な一軒家の2階、the若者といってもいいくらい明るい部屋には2人の少女がいた。
1人は当然我らが受付嬢、ジャンヌオルタ。もう一人は、ジャンヌの友達鈴鹿御前ちゃんである。2人の服装は、都内でも有数の名門校『中高大一貫時計台学院』の制服。
黒のセーラー服に、赤いスカーフと素敵な姿。いわゆる女子会なう。
テーブルの上には、紅茶の入ったティーカップが2つとマフィンが3つ。すでに1つジャンヌが食べてしまっていた。
「はぁ?それこそあり得ないし!ほら、私美形だから超モテるじゃん?その延長線上ていうか、熱烈なファンみたいな?」
「アンタがモテるかどうかなんて私、知らないわよ。というか、ロマンティストで乙女チックなアンタがモテるとか初知りなんですけど」
仲がいい…と言っていいのだろうか。いや、いいのだろう。しかし、彼女たちが話す内容はいささか女子会といっていいものではない。
むしろ一触即発。すれ違い、ヘタな触れ方でもしたら大爆発しかねない。そんな感じの女子会。
若干食い気味に返すジャンヌに、同じく食い気味に答える鈴鹿。こういう時の言い合いは基本、決着しない。
「あらあらまあまあ、本当に仲がいいですね。母はとっても嬉しいです。でも…鈴鹿がストーカーに合うのは…とても悲しいです。だから母が退治してあげるというのに。ちっとも行かせてくれないの。貴女からも言ってくださいな。悪い虫は早いうちに消した方がいいって」
「ちょっちょ!消すとかありえないし!普通に平和的に解決するし!」
部屋のドアを開け中に入ってきたのは、皆の…鈴鹿ちゃんのお母さん、源頼光だった。手に持つお盆には追加の洋菓子、バウムクーヘンが乗っている。綺麗に三等分されているあたり、持ってきた時点で会話に混ざる気が満々らしい。
そして、開口一言目から大変なことを言う包容力53万を有する母は、子供の敵に恐ろしいほど容赦がない。
「......私のバイト先、探偵事務所だけど、相談してみるなら話つけてあげるわよ?」
「あー、坂本探偵事務所っしょ?本当に大丈夫なの?聞いたことないし、怪しいし」
「アンタ...一応私のバイト先なんですけど、あんまり悪く言わないでくれるかしら」
「それはいいわね。早速行きましょう?母もついて行きます」
ジャンヌの何気ない提案に乗った二人は、ジャンヌに連れられて坂本探偵事務所を目指すのだった。
オカン
源頼光
性別女性、年齢不明、出身不明
雅でお淑やかでとかく包容力が53万をはるかに上回るハイパーオカン。常識とわきまえは理解している……はず。
第一話の主役たる鈴鹿御前の母親。JKの母親だからそれなりに歳を食っていてもおかしくはないのだが、若い。気味悪いくらい…ゲフンゲフンとてもおきれいだ。
人生いろいろあったが、そこらは割愛。今の夫とは二十年ほど前に出会い、すぐに孕み十月十日で鈴鹿ちゃんを産む。単身赴任が多い夫に代わり、家のあれこれをこなして行く。
今は高校生になった娘の将来と、大学の入学費が心配。
そこに追加でストーカー問題がきてちょっとキャパオーバー。
JK
鈴鹿御前
性別女性、年齢不明、出身不明
とかく明るく、the若者。誰にでも優しく、童貞。オタク。根暗。爽やかなくそ野郎。いろんなところから好かれる。スクールカーストももちのロンぶっちぎりで一位。
のに、女子からも好かれる。オカンというか姐さんというか。母が53万を上回る包容力をもっているからか、子も30万近くの包容力。面倒見がよく、絆創膏にポケットティッシュ。ハンカチ色々女子なものが出てくる。
よくいろんな男(時折同性)からも告られるが、乙女チックというかロマンティストな鈴鹿ちゃんは運命的な出会いをするまで、付き合う気は無いので拒否る。
最近ストーカーされている気がする。きがするなんてものじゃない。されてる。家に紙が来たりするまじキモイから殴りに行こうとしてもママが止める。
すみません、ここにオカンとJKのキャラ書かせてもらいます