インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第112話 太鼓とシンカと音撃セッション

前回の3つの出来事。

1つ、自然を満喫しようと簪と山へ。

2つ、悲鳴が聞こえた方へ向かうと、巨大なカニと遭遇。

そして3つ。バケガニとの戦闘中に紫色の鬼が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現れた鬼をタカアイで確認する。

「……仮面ライダー、響鬼。」

そう呟くと、いきなりこちらに接近してくる。オーズとバースが身構えるが、そんなことは御構い無し。何か言われるわけでもなく、接近し続ける響鬼は……オーズの2m程先の地点でジャンプし、オーズに叩きつけられそうになっていた蟹のハサミを、バチで弾く。

その勢いで蟹はひっくり返る。そのままカニの腹に、腰にある太鼓型バックル『音撃鼓:火炎鼓』を埋め込む。火炎鼓が巨大化する。

「火炎連打の型!」

それを音撃棒:烈火でリズムよく叩く。

「タァ!……ハァッ!……ソリャ!」

響鬼は音撃を叩き込み続ける。が、バケガニは何もなかったかのように起き上がる。

火炎鼓は外れ、響鬼もバケガニの腹から落ちてしまう。

「こいつは厄介だな。……少年!」

オーズは周りを見渡すと、自分しか他に男が居ないことに気がつく。

「お、俺?な、なんですか?」

「太鼓、叩けるか!」

「多分、叩けると思います!」

「わかった。」

そう言うと、腰のホルダーにある銀色の円盤に音角の角を当てる。すると、それらは鳥と猿?に変わり、どこかへ消えていった。

「それじゃ、よろしく。」

シュッ!とピースサインの状態で敬礼のようなポーズをとる。

「さて、と。もう少し頑張りますか、少年?」

「はい!」

(私も頑張らなくちゃ!)

右手に持つ音撃棒をくるっと回す響鬼と、メダジャリバーを構え直すオーズ、バースバスターの銃口をバケガニに向けるバースが居た。

 

 

 

 

 

 

「ふーむ、なかなか粘りますねぇ。」

響鬼、オーズ、バースがバケガニと交戦している場所の上空にこいつは……ワールドは居た。

「クグツ、と呼ばれて居たものから奪ったものを解析、強化したバケガニ……でしたっけ?ですが、もう少し改良の余地ありですね。はい、それでは。」

どうやら、独り言ではないようだ。

「さて、見せてもらいますよ。あなたのシンカを。」

その声は、何か楽しげだった。

 

 

 

 

鳥と猿……ディスクアニマル達が戻ってきた。何やら、物を抱えている。

「お、来たな。ほれ、これ使ってくれ。」

「これは……。」

「予備の太鼓とバチだ。俺1人の音撃だとちょっと足りなくてね。」

「や、やってみます!」

「よし!お嬢ちゃん!」

「へ?は、はい!?」

「一番強い威力で、アレを撃ってくれ。」

と、響鬼はバチをバケガニに向ける。

「わかりました。」

そう言うと、バースはバース・デイを発動させる。全てのCLAWsユニットを展開し、キャタピラレッグを使いバケガニの真下へ。最大火力化したブレストキャノンを腹部目掛けて放つ。すると、バケガニは再びひっくり返る。

「今だ!ツァ!」

「ハッ!」

2人はバケガニに飛び乗り、音撃鼓を埋め込む。2つの音撃鼓は大きくなる。それを2人が息を合わせて叩く。

響鬼はリズムよく、オーズは連打で音撃を叩き込む。

そのまま五分ほど、叩き続ける。

「はぁぁぁぁ!タァ!」

「セイヤー!!」

最後の一打を同時に放つ。すると、バケガニは爆散、塵と化した。




これでストックが尽きました。
ガクシッ

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