インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto
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第108話 理解と逃亡と本人

前回の3つの出来事。

1つ、アンクがダブルをIS学園へ案内する。

2つ、織斑千冬の妨害が入る。

そして3つ、左翔太郎は火乃栄司を見て……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左翔太郎は驚いていた。今かなり接近しているが、何も言わない……喚かないの方が正確か。

翔太郎は自身が同じ状態に陥っているのでわかる。この距離で接近されただけで、とてつもない恐怖を感じてしまうのだ。

「……マジかよ。」

火乃栄司は恐怖を抑えている。(寝てるとかではない。)

いや、正確に言うと内面での葛藤、とでも言うべきだ。

表面に出てこないだけで、おそらくかなりの恐怖を味わっているはずだ。

「早くやれば、なんとかなりそうか?」

そう呟くと、翔太郎はダブルドライバーを装着。フィリップを呼ぶ。

 

 

 

呼んでから5分程度で、エクストリームメモリが到着する。

「これは、恐怖と内側だけで戦っているのかい?」

「多分な。フィリップ、急いでやった方がよさそうだ。」

「あぁ、そうみたいだね。」

「「変身。」」

『エクストリーム!』

ダブルはサイクロンジョーカーエクストリームに変身する。

エクストリームになることで、フィリップは地球の無限のデータベースにアクセスする事ができるようになる。

「ふむ、何とかなりそうだ。」

「どうやる?」

「なに、ただ触れれば良い。」

そう言って、ダブルは栄司に触れる。

「これで……。」

ずっと俯いていた栄司が顔を上げる。

2人の顔をを確認した瞬間、栄司は走り出す。

「待つんだ!……はぁ、行ってしまったね。」

「………。」

「翔太郎?」

翔太郎も無言で走り出した。

 

 

 

翔太郎は栄司を探した。

10分ほどで、屋上にいるのを見つけた。

「おいおい、どうしちまったんだ?」

「俺は、弱かった。誰1人守れず、誰1人救えず、あの人の力を……あの人の想いを守ることもできなかった!」

「あぁ!もう!いいかぁ!お前は()()()()であって、()()()()じゃねぇ!根本が違うからな。でも、お前と火野映司は、いや俺たち仮面ライダー全員に共通点がある!それはなぁ!」

「………それは?」

「人類の自由のために戦う、ですよね?」

「あぁ、そうの通りだ!……って、え?」

翔太郎が素っ頓狂な声を上げる。

「やぁ、火乃栄司くんだよね?」

その顔を栄司は見た事がある。いや、なんなら鏡を見れば見る事ができる。栄司とその人の顔は瓜二つ、双子の兄弟と言っても無理がないからだ。

「はじめまして。俺は火野映司。君と同じ仮面ライダーオーズだ。」

火乃栄司の前に火野映司本人が現れた。




ついに御本人登場!


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