インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
おかしいな、オーズとのクロスオーバーなのに……
サイクロンとバース、そしてポセイドンは、ダミー、パペティアー、ウェザーと特殊なドーパントを相手にしていた。
だが、思い出して欲しい。
ダミーは本人の戦闘力が弱かったというのとあったが、鳴海亜樹子に負けたほど。意外と頑丈だが、ポセイドンの前では無意味である。
パペティアーは両手から放つ糸によって何かを操り戦うが、残念ながら暴走しているため、その力が発揮されることはない。故に、すでにサイクロンに叩かれた後だ。
ウェザーも暴走し、自身の長所である天候操作攻撃を発揮もせず、セルバーストでやられた。
結果、フィリップ&更識姉妹は苦戦する要素など皆無だった。
「メモリを回収したね。それでは、破壊するとしよう。」
『サイクロン!マキシマムドライブ!』
風の力でメモリを破壊しようとしたが、槌状の鉄棍が3本を掻っ攫う。
「何!」
「へへっ、こいつは頂いてくぜ。」
「待て!」
「よっと!」
メモリを奪い、サイクロンに襲いかかって来たドーパントは、メタルドーパントだ。
メタルドーパントはサイクロンをロッドで飛ばして、その場を去った。
その後、変身を解除したフィリップは翔太郎に連絡を取ろうとする。ちょうどそのタイミングで向こうから連絡が来た。
『すまねぇ、メモリ二本奪われちまった。』
「いや、こちらもだ。相手はメタルドーパント。」
『そっちもか。こっちはヒートドーパントだった。』
「と、いうことは……各チームの元に一体ずつNEVERのメンバーが変身していたドーパントが向かっている可能性がある。」
『いま、火乃と合流した。金色のクネクネした触手……間違いない、ルナドーパントだ。』
「こちらは……ちょうど先生チームも合流したよ。」
「すみません、青い腕が銃の怪物にメモリを……。」
『どうやら、トリガーも居るみたいだな。』
「あぁ、そのようだね。」
『とりあえず、残りのドーパントを片付けねぇと。ん?反応が全部消えた?』
「どういうことだ?」
束からその知らせが入った瞬間だった。近くにあるスピーカーが音を発したのは。
《やぁ、IS学園の生徒及び先生諸君。俺は仮面ライダーエターナル。俺たちNEVERの目的は女尊男卑に染まった愚かな者たちを抹殺、世界を元に戻す事だ。その為に、まずここを潰す事にした。
さぁ、地獄を楽しみな。》
「やはり、彼がいたか。」
『とにかく、一度合流だ。』
「あぁ、そうだね。」
それぞれバラバラに動いていたチームが集合する事となった。
「さて、私もそろそろ動きますかね。」
この騒動の裏で、紫の恐竜がメモリを三本を持ち、待ち構えて居ることは、誰にも知りようがなかった。