またかなり間が空いてしまった。申し訳ない。
今回から首都奪還に入ります。
では、どうぞ。
Side Out
フォンティーナに住むエルフ達の首都、エレンシア。
銀の森の奥深くに広がる街の大きさは隠れ里のエドラスを遥かに上回り、華やかな街並みは自然が生み出した芸術のような美しさを誇る。
それと同時に、エレンシアは軍を構える拠点として戦略的に大きな価値を持っている。
まず、首都の周辺が巨大な湖に囲まれており進行ルートが街から延びる何本かの橋に自然と限定される。それにより敵の接近を速やかに察知し、守りを固めることが出来る。
都市を囲むように立つ城壁はエルフ達の手によって作られたものだが、それ以外は全てフォンティーナの大地が生み出したもの。
天然の要塞、というのはこういうものを言うのだろうか。
だが、今その美しき首都に腰を据えているのはエルフではない。破滅と混沌をもたらす軍勢、スレイプニルが率いる暗黒騎士団である。
それに対するは理不尽に抗う反攻の軍勢、フォンティーナのエルフ達の協力を得たヴァレリア解放戦線。
単純な戦力差で見れば両者の優劣は歴然としている。
だが、その事実を前にして怖気づく者も、逃げ出す者も誰一人としていない。
戦う者全てに守るべきものがある。取り戻さなければいけないものがある。故に恐れてはいけない。進まなくてはならない。
光と闇。陰と陽。
相反する両者は今、城門の爆発を開戦の号砲として激突した。
* * * * * * * * * * * * *
「……戦況はどうなっている?」
「ハッ。敵軍は変わらず南門にて戦闘を続けています。前線では例の戦線メンバー、中でも赤髪の霊刀使いが派手に暴れているようです 」
「真っ正面から攻めてきたのもだが、エルフ共の姿が見えないのも不気味だ。前線部隊に熱くなるなと言ってやれ。森の中に誘い込んでの陽動もあり得る」
エレンシアの内部、高台に作り上げた拠点の中でスレイプニルは遠くに昇る戦闘の煙を見ながら報告としてやって来たケンタウロスの1人に指示を出す。
エレンシアの街に兵を進行させられる道は全部で4つ。
街から十文字を描くように東西南北へ伸びる4本の橋。それぞれが石造りの巨大な橋だが、行商の為に街道に通じている北門は一回り大きい。
なので防衛戦力の配分も北門が一番充実しているのだが、解放戦線は恐らくその情報を知って北門から一番遠い南門を狙ったのだろう。
だが、正直言ってスレイプニルにとっては……
「……拍子抜けだな」
……と、小さな呟きと共に落胆するような息を吐いた。
確かに、戦力が低い場所を狙うのは間違ったことではない。増援の到着までに解放戦線が南門を突破してエレンシアの内部に入れば後は街中での乱戦になる。
そうなれば数で劣る解放戦線にも充分に勝機があるだろう。
だが、あまりにも“つまらない”。
あまりにも普通過ぎる。
それに、スレイプニルに言わせれば敵が何処から攻めて来ようよ大した問題ではない。解放戦線の連中は、暗黒騎士団の“主力”を勘違いしている。
「……伝令、待機中のケンタウロス部隊に南門前へ移動するように伝えろ。もし南門が開かれた場合は指揮官の判断で戦闘を許可する」
「了解しました。将軍は、このままこちらに……?」
「エルフ共が他の門を攻撃する可能性も有り得る。最も、解放戦線の連中さえ潰せば烏合の衆に成り果てるだろうがな」
そう言ってランスを構えるスレイプニルから静かな威圧感が立ち上る。
いざとなれば自分が出て始末を付ける、とでも言うような様子だ。
走り出した伝令の背中から視線を外し、スレイプニルは虚空を見詰める。
その目に浮かぶのは、偶然で自分の一方的な感情で生まれることになった因縁の敵。
最初は少し腕が立つだけの脆弱な人間にしか見えなかった。見た目が貧弱でとても強そうに見えないというのもあったが、その身に纏う雰囲気が戦場にはとても似合わなかった。
