インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第17話 転校生と異様とヤミーと。

前回の3つの出来事。

1つ、織斑一夏のクラス代表就任祝いが執り行われた。

2つ、2年の黛から取材を受け、メダルに関する簡単な情報を話す。

そして3つ、バースサポーターでもあり栄司の3人目彼女である布仏本音が戻って来た。

 

 

就任祝い翌日。クラスではこのような噂が流れて居た。

「中国から転校生が来るらしい。」

中国からかはわからないが、転校生らしい人物と昨晩会った栄司は、

(中国人だったのか?)

という疑問が巡って居た。

すると、突如バンッ!と大きな音を立ててドアが開かれる。

「久しぶりね、一夏!」

「お前、鈴か!」

「あ!昨日の!」

「あ、その節はお世話になりました。」

「ううん、人間は助け合いでしょ?」

「なんだ?知り合いなのか?」

「「ちょっとね。」」

「エイエイ?浮気?」

「いや、道を尋ねられただけだよ?」

「ふ〜ん、ならよ〜し。」

すると、ドア方向からバンッ!という聞き覚えのある音が聞こえた。

「げぇ、千冬さん。」

「織斑先生だ。それからHRの時間だ。早く自分の教室に戻れ。」

「は、はい!じゃあまたね、一夏。」

こうして朝の嵐は去った。

 

 

昼、学食に行くと嫌な予感がするので、予め用意しておいた弁当×4を持って屋上に向かう。

「う〜ん、美味い!流石栄司くん。」

「エイエイは料理上手いよねぇ。」

「また腕あげたね、栄司。」

「アイスを作る腕も、上がってきたんじゃないか?」

彼女たちが食べて居るお弁当はもちろん、アンクの食べているアイスも栄司お手製だったりする。

「ありがとう。」

「そういえば、もう1人もこっちに来るみたいよ?」

「あ〜、5人目の彼女ね。」

「栄司と居られる時間が減るなぁ。」

「そうねぇ。でも、学年別トーナメント後みたいだから、今のうちにイチャイチャしちゃいましょ。」

「「おー!(お〜!)」」

「ささ、早く食べないと。昼休み終わっちゃうよ。」

なんとか昼休み終了前に食べ終え、教室に無事に戻れた。

 

その日の夜。

「中国代表候補生の凰鈴音。昨晩のお礼に酢豚作ったから、よかったらどうぞ。」

と、来たのだ。

「何もそんな。気にするような事でもないのに。わざわざありがとう。」

ソレを渡して、帰ってった。そのまま部屋に戻ろうとした時だった。背後に異様な雰囲気を感じ、振り返るが凰の後ろ姿以外はなかった。

 

 

 

翌日。

騒ぎが起こったのは放課後のことだった。

騒ぎに気が付いたのは、アンクと簪の持つゴリラカンドロイドだった。

アンクの案内でアリーナに行くと、ISを纏った織斑と凰が戦っているのは、わかったが、よく見ると凰の体には包帯の様な物が巻き付いて居た。

「アレはカザリのヤミーだ。」

「昨日感じた異様な雰囲気は、カザリか!」

「アイツはISを纏ってる。ヤミーがISごと取り込んだら厄介だ。早めに決めろ!」

「あぁ、わかってる!変身!」

『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バッ!』

「本音、私たちも行くよ。変身!」

「あいあいさ〜。」

バースドライバーにセルメダルを一枚入れ、右のダイヤルを回す。

『チャリン!《グルッグルッ!》キュポン!』

真ん中のガチャ玉が開き、バースが装着される。

「俺が、その手を掴む!」

「それじゃあ、稼がせてもらおうかな。」

学園での初ヤミー戦が始まる。




こういうのも何なんですけどね。
自分ごときの作品に星0付ける人って
自分に何期待してるんですかね?アンチなのかな?w

さて!そんなことより、もはや5人目という
単語が出てきました。増えます、まだ増えます。

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