魔法少女リリカルなのは ~宇宙の虹を見たことがあるか?~ 作:スターク・作家
ピッ…ピッ…
何か聞こえる。
心電図の音のようなものが響いてくる。
今まで真っ暗な場所に長い時間漂っている間に聞こえてきた音がそれであった。
目をあけると最初に見えたのは無機質な壁。
心電図のような電子音から判断したものは…
ここは、医務室?
そうかあの戦闘は夢だったのか。
だよな俺がこんなところで死ぬはずないもんな。
しかし医務室ってこんな感じだっけ?
もうちょっと飾りっ気あったほうがよくないかな。
さてとこんなところで眠っていても仕方ないから起き上がるか。
ん?なんか前より体が重い…太った?
それに何か視線を感じる。
ふと視線が向けられる方へ頭を動かす。
そこに映し出されたのは―
「……。」
緑色のショートヘアー、眼鏡をかけた1人の女性がたっていた。
見たことのない制服のような衣装の上に白衣を着ている。
あれ?こんな子がうちの部隊にいたのだろうか?
それよりその「はわわわ」な表情はなに?
まるで初めて宇宙人と遭遇したぐらいのリアクションだぞと心の中でつぶやく。
「うッ…。」
「う?」
「うごいたーーー!」
間が少し空いた後に一言「動いた!」と慌て始め部屋から出て行った。
動くも何もそりゃぁ、生きているから動くよ。
なぜそこまで慌てて部屋から飛び出した?
その原因が分かるまで数分足らずで判明した。
「ん…?」
右腕を前へ伸ばすように動かした時、目に入ったのはまるで機械…MSのような腕をしていること。
これ本当に自分の腕なのか?肘を曲げたり、指を細かく動かす。確かにこれは自分の腕だ。
しかも片腕だけではない。左腕も同様に動かしてみるもやはり自分の腕だ。
それによく見ると下半身はまるで自分が搭乗していたはずのMSのものと一緒だ。
「まさか…。」
MSと化している両腕を頭に向かって伸ばしていき、輪郭をなぞるかのように顔をなぞった。
立体的で触り心地も人間のようにぷにっとやわらかいものではない。カッチカチの装甲だ。
「ウソだろ。俺…MSになっている!!??」
認めたくないだが認めるしかないこの状況。
そう自分は搭乗機「ジェガン」…正確には「ジェガンD型」であるがそんなことはどうだっていい。
目がさめればまるで漫画や小説のような出来事に俺は想定外すぎる状況に混乱してきた。
いやここはいったん落ち着こう。
「そうだここはいったん落ち着こう。俺は軍人だ。名前は…名前?」
思い出せない。
自分の名前が思い出せないのはなぜだろうか。
ますます落ち着けない状況になってきたぞこれは…。
そして追い打ちをかけるがごとく今度は扉が開かれる音がしたのでそっちに向けると
まるで雪崩のように戦闘服?に身を包んで杖のようなものを構えた男性副数人が入ってきて、杖を突き付けられた。
「こ、今度はなんだよ!?」
思わず両手を上げてしまう。いやせざるえない。
「すまないここを通してくれ。」
すると男性戦闘員達が道を作り、そこから出てきたのは黒髪の青年。
あの時、慌てて出て行った女性より落ち着いている。下手な大人よりも落ち着きがあるの印象的であった。
「突然の出来事で混乱するのは仕方ない。だけどこれから話すことは重要になりうるから聞いてほしい。」
「あッはい。」
年下だがどうも頭が下がらない。思わず素直な返事をしてしまった。
私もあまりリリカルなのはの全キャラクターの口調とか言動は把握していなくって
「あれ?クロノくんってこんな口調だっけ?」「あれ?どんなふうに声かけたらいいだろうかと」疑問が浮かんだので改めてリリカルなのはを視聴しようと思った今日この頃。
雰囲気的には隊長のザクさん的にストーリーを進めていこうかなと考えていく感じです。