だが、武器と殺意を打ち合ったことでその考えは一変した。
穏やかな目付きと顔立ちは別人のように引き締まり、オドオドしたような雰囲気も一瞬で無駄を削り落としたように研ぎ澄まされていた。
自分の抱いた評価をすぐさま覆したのも驚きではあったが、それ以上の驚きは武器と技を正面から打ち砕かれたことだ。
霊刀使いとエルフの助力があったとはいえ、あの時の衝突に敗北したのは変わりない。
だからだろうか、スレイプニルがあの男に他とは違う特別な関心を抱くのは。
「辿り着いて見せるがいい……途中で力尽きるのなら、所詮はそこまでだ」
虚空へと呟き、スレイプニルは身を翻して本陣へと歩く。
ソレは確かに将軍の地位を任されるに値する者の姿だ。外道畜生の集いであるドラゴニア帝国の将軍ならば尚更だろう。
だがこの時、スレイプニルは同時に1つのミスを犯していた。
将軍ならば……否、軍や部隊を率いる立場であるのなら、一度の指示を出しただけで思考を止めるべきではなかった。
常に戦場を把握し、起こるであろうあらゆる事態を想定して備えるべきだった。
そうしなかった理由は、一言で片付ければ慢心だろう。
帝国の長所である圧倒的な物量で何度も容易く勝ち続けてきたことから生まれる余裕が、スレイプニルの心に無自覚の油断を作り出していたのだ。
そして、この後……具体的に言えば1時間後に、スレイプニルはある言葉を送られる。
揃いも揃って人間を舐め腐ったことを後悔する時まで、あと少し。
* * * * * * * * * * * * *
時を同じくして、解放戦線が戦闘を開始した南門では激しい戦闘が続いていた。
打ち合う金属音のみならず、爆発さえも鳴り止まない戦場。
その中、解放戦線の先頭で暴れるのはハイブレードモードへと姿を変えたユキヒメとそれを振るうレイジ。
一振りの斬撃で爆発と衝撃波が撒き散らされ、ボーンファイターやオークが防具の有無に関係無く粉々になって吹き飛んでいく。
南門と陸地を繋ぐ石橋は広く頑丈に作られており、大した障害物も存在しない。
故に、前回と違ってこの場所ならレイジの大火力を思う存分発揮することが出来る。
『今日は遠慮無しだ! 派手に行くぞレイジ!』
「おうよ! 零式刀技……雷咆!!」
基本的な雷撃魔法である『スパーク』によって発生した雷撃が大太刀の刀身を覆い、矛先を力強く地面に突き刺す。
すると、解放された雷撃が一瞬の発光に続いて地面を伝い、前方のオークの群れを逃げる間も無く焼き尽くす。
他にも、リックとエルミナの爆発系魔法や竜那の神聖魔法までもが絶えず降り注ぐ。
焼かれ、凍らされ、浄化され、次々と異形の化け物が死体となって朽ち果てる。
長く戦闘が続いているが、戦況は明らかに解放戦線が優勢となっていた。橋上の各所に設置されたバリケードも、レイジが放つ衝撃波によって一撃で粉々に吹き飛んでいく。
解放戦線の突破は時間の問題だろうと誰もが思う中、戦場が動いた。
石橋の伸びる先にある南門が重い音を立てながら左右に開き、その奥から人間やオークなどとは違った独特の……馬が地面を蹴るような足音が無数に聞こえてくる。
戦場にいる全ての者の視線が集まった先には、先日と変わらず統率された陣形と装備を整えたケンタウロスの軍勢、暗黒騎士団がいた。
この瞬間、戦場には2種類の感情の変化が起こっていた。
1つは言うまでも無く、これで形勢が逆転すると考えた帝国側の『喜び』。
石橋の上であっても、地形の条件は前回の戦闘と殆ど変わりはない。平地で大した障害物も無く、ケンタウロスの疾走には何の問題も無い。
このまま戦闘が始まれば、前回と同じように解放戦線は徐々に不利になっていくと思ったのだろう。
ならばもう一方……解放戦線の側は『絶望』しているのだろうか?
