魔法少女リリカルなのは ~宇宙の虹を見たことがあるか?~ 作:スターク・作家
後日…クロノ・ハラオウンと再度面会する時間がやってきた。
その後、解析室から執務室へと場所を移した。
「んで今度はどのような話しがあって?」
「君に確認しておきたいものがあるんだ。」
真剣な表情でジェガンに端末を手渡される。
端末に表示されている内容を確認しながらスクロールしていくととある画像にジェガンは驚く。
「これは…。」
「先日、パトロール隊との戦闘があった。その時に交戦した敵の画像だ。見覚えはあるか?」
「…あぁこれはAMX‐006ガザDだ。」
「ガザD?それがこの機体の名前か?」
「あぁそうだ。サイズは俺と同じ人間ぐらいだがこのシルエット間違いない。」
ガザDとは宇宙世紀に開発された可変型MSの名だ。
特徴的なメインカメラに右胸から直接生えている射撃武装。
その独特なシルエットに加えてカラーリングは濃緑色で両腕には装飾が施されている。
ジェガンはその機体に間違いないと確信した。
「だがなぜこいつが?こいつもお前らからしたら未来の兵器なんだぜ?」
「それは分からない。現在調査中だ。」
ガザDもまたジェガンと同じ宇宙世紀に誕生したロボット兵器だ。
サイズはどうであれなぜ他の次元世界に出没したのかは謎である。
「んで?こいつは撃破したのか?撃破したやつから残骸を回収とかは?」
「遭遇した部隊員の話によると撃破と同時に光の粒子となって消え去ってしまうらしい。そのおかげで回収はできていない。」
「ますます不可解だな。」
MSが撃破されれば光の粒子となって消える。ジェガンはその情報を聞いてもしかしたら自分が知っているMSとは違う性質を何かなのかと考える。
「もしかしたら第三者の手によって再現されたものではないかと推測される。」
「その第三者はいったい誰なのか。いえることはそいつは俺と同じ時間軸から来たと言える可能性が高い。」
MSの存在を知っているということはジェガンは自分と同じ宇宙世紀からきた何者かであるかと推測した。
「そうだとしたら時空管理局としてはだまって見過ごすことはできない。そこで君にも協力してもらいたいんだ。ロボット兵器、MSのことを知っているのは君だけだ。協力者という形でサポートしてもらいたい。」
「…いいぜ。ただ武装はこのグレネードとビームサーベルぐらいだがジオンの連中を取り締まるのは軍人としての務めだ。協力するぜ。」
「協力感謝する。では早速だが任務を伝える。」
手渡された端末の画面が切り替わる。
そこは先ほどガザDと局員の戦闘が繰り広げた戦闘域であった。
「まずは出没現場から調べよう。なにか手がかりが見つかるかもしれない。君と他に局員を随伴させる。頼んだぞ。」
「おぉまかせろよ。」
意気揚々と敬礼するジェガンは戦闘準備に備えて執務室から出ていくのであった。