インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、織斑一夏のクラス代表就任祝いが執り行われた。
2つ、2年の黛から取材を受け、メダルに関する簡単な情報を話す。
そして3つ、バースサポーターでもあり栄司の3人目彼女である布仏本音が戻って来た。
就任祝い翌日。クラスではこのような噂が流れて居た。
「中国から転校生が来るらしい。」
中国からかはわからないが、転校生らしい人物と昨晩会った栄司は、
(中国人だったのか?)
という疑問が巡って居た。
すると、突如バンッ!と大きな音を立ててドアが開かれる。
「久しぶりね、一夏!」
「お前、鈴か!」
「あ!昨日の!」
「あ、その節はお世話になりました。」
「ううん、人間は助け合いでしょ?」
「なんだ?知り合いなのか?」
「「ちょっとね。」」
「エイエイ?浮気?」
「いや、道を尋ねられただけだよ?」
「ふ〜ん、ならよ〜し。」
すると、ドア方向からバンッ!という聞き覚えのある音が聞こえた。
「げぇ、千冬さん。」
「織斑先生だ。それからHRの時間だ。早く自分の教室に戻れ。」
「は、はい!じゃあまたね、一夏。」
こうして朝の嵐は去った。
昼、学食に行くと嫌な予感がするので、予め用意しておいた弁当×4を持って屋上に向かう。
「う〜ん、美味い!流石栄司くん。」
「エイエイは料理上手いよねぇ。」
「また腕あげたね、栄司。」
「アイスを作る腕も、上がってきたんじゃないか?」
彼女たちが食べて居るお弁当はもちろん、アンクの食べているアイスも栄司お手製だったりする。
「ありがとう。」
「そういえば、もう1人もこっちに来るみたいよ?」
「あ〜、5人目の彼女ね。」
「栄司と居られる時間が減るなぁ。」
「そうねぇ。でも、学年別トーナメント後みたいだから、今のうちにイチャイチャしちゃいましょ。」
「「おー!(お〜!)」」
「ささ、早く食べないと。昼休み終わっちゃうよ。」
なんとか昼休み終了前に食べ終え、教室に無事に戻れた。
その日の夜。
「中国代表候補生の凰鈴音。昨晩のお礼に酢豚作ったから、よかったらどうぞ。」
と、来たのだ。
「何もそんな。気にするような事でもないのに。わざわざありがとう。」
ソレを渡して、帰ってった。そのまま部屋に戻ろうとした時だった。背後に異様な雰囲気を感じ、振り返るが凰の後ろ姿以外はなかった。
翌日。
騒ぎが起こったのは放課後のことだった。
騒ぎに気が付いたのは、アンクと簪の持つゴリラカンドロイドだった。
アンクの案内でアリーナに行くと、ISを纏った織斑と凰が戦っているのは、わかったが、よく見ると凰の体には包帯の様な物が巻き付いて居た。
「アレはカザリのヤミーだ。」
「昨日感じた異様な雰囲気は、カザリか!」
「アイツはISを纏ってる。ヤミーがISごと取り込んだら厄介だ。早めに決めろ!」
「あぁ、わかってる!変身!」
『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バッ!』
「本音、私たちも行くよ。変身!」
「あいあいさ〜。」
バースドライバーにセルメダルを一枚入れ、右のダイヤルを回す。
『チャリン!《グルッグルッ!》キュポン!』
真ん中のガチャ玉が開き、バースが装着される。
「俺が、その手を掴む!」
「それじゃあ、稼がせてもらおうかな。」
学園での初ヤミー戦が始まる。
こういうのも何なんですけどね。
自分ごときの作品に星0付ける人って
自分に何期待してるんですかね?アンチなのかな?w
さて!そんなことより、もはや5人目という
単語が出てきました。増えます、まだ増えます。