答えは……否である。
むしろ、解放戦線のメンバーの顔に浮かんでる感情は真逆だ。
まるで長年待ち望んでいた機会が巡って来たような、リベンジの相手を見つけたような……そんな感じの、実に『
「お前ら、自分達が有利に立ったと思ってるみてぇだが……」
迫り来るケンタウロスの軍勢を前に、大太刀の峰で肩を叩くレイジは解放戦線の言葉を代表するかのように威風堂々とその場に立っている。
「実際は逆だぜ。この場所に出て来て足を進めた瞬間、お前らは自分の首を絞めた」
『以前の戦闘と大きく違う点は2つ。1つは私達の背後に避難民の存在が無いこと。そしてもう1つは……此処が“湖の上にあることだ”』
その言葉にケンタウロス達は少なからず疑問を抱くが、それはすぐさま驚愕に変化することとなった。
周囲の気温が急激に下がりだし、石橋の左右からパキパキと何かが凍りつくような音が這い寄るように近づいてくる。
一体何だとケンタウロス達が視線を向けた瞬間、橋の左右から凄まじい速度で氷が立ち上ってきた。しかも、その勢いは止まることなく加速を続ける。
どう考えても普通ではないその現象をケンタウロス達はすぐに魔法によるものだと理解した。この氷は湖の水を凍らせて生み出したものだ。
「これはまさか……氷刃の魔女の仕業か!」
「しかし、これほど大規模の氷結魔法をたった1人で扱えるわけがない……!」
そう。ケンタウロス達が一番驚いているのはこの“現象”ではなく、その“規模”だ。
ドラゴニア帝国とてアイラ・ブランネージュ・ガルディニアスの実力は理解している。
しかし、幾ら近くに大量の水が有ったとしてもこれほどまでの大規模魔法は個人が発揮出来る領域を明らかに超えている。
「前の戦いでお前らに苦戦して、どうやったら勝てるか色々と考えてみたんだが……」
そんなケンタウロス達の驚愕を他所に、レイジは大太刀をゆっくりと空に掲げて言葉を続ける。
「走っても追い着けず、回り込んでも止められない。そんな相手をどうやって仕留めたら良いのか狩りが得意なエルフ達に相談したら、中々良い答えを貰えた」
そう言うと、大太刀の刀身から噴き出した炎が空へと立ち上る。
だが、すぐにその炎は圧縮されるように刀身の周囲を漂い、揺らぐ炎がもう1つの刀身の作る。
『追うも止めるも難しいのなら、
ユキヒメのその言葉に対し、背筋に物凄い寒気を感じたケンタウロス達はその瞬間に今の自分達の状況を理解した。
左右から立ち上る氷の壁はゆっくりと、だが確実に中央へと迫るように進んでいる。
石橋の上で左右への動きを封じられれば、残る進路は前か後ろの2つしかない。だが、それは結局のところただの直線だ。
つまり、もう逃げ道はエドラスの市街に繋がる門とレイジが立ちはだかる方向しか残っていないのである。
どちらに進むべきかとケンタウロス達が思考を巡らせるが、既に遅い。その為に使える時間はもう無くなってしまった。
「零式刀技……飛焔!!」
両手で握り締めた大太刀が振り下ろされ、斬撃の軌道を描くように炎が一気に放射される。
エールブランの
吹き荒れる熱風が髪を揺らし、レイジは肩からゆっくりと力を抜いて構えを解く。
持ち上げた視線の先には、黒煙と炎が巻き起こる南門。ざっと見ても、ケンタウロス達の生き残りは1人も見えない。
それを確認したレイジは、力を抜くようにその場に座り込んで息を吐く。
それと同時に大太刀から人へと姿を変えたユキヒメが降り立ち、周りを見渡す。
「ふぅ~……やっぱ、全力の技を連続でぶっ放すと体に来るな」
「ならばお前自身の術の練度を上げることだ。そうすれば私のブーストを加えた時の技の負担も減り、威力も上がる」
