覚られたら負けちゃうんだ。   作:芦田愛菜(67)

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徹夜テンションです。一週間後には消えてると思います。
読みにくかったら書き方変えます。

(修正)「俺じゃあんなに」→「僕じゃあんなに」

テンションに身を任せてはいけない(戒め


これが僕の料理。

デスドリンクを知っているかい?

カラオケ点数やゲーム対戦での罰ゲームに用いられることのあるものだよ。

男の子なら誰しも小学生の時にやったことがあるだろう。

(ウーロン茶にメロンソーダ混ぜたら美味しいんじゃね!?!?)

 

とか

 

(美味いもん混ぜたら超美味いだろ!!)

 

と心の底から信じて作るパーフェクトウルトラゲロゲロ微味ジュースともいえる。

当然今世の僕も……あぁ、実は僕、二度目の人生なんだ。記憶が戻ったのは小五くらいだけどね。

それは置いといて、今世の僕もファミリーレストランでデスドリンクを作ってね。

結論から言うとね。

 

 

美味しかった(コーラ、乳酸菌飲料、オレンジジュース、ウーロン茶、紅○花○等)

 

 

 

あまりの美味しさに親と友人に勧めてみた。飲んでくれたのは友人だけだったが…。

その友人がごちゃ混ぜドリンクを喉に通した瞬間、友人の服がはじけた。

 

 

服が、はじけた。

 

 

やべえ!と思いつつ周りを見たが誰も友人に関心を向けない。

それどころか親や友人母、周りの客がドリンクを物欲しそうに見てきた。

全員に振る舞うと、一人残らず生まれたままの姿になる。

 

 

 

逝ける!(イけるとは言っていない)

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

それが小学校三年生に起きた事件。ちなみに友人は露出癖を持ってしまったが。

その後、小学校五年生で今世に生まれる前に神から授かった能力を思い出す。

なるほど、そりゃデスドリが美味になるわけですわ。

 

そんなこんなで今は遠月茶寮料理學園に高校二年生として通っている。

入試や進級試験は難なくクリアした。毎日の授業は危なかったけどね。レシピ通りに作るのって難しいね。

 

秋の選抜には出場できなかったよ。司先輩に「インフレ死ね☆」って言われた。

かわいいなぁ(白目)。

十傑にスカウトされたこともあるけど断った。だって十傑って生徒の目標みたいなとこあるし……。

僕の料理は誰も真似できないからね。

 

十傑の人たちとは良く食戟してるんだ。一番戦ってるのはさっき話した友人……一色慧だよ。

基本から応用まで全てを身につけてる料理人なんだ。負けたことないけど。

 

食戟は楽しいんだ。僕はしっかりとした料理は作れないから勝った方が負けた方の料理を食べるという条件でいつも戦ってるんだよ。

相手の料理はいつも美味しいしね。

丁度今から丼物研究会の主将、小西君と戦うんだ。もちろんテーマは「丼物」。

小西君は丼物で輝くから当たり前だね。

 

おっと、司会の子が開始の合図を言うみたいだね。唐突だけど遠月に通う女の子ってみんな可愛いよね。

出来ればお近づきになりt『調理!!開始ィ!!!!』

 

 

 

 

始めるか………。

 

 

 

 

さあ、今回の食戟で僕が作る丼の食材はこちら!

 

牛肉(バラ、スーパーで特売でした)

卵(同じく特売)

オリーブオイル

みりん

はちみつ

サラダ油

胡椒

ラー油

ピーマン(付け合わせ用 うちの寮でとれたやつ。美味い)

インゲン(同じく寮産。美味い)

 

 

である。何を作るかわかるかい?わからないだろう。それがこの料理のポイントさ。

ただ、とっても美味しいんだよ。

 

まず最初に牛肉を切りに切り刻む。牛肉ってわからないくらいに。

それをサラダ油を引いたフライパンに入れ、溶き卵をすぐに投入し弱火。

だいたい30秒後に強火、また30秒後に弱火…これを5分程度繰り返す。

その後、全ての調味料をドバドバと気分で量を変え注ぐ。

それを米を持った器にかけて…

 

丼は完成だ。(白目)

 

 

あとは付け合わせのピーマンとインゲン。蒸すだけです。気分で蒸す時間が変わります。

これらを皿に盛りつける。そして皿と丼をお盆に乗せて審査員の前に出す。

おあがりよ!!(キメ顔

 

『おっとぉ!ここで柚崎薯蕷選手の料理が完成したぁ!なんだこの料理はぁ!?』

「『僕のドンブリ』です」

 

丸パクリである。あっ、柚崎薯蕷ってのは僕の名前ね。よろしく。

 

 

「ななな、なんじゃぁこの丼は……味が全く想像つかん…しかし、特別な物を使っていないのに!!

