インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、4コマ忍法刀の使用が禁止される。
2つ、織斑のホームラン打球をオーズがキャッチする。
そして3つ、次のバッターが織斑千冬になろうとしていた。
カザリがバッターボックスに入ろうとした時だった。
「私が出よう。」
そこにはバットを持った織斑千冬が居た。
「………わかりました。」
カザリは退がった。無駄に抵抗して正体がバレるとマズイことになると想定したのだろうか。
バッターボックスに織斑千冬が入る。
「うーん、これはちょっとマズイかな。しょーがない、手抜きはダメだな。」
そう言って戦兎は、フルフルラビットタンクボトルを出す。
「さぁ!実験を始めようか!」
『マックスハザードオン!』
ドライバーにハザードトリガーを挿す。
フルフルラビットタンクボトルを10回ほどふる。
『タンク!』
それを、折りたたむ。
『タンク&タンク!』
ベルトに装填し、レバーを回す。
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!Are You ready?オーバーフロー!鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!ヤベーイ!ツエーイ!』
ビルド ラビットタンクハザードフォームに青い戦車のようなものが纏わさる。
黒いアンダースーツに青くゴツいアーマーが纏わさることで、その強さは目に見える。
その状態から、ボールをぶん投げた。
通常の人間には見えないその球、ハイパーセンサーでも捉えきれなかった。が、織斑千冬には関係なかった。
その球を打ってみせたのだ。
「なんだ、見掛け倒しじゃないか。」
その球を打ったことに敵陣営はもちろん、自陣営や審判、放送席も唖然とした。
結果、その球はスタンドに入り、ホームラン。チーム白式は一点取り返した。
次のバッターは飾り。
ビルドはそのままタンクタンクでピッチングを続ける。
流石にタンクタンクの球はカザリでも捉えられなかったのか、あっけなく三振で終わってしまった。
時間が少し飛び、9回表。
チーム白式の点数は7点、チームオーズの点数は9点。
途中、4回表で織斑と篠ノ之のSEが無くなりそうになるという事があったが、無事に進行していた。
バッターボックスに立っているのは鈴。
「さぁ!これがラスト!かっ飛ばすわよ!」
一夏の投球が容赦なく鈴に襲いかかるが、そんな物はお構いなし。
その球を打つと、何故か織斑の急所に直撃した。
「あ、ごめん。」
とか言いつつも、しっかりと塁は踏んでいく。なんなら2塁まで行ってしまった。流石に3塁に回る前に、別の人に球が回ってしまい、3塁までは行けなかった。
次にバッターボックスに立ったのはシャルロット。
「さぁ、僕も続かないと。」
織斑が投げる。シャルロットが振……らない!バント。ここでバントをするのだった。
これはビルド/戦兎からの指示で、このタイミングでのバントは予想しないだろうという想定からだった。
もちろん、守備陣の反応は遅れた。が、初っ端から打ち落としをしたこともあり、遅れたですんだ。
キャッチャーのウヴァさんが、1塁に送球。が、シャルロットは瞬間加速でアウトを回避。結果、鈴が3塁に出た。