インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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ミスター寝落ちでーす、
ごめんなさい。


第12話 姉妹仲と恋人と頼みと。

前回の3つの出来事。

1つ、楯無vsオーズの戦いは、オーズに軍配があがる。

2つ、更識楯無の妹、更識簪が現れる。

そして3つ。姉妹の壁を見た栄司は動き出す。

 

 

河原……そこに1人たたずむ儚げな少女がいた。

「やぁ、簪ちゃん。」

「火乃さん、どうしてここが?」

「ん?ちょっと跳んだだけだよ?」

「え?跳んだ?」

「簪ちゃんは、楯無さんのこと……。」

「お姉ちゃんは、あんな明るい性格で、みんなの人気者で、1人でISを作って。それにひきかえ、私は…。」

「そうだね、確かに凄い。」

ハッ!と言った表情を浮かべると、俯いてしまった。

「でもね。決して完璧ではない。」

「え?」

「人間って、絶対にどこか弱いところがある。それに、1人では限界もあるしね。いくら楯無さんでも、ISコアを作ることはできないでしょ?」

「まぁ、うん。」

「足りない部分を、互いに補う。それが人間のあるべき姿だと思う。」

そう言って、懐からあるものを取り出す。

「それは?」

「これは、ポセイドンバックル。これを使った人間は、水が苦手で変身出来ずに居たんだ。でこれに手を出した。でも、俺の憧れの人と会って水に対して勇気を出した。さぁ、簪ちゃん。変わるか変わらないか、決めるのは自分だよ。」

「うん、わかった。」

その後、双方が分かり合い、姉妹としての仲を戻した。

 

 

「って、感じだったよねぇ。」

「えぇ、まさかその後に、2人から同時に告白されるとは、思ってなかったけどね。」

「えへへ。」

「で、簪ちゃんは?」

「あ、それなら別の部屋。」

と、ノックがあり、返事をするとドアが開く。

「お隣の更識です。てへ、久しぶり。栄司。」

「簪ちゃん、久しぶり。最近どう?」

「バース装着者として、頑張ってます!」

そう、彼女『更識簪』は、仮面ライダーバース装着者なのである。

「そうか。良かった。2人とも元気そうで何より。」

「ところで栄司。イギリス代表候補生と戦うみたいだけど、コンボはどうするの?」

「ん?あぁ、コンボは使わないよ。一個一個が切り札だからね。なるべく、隠しておかないと。」

「あぁ、使うのは亜種だけだ。あの程度のやつなら、それで充分だ。」

「そうなんだ。もう1人の方は?」

「そこなんだけど、2人に頼みがあるんだ。」

「「?」」

こうして夜は開けた。

 

 

 

放課後

「さぁ、いよいよ始まりますのは!1年1組クラス代表決定戦!参加者は織斑一夏、セシリア・オルコット・火乃

栄司の3人!それぞれ総当たり戦で行います!」

ここに、クラス代表決定戦が始まろうとして居た。




と、言うわけで安定の更識姉妹です。
あ、一応増える予定ですよ。ゲーロゲロゲロ。

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