今後はこの書き方で行きます。はい。変わりません!
実を言うと龍馬の喋り方が安定してない気がするんです
「坂本先生、依頼人。連れてきてあげましたよ...って、何で薄気味悪いくらい静かなのよ」
「あぁ、ジャンヌちゃん...いや、何でもないよ。あぁ、それより依頼人をつれてきてくれたんだろ?いやー、良かった」
「いえーい、ジャンヌおはよー。そうだ、ジャンヌでいいからカエル取りに行こう」
「仕事の時間か。部外者のオレは、いない方がいいな。じゃあオレは帰るよ」
我らが受付嬢、ジャンヌが源親子を連れて事務所に来て最初に見たのは、驚く龍馬に無関心なお竜さん。そして、軽く手を振り事務所から出ていく式だった。
「はぁ...?まぁ、いいです。えぇ、そうですそうです。この私が、依頼人を連れてきてあげたのです。さぁ、感謝の言葉を垂れ流しなさい。あと、私カエル嫌いなのでお断りします」
「お前もかー、ジャンヌ...お竜さんは悲しいぞ...仕方ない。これはニホンアマガエルを取ってきて見せてやらないとな。可愛いぞ、緑でちっちゃくて。食べたくなるぐらいだ」
「うん、本当ありがとうね。あぁ、お茶の用意してくれないかなそちらの...お2人が、依頼人だね。2人ともジャンヌちゃんの学友でいいのかい?」
「だからいらないと言ってるでしょうに!......私が入れるより、坂本先生が入れた方が美味しいと思うので先生が入れてあげてください。私は茶菓子の用意をするから」
「そうかな?あぁ、じゃあお茶は僕が用意するよ。自己紹介は少しお待ち下さい。すぐに支度しますから」
ジャンヌにおだてられて心地よくなった我らが探偵龍馬。鼻歌でも歌いだしそうな勢いでキッチンに行く龍馬は、鈴鹿と頼光を接客室に通す。
「へー?なかなかイイじゃん?坂本龍馬だっけ?つぅか、何で友達なの?まぁ、ママ若く見えるけど有り得ないし」
「あらあらまぁまぁ。坂本先生、お上手ですね。うふふ、照れてしまいます」
龍馬の何気ない一言に照れる頼光まま。しかしそれも仕方ないだろう。まず若さが違う、人妻かつ子持ちとは思えないほどに若々しい。次に服装が何故か鈴鹿と同じ感じの黒いセーラー服に赤いスカーフ。
そして何より、へそ出しだ。もう一度言おう、へそ出しなのだ。
「お待たせしました。僕はここの事務所の社長兼探偵をやっている、坂本龍馬です。本日のご要件は?事件ですか?人探しですか?それとも有名な怪盗団からの予告状ですか?」
久々の依頼人に、久々の仕事。嬉しさで感情が空回りしちゃった龍馬は捲し立てるように依頼を聞き出す。
「先生、落ち着いて下さい。みっともないです」
「龍馬...気色悪いぞ...」
「あ...はは、申し訳ない。久々の依頼人でつい...」
「いえいえ、大丈夫ですよ坂本先生。ふふ、私はこの娘の母の源頼光です」
「娘の鈴鹿だし!つか、さかもっちゃんマジイケメンじゃん、結構タイプかも」
焦る龍馬にそれを窘めるジャンヌと、引くお竜さん。
優しくふつくしく微笑む母に、依頼の事が半分近く頭からすっ飛んで興味津々に龍馬を観察する鈴鹿。
そして、頼光の「母」カミングアウトと唐突な鈴鹿からの「さかもっちゃん」呼びに面食らう龍馬。当然である、完全に10代だと思っていた女性が母親だというのだから。
さかもっちゃん呼びより、そちらの方がインパクトはでかい。
「お母さん?同級生ではなくて?あと、さかもっちゃんってもしかしなくても僕のことだね?」
「えぇ、母です。よく若いとは言われますが、同級生というのは初めてです...うふふ、照れてしまいますね...」
「そうだし、坂本って名前さかもっちゃんしかいないじゃん?てか、ちょー真っ白だし。そっちの浮いてる人真っ黒だし」
「おー?やんのかーてめー。喧嘩なら買うぞー。龍馬が」
「そんな話しに来たんじゃないでしょ?早く本題入りなさいよ...」
こんがらがってきた頭を整理するために、脳をフル活動させる龍馬を放置して楽しむ女子がた。
龍馬の隣で退屈そうに浮いているお竜さんを指差し、これまた興味津々に観察し始める鈴鹿と「呆れた」とため息混じりでいい、話を進めるジャンヌ。受付嬢は何気に優秀なのだよ。
「あぁ、そうだね。それでは...ご要件は何でしょうか」
コホンと一つ咳払いをする龍馬に釣られて、周りの皆様方も顔が引き締まる。
さぁ、やっと話が進み始める。
次回からしっかりとしたコメディミステリーですよ!
毎度のことですが、胃が痛く、不安で手がプルプルクセスです。
とにかく頑張って突っ走ります