魔法少女リリカルなのは ~宇宙の虹を見たことがあるか?~   作:スターク・作家

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早くもスランプになりそうだ(汗


接敵

先日発生したMSによる奇襲を調査する為に

魔導士達数名と協力者としてジェガンが本作戦に参加することとなった。

 

「ここが奇襲された世界かぁ。」

 

荒廃したビル群と地平線には砂が舞う砂漠が広がっていた。

人はいないが、原生生物と思われる小動物がこのコンクリートジャングルを寝床に繁栄していた。場所はこの近辺であり、よく見ると戦闘があったかと思われる跡がちらほらをみかける。

 

「ジェガンさん。」

 

1人の魔導士が話しかけてきた。

 

「どうですか何か手掛かりになるようなものがありましたか?」

「いいやないな。戦闘の痕跡はあるが――ッ!?」

 

するとジェガンから殺意を感じ取った。

そうそれはまるでレーダーに敵の反応をキャッチしたその感覚とどこか似ていた。

 

「かくれろ!」

 

敵が潜んでいる。いやこちらを待ち伏せをしていた。

ジェガンは咄嗟の判断で隊員たちに退避しろと叫んだその時、

ビームが真横を通り過ぎ、隊員の一人に命中。

被弾した隊員の脇腹は先ほどのビームによって貫通し、力なく倒れた。

それを境にビル群の周囲からビームの雨が降り注ぐ。

 

「ちぃッ!」

 

ジェガンは機体各部に備え付けられたスラスターを吹かしながらその雨を掻い潜り、廃ビルの影へと隠れた。他の魔導士たちは魔力壁を展開するも数発で破られてしまい、最終的には蜂の巣にされてしまった。

 

「こちら調査隊!現在敵と交戦!増援を―――くそッ!」

 

すぐさま本部へと連絡をとろうとするもノイズが入り、まともに通信が送れない。

その原因はすぐに分かった…ミノフスキー粒子だ。

ミノフスキー粒子が戦闘濃度に散布されている。間違いないこちらを襲いかかってきたのは敵MSだ。

そして敵MSはこちらに向かって接近するのであった。

 

「こっちはビームサーベルとグレネードだけ。圧倒的に不利じゃないか。」

 

だが黙ってこの状況を見過ごすわけにはいけなかった。

壊滅した部隊員の中にはまだ息が残っている者がいる…救わなければ。

 

「やぶれかぶれだ!俺の強運を甘く見るなよッ!」

 

強運であることを理由に自分を奮い立たせ、ビルの陰から飛び出す。

視界に写ったのは袖をつけたガザDだ。

ガザDは右胸にとりつけられたナックルバスターをジェガンに構えてビームを放つ。

 

「そんな射撃に当たるもんかよッ!」

 

頭の中で機体を操作するイメージで…そうすることでその通りに体が動いてくれる。

敵の攻撃をかわして間合いを詰めたその時、バーニアを吹かし急接近。

 

「ひとつッ!」

 

ビームサーベルを展開させ、ガザDの胸部に突き付けた。

サーベルがガザDの体を貫通させたその時、横へ薙ぎ払い両断した。

さらに敵の反応。今度は11時の方向にガザDが攻撃をしかけながら接近。

 

「ふたつめ!」

 

攻撃をかいくぐりこちらに接近した2機目のガザDのナックルバスターを切り落とした。

2撃目にビームサーベルを頭部に突き刺した。

 

「さぁこい!俺はここにいるぞ!」

 

その雄たけびのような咆哮と共にビル群から続々と敵MSが出てきた。

これだけの数相手にできるのだろうか…ジェガンはふと迷いが生まれた。

だが救える命を救うにはこれしかできない。もう見捨てるわけにはいかない。

ジェガンがビームサーベルを構えなおしたその時だった。

 

「ッ!?」

 

頭上から強力な反応…ビーム?いやあれは魔力だ。

魔力の塊が突如として現れ、敵MS群を蹂躙する。

その光景をみたジェガンはすくんでしまった。

あれだけの敵MSをたった1撃で全滅させたのだから。

そしてその上空へ目を向けると1人の少女が宙に浮かんでいた。

その少女が何者であるか分かった時に―

 

「大丈夫ですかジェガンさん?」

 

それは白いバリアジャケットに身を包んだ高町なのはからの通信が入るのであった。

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