インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、ライトアから雷が失われる。
2つ、ライトアを水の連携で撃破する。
そして3つ、束は機体の調整に四苦八苦していた。
ウィザードとオーズ、アクアは変身を解く。
「やぁ、おつかれ。」
「お疲れ様です。」
「ゲートは居なかったみたいだな。」
「みたいですね。」
周りを見渡してゲートの有無を再確認した。
「それじゃあ、俺は行くよ。」
『コネクト!プリーズ!』
晴人はマシンウィンガーを魔法陣から出し、そのまま跨る。
「あ、晴人さん!インフィニティリングは使えますか?」
「え?あぁ、使えるさ。」
「なら、良かった。あ、それから連絡先交換しておきましょう。」
「そうだな。」
こうして、レジェンドライダー……仮面ライダーウィザードと出会った。
翌日。
織斑一夏は1週間近く休んでおり、千冬も忙しく会えそうに無いため、栄司が代わりに一夏の部屋を訪れた。
現在織斑一夏は1人部屋である。
ドアをノックする。すると、突如後ろから、
「我が魔王に、何か用かな?」
と、声をかけられた。
(一切気配がなかった。一体どこから…。)
「しばらく休んでいるみたいだから、よほどひどい風邪なのかと。」
「あぁ、確かに…。我が魔王は風邪を少々拗らせているようだ。」
「ところで……あなたは?」
そう、一番の疑問はそれだ。IS学園のセキュリティはそこそこしっかりしている。怪人や怪物、伝説の傭兵とかならまだ分かるが、こんな普通の好青年?のような人間を簡単に通すわけがない。
「私かい?私はウォズ。正しい歴史を守ろうとするものだ。」
「それはどういう……!?」
一瞬、ほんの一瞬だ。刹那と言うべきかもしれない。そんな瞬きするレベルで視線を逸らし、戻すとウォズと名乗った人物の姿はなかった。
「ウォズ……彼は一体…。それに、我が魔王って……織斑一夏がか?」
栄司は嫌な予感を感じていた。
栄司は職員室を訪れ、今日のことを千冬に報告した。
「そうか。わかった、すまないな。本来なら家族である私が行くべきなんだろうが……少々忙しい時期に入ってしまってな。」
千冬のデスクには生徒たちの成績表があった。
「見てわかる通り、成績をまとめている最中でな。特訓に付き合ってやれんことが増える。が、代打は頼んである。お前はお前のやるべきことをしろ。」
「はい!ご配慮に感謝します!」
忙しい中自身に付き合ってくれている千冬に最大限の敬意を払う。
「しかし、ウォズという男。一体どこから入ってきたのだ?」
「それは、わかりかねます。」
「まぁ、いい。とにかくアリーナへ行け。今日も私抜きでやってもらう。」
「と言うことは、また剣崎さんと!」
「いや、今日は別の人だ。なぁに、行けばわかるさ。」
「?」
栄司は言われるがまま、アリーナへと足を向けた。