体にのしかかる負担に息を吐きながら、レイジは自然とエレンシアの街中へと視線を向けていた。
それは隣に立つユキヒメも同様だが、こちらは座り込むレイジに釘を刺すように言葉を続けた。
「分かっているだろうが、勝手に動いてはならんぞ。それに、私達もすぐに別の門へと向かわねばならん……」
「ああ。けど……それでも不安にはなっちまうんだよ」
そう言って立ち上がったレイジは踵を返して歩き出し、ユキヒメもそれに続こうとするが、突然立ち止まって僅かに顔を顰めた。
正確には、肌を撫でるように吹く熱風に。
「……やはり、炎は好かんな」
「人の戦果を真っ向から否定するようなこと言うなっての」
* * * * * * * * * * * * *
「どうやら、終わったようだな」
戦場の後方にて、アイラは閉じていた目を開きながら呟いた。
すると、足元に展開された魔法陣が僅かな発光と共に消失し、アイラは握り締めていた愛用の杖をゆっくりと振り下ろす。
同じく、隣に立っているもう1人の術者、サクヤも術の制御を解いて力を抜いている。
しかし、その姿は普段の黒いドレス、ノワールとは明らかに違っていた。
エールブランの体を覆う氷のように様々な色の濃さをしたそのドレスは湖の妖精を思わせるようなものだった。
薄い水色のベールのような丈を靡かせ、黒い皮手袋を付けた両腕は上腕近くまで水色のフリルに覆われている。
レオがエールブランからグラマコアのカードを受け取ったように、サクヤも同じく氷の精霊を宿したカードを貰っている。
それがこの姿、セルリアンだ。
手に握られている武装は、かの有名な中華の英雄の武器を全て氷で再現したような槍のような形状をした一本の長い杖。名を
その外見からも察せられるように近距離での戦闘には明らかに不向きだが、魔法を用いた遠距離戦闘においては凄まじい力を発揮する。
実際、サクヤの力が無ければ湖の水を凍らせて石橋を左右から飲み込むなどという真似は不可能だった。
アイラの力とそれに匹敵する力が合わさったからこそ、こんなデタラメな現象を引き起こすことが出来たのだ。
「ひとまず、一番の難関である南門の攻略と暗黒騎士団の殲滅は完了ね。私達も早く移動しましょう……」
サクヤは近くにいた伝令に指示を飛ばして歩き出すが、ふと立ち止まる。その視線は、エレンシアの方向を向いている。
その姿を見て、アイラはやれやれと呆れるように溜め息を吐く。
「心配なのは分かるが今は忘れろ。お前が推薦した優秀な助手もいるのだからな」
「わ、分かってるわよ」
ばつが悪そうに返事を返すサクヤを見て、顎に手を当てて数秒考え込んだアイラは妙案を思い付いたように言葉を続ける。
「作戦が終わったらご褒美の1つでもくれてやればいいさ。きっと喜ぶぞ。そうだな……なんなら私が引き受けても良いが?」
「ちょっ!? 何でそうなるのよ!」
顔を赤くしながら声を上げるサクヤと冷静に返答するアイラは話を続けながらも次の目的地を目指して歩いていく。
その様子は一見微笑ましくも見えるのだが、その時の自分の痴態を後々になって思い出したサクヤが誰にも見られなくて良かったと心から安堵するのはまた別の話。
* * * * * * * * * * * * *
「南門の戦力とケンタウロス部隊が全滅だと……!」
「は、ハッ! 霊刀使いの放った一撃により、南門の戦線は壊滅状態。敵軍は現在、湖の外周を沿うように北上し東門を目指しております!」
「なに……?」
伝令の報告に、スレイプニルは一瞬耳を疑う。
南門の戦力を全滅させたというのに、エレンシアの市街に入らずそのまま東門に向かう? そんなことをして戦略的に何の意味がある。