むしろ、材料が少ないというのに!

なんじゃこの芳醇な香りは…!?

ダメじゃ!辛抱たまらん!食うぞ!儂は!この丼を!食うぞぉぉぉ!!」

 

審査員のおじいちゃんがすごい叫んでる。あっ、口に入れて……うわっ、アヘってる…しゅごいのぉ……!!

 

「んっ、んほほっ、ダメじゃ、筋肉が仕事をせん……顔がゆるみきって、あっ、ダメなのじゃ……!!ああぁ!この付け合わせも、とてつもない甘みがぁぁぁ……!!」

 

きったね。(失礼)

他の審査員もみんなすごい顔になってるね。放送事故だよこりゃ。

 

 

 

『すごい顔してますねぇ…!私も食べてみたいです…おや?

そうこうしてるうちに小西寛一選手も完成したようですよ!この料理は…親子丼ですね!』

「おう!悔しいがオレは絶対に柚崎には勝てねぇ…。だから!オレは柚崎に対して出せる最高の料理を作ったってわけよ!」

 

最高だぜ。もう見るからに美味いもんこれ。早く判定決めて僕に食べさせて。

 

 

「ふむ…親子丼としてのクオリティは最高…しかし、先の品を食べてからだと…すまないのう。どうしてもあの料理と比べてしまうんじゃ…」

 

 

比べるのが食戟だからね。(正論)

そんなこんなで僕の完勝。

 

 

「さて小西君。親子丼一丁、よろしく頼むよ。」

「あいよ…ほら、大盛りでいいか?」

「最高だぜ」

 

 

 

さて…まず見た目だ。やばい(語彙力)。

小西君は三つ葉を入れる派なんだね。半熟卵の中にきらきらと覗く宝石の様な鶏肉。そして宝石を隠すように覆い被さる三つ葉……いただきます。

 

 

おっおっおっおおおおおお!!んほぉ!!!!こりゃダメだ!脳が!!脳から汁が!!ダメだイッ……!!!!

 

 

ふぅ。トリップしちゃったんだぜ。やばいな。さすが二年生まで生き残ってるだけあるわ。

喉を泳ぐような卵…噛むほどに甘みを感じられる鶏肉…口から鼻、脳まで駆け抜ける香り……優しい香り、薄口醤油だね。

それらでトびかけた意識を三つ葉の香りで取り戻す。終わりがないのが終わり……だなこりゃ。

 

「ふぅ……完食してしまったよ。小西君、美味しいご飯をありがとう。」

「ハハッ、柚崎にそこまで言ってもらうと十傑いけるかと勘違いしちまうぜ……お粗末さん!」

 

十傑いけるようん。絶対いけるいける。

 

 

 

これで今回の食戟は終わりだね。ちなみに審査員のおじいちゃんは立てなくなってました。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

そんなこんなで寮に向けて歩いて行く。まさか前世ではファミレスでうまいうまい言ってたのに今では超一流料理を毎日食べられるなんて…。

別にファミレスが不味いって訳じゃないけどね?

 

しっかし美味しかったなぁ…なんで丼研栄えないんだろう。厳しすぎてついて行けないとかかな。

引き継いでくれる人が出てきてくれないかな。僕じゃあんなに美味しい親子丼つくれないしなぁ…。

 

あっ、出迎えがいる!

 

「おかえり、薯蕷!」

「ただいま、慧。」

 

 

 

 

え?神にもらった能力?うーん……名前忘れちゃった。

ところでさ、

 

○か×か。どちらかわからない状態だとどっちかに決めつけることができるって、便利だよね。

 

 

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