インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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サブタイトルがクソ長くて申し訳ない


第147話 パーティタイムと幻想&闘士と疾風&銃撃手

IS学園屋上。

そこには、かつてダブルが戦った白い死神『仮面ライダーエターナル』とワールドが居た。

「遅かったですね。それに…恐竜グリードは倒してないようですね。」

「あぁ、俺は彼女達を信じてあの場を任せて来た。」

「フフフ、それを後悔しないといいですがね。」

「なんだと!」

「さぁ、エターナル。君の目的のために……。」

「あぁ。」

そう言ってエターナルエッジを構えた。

「おっと、その前に。さぁ、踊れ……死神のパーティタイムだ!」

そう言い放つと、何処からともなく五体のドーパントが現れた。

「ドーパントは俺たちに任せて、お二人はエターナルを!」

そう言って、オーズとスカル、アンクはそれぞれドーパントのタゲ取りをし、エターナルから離れた。

 

 

 

 

オーズは、ルナ/メタルと対峙していた。

「悪いけど、時間をかけてられないんだ。」

そう言うオーズは、メダジャリバーを構える。

メタルドーパントはメタルシャフトを上からの振り落とし、そこから突きという無駄

のない動きで攻撃を仕掛けてきた。同時にルナが腕を伸ばし左右から攻撃を仕掛ける。

が、オーズはそれらを最小の動きで避け、メタルシャフトをメダジャリバーで弾き飛ばす。

オーズはその瞬間、メダルを変えていた。

『タカ!ゴリラ!バッタ!』

武器を失ったメタルドーパントの攻撃は拳での一撃。そう予測したオーズは、真っ向から迎え撃とうとした。

予想通りと言わんばかりに、武器を失ったメタルドーパントは自らが持つ最後の武器をオーズ目掛けて放った。

メタルドーパントのその拳は、オーズのゴリラアームと衝突。

その腕力に耐えきれず、メタルドーパントは吹き飛ぶ。

ルナはその特殊な腕を伸ばし攻撃を仕掛けようとしてくる。が、『タカ!ウナギ!バッタ!』と、再びメダルをチェンジ。伸びている触手に対しウナギウィップで対抗。触手攻撃を全てはじき返し、最後に電撃を与え、スタンさせる。

その間オーズは、タトバコンボに戻る。そして、メダジャリバーにセルメダルを3枚投入し、スキャナーでスキャンする。

『トリプル!スキャニングチャージ!』

「セイヤーァァァァァァ!」

空間ごとメタルドーパントとルナドーパントを切り裂き、二体は爆発四散し、セルメダルは消滅した。

 

 

 

アンクは、サイクロンとトリガーを相手にしていた。

トリガーの放つ弾丸を火炎で無力化しつつ、サイクロンと空中戦を繰り広げる。

「そういや、お前らは俺たちグリードと同じで、セルメダルで出来てるんだったな。」

そう言うアンクは、一瞬でサイクロンの背後に回り込み、右で突っ込んだ。

「あった、これだ!」

アンクの手にはT2サイクロンメモリが握られていた。

そのせいか、サイクロンドーパントにスパークが走り、セルメダルとなって落ちていく。

それを見たトリガードーパントは、本能があるのか、メモリの意思なのか、アンクに向けて弾丸を乱射しまくる。

が、しっかりと狙いを定められていないそれらで、アンクに被弾するわけがなく、巨大火炎球で全て焼き尽くされ、そのままトリガードーパントへ。

後ろに転がるトリガードーパントは、すぐに態勢を立て直し、目標を探すが、見つからない。すると、背後から……

「GAME OVERだ。」

と、言う呟きがあり、直後メモリを引き抜かれ、メダルへと還った。


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