普通なら敵を全滅させた南門からそのままエレンシアの市街に入り、乱戦に持ち込むか本陣に攻め入るのが定石のはずだ。
この動きには何かある。
そう考えたスレイプニルが思考を働かせた矢先に、1人の伝令が血相を変えて本陣の中に飛び込んできた。
「も、申し上げますッ!! 西門の防衛部隊が全滅!門が開かれました!」
その言葉に、本陣の空気が驚愕で凍り付いた。
誰一人として言葉を発せられない空気の中、どうにか気を持ち直したスレイプニルが伝令に質問を飛ばす。
「……西門を突破したのは、エルフ共か?」
「は、はい! ですが、報告ではエルフ達の攻撃とほぼ同時に何故か門が開かれ、内部の兵が殆ど倒されていたと……!」
「南門の戦闘が始まった時の騒ぎに紛れて敵が忍び込んだか……? いや、だとしてもそんな真似が出来るようなモノが……」
そこで、スレイプニルの頭の中に1人の人物が浮かんだ。
単独で発揮される行動力と身体能力、隠密性・暗殺に優れた武装とそれを生かす技。その全てをクリア出来そうな人物を、スレイプニルは知っている。
「まさか……だが、ヤツは何時から……!」
「最初からだよ。正確には、レイジが衝撃波を撃ちまくって暴れたくらいからね」
その声が聞こえた瞬間、本陣の中に数本の銀閃が鋭い風切り音を鳴らして飛んで来た。ソレの数はスレイプニルも照準に含めた計4本。
スレイプニルは左腕の手甲でソレを……貫通力を重視したダガーを叩き落とすが、周りにいた兵達は防御できずに喉元や脳天にダガーが突き刺さって絶命する。
倒れ込む部下達を一瞥し、スレイプニルは殺気を帯びた目でダガーの射手を見る。
「貴様ぁ……!」
「有名になるっていうのは恐ろしいことだよね。前線で派手に暴れるだけでも、戦場にいる全員の目が無意識に等しい形で引き寄せられるんだから」
本陣から飛び出してきたスレイプニルを待ち構えるように立っているのは漆黒のロングコートを靡かせ、濡れた黒髪を片手で掻き上げる1人の青年。
その姿を見た瞬間、スレイプニルは直感的に理解した。
かつてダークドラゴンを打ち破って封印した伝説の霊刀・雪姫を振るうドラゴニア帝国の怨敵とも言えるレイジに戦場のあらゆる“目”を集め、この青年が何をしていたか。
戦場でレイジが派手に暴れている際にこっそりと姿を消し、誰も目を向けなかった西門の戦力を内側から排除したのが誰なのか。
解放戦線が南門を最初に攻撃したのも、市街に入らず東門に移動したのも。その行動の意味が、今になって理解出来た。
「驚いてるみたいだけど、本来ならあなたは一番冷静でいなければならない立場のはずだ。そしてこうなったのは、あなたの戦場を見通す目が甘かったから」
両手で腰に差した小太刀を抜刀し、鋭い目付きをした青年……レオは言う。
「別にあなた達が僕達のことをどれだけ見下そうと構いやしないけど、人間っていう種族が持ってる本当の力を理解出来ていないようじゃ、むしろそっちが滑稽に見えるよ」
僅かな怒りと苛立ちを宿したような目で、スレイプニルの情緒を木端微塵に打ち砕く。
「人間っていうのは、
この瞬間に至るまで、ジャスト1時間。
此処に、エレンシア奪還の成功を左右する一戦が幕を上げる。
ご覧いただきありがとうございます。
ゲームでのエレンシア奪還があまりにも手抜きというか、簡素過ぎたので私なりに拠点攻略のような流れにしてみました。
それと、今回はレイジ達のケンタウロスフルボッコを書いたので、レオの活躍(暗躍)については書けませんでした。
そちらの方は次話で書くつもりです。
ちなみに、前から感想で指摘されたレイジのキチガイ火力についてですが、技の威力に比例して消耗が激しいという形にしました。
では、また次回。