インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第122話 回収と変化と撤退

前回の3つの出来事。

1つ、生徒を逃がし終えるとDr.真木が現れる。

2つ、真木博士がスーパー恐竜メダルを取り込もうとする。

そして3つ、スーパータトバの時を止める力が覚醒、スーパーティラノを回収、スーパートリケラが転がり落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーズ スーパータトバコンボが時を止め、スーパーティラノを回収。

スーパートリケラに手を出した瞬間に時が動き出してしまい、Dr.真木と取り合いになり、スーパートリケラメダルが転がり落ちる。

転がり落ちたそれを拾ったのは、ワールドだった。

「全く……君がそれを奪われることは想定外でしたよ。」

「申し訳ない。」

「まぁ、オーズが能力(ちから)に目覚めてしまったと言う誤算があります。今回は不問にしましょう。」

「ありがとうございます。」

「さぁ、さっさと取り込みなさい!」

そう言ってワールドは恐竜グリードにスーパートリケラコアメダルを挿れる。

「しまった!」

恐竜グリードは二枚のスーパーメダルを取り込む。その影響か、全身からスパークが発せられた。

そしてついに、恐竜グリードに変化が訪れる。

恐竜グリードの肩鎧、マント、そしてトリケラの角部が黄金に発光する。

「?おかしいですね。想定よりも数値が低い。………あぁ、スーパーティラノを奪われていたのでしたね。」

思い出したと言わんばかりに、ワールドはそう口にする。

「今回は撤退しましょう。彼がどのくらい時を止めてられるのかわからない以上、迂闊に動けません。それに君の力安定して居ない。」

「わかりました。」

「あ、待て!……逃げられた!」

こうして、ワールド撤退により、屑ヤミーは消えた。

ゾディアーツの方は、弦太郎がスムーズに撃破したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

安全を確保し、生徒たちを呼び戻す。

「いや〜、大変な事に巻き込まれちまったな。でも、これもいい経験だと思う!常に危機感を持つのは大事だと思うからな!」

「「「はい、センセ!」」」

「よっし!怪我した奴は居ないか?」

弦太郎はちゃんと先生している。その光景を見ると、栄司は感動を覚えた。

「じゃあ、また……今度も戦いの舞台になっちまいそうだが……その時はよろしく頼むぜ。」

「えぇ、それでは!」

こうして、ワールドが乱入した天ノ川学園との学園間交流は幕を閉じた。

 

 

 

その頃……

束はラボでかなり大量の機械に囲まれながら、作業を進めて居た。

「ふぅ、響鬼くんから預かったこれはまだ時間かかりそうだな〜。とりあえず、ブレイドくんのからやるか〜。」

かの大天災でも、別世界の技術を相手にどうにも作業が停滞しているようだった。


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