インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

24 / 168
カウント・ザ・メダルズ!現在オーズの使えるメダルは…
【タカ】【クジャク】【コンドル】【ヒビ割れたタカ】
【クワガタ】【カマキリ】【バッタ】
【ライオン×2】【トラ×2】【チーター×2】
【サイ】【ゴリラ】【ゾウ】
【シャチ】【ウナギ】【タコ】
【プテラ】【トリケラ×2】【ティラノ×2】


第23話 元代表候補生と解説と頭部系と。

前回の3つの出来事。

1つ、アリーナでの授業が始まる。

2つ、空から山田先生が降ってくる。

そして3つ、対戦相手が教師であるため、本気を出そうとタジャドルコンボを発動させる。

 

 

 

ISを纏った山田先生とオーズが対峙する。普段の彼女の様子からは想像できない圧を発している。

「それでは、戦闘開始!」

織斑先生のその合図で、山田先生がアサルトライフルで発砲する。が、タジャドルコンボの固有能力は高速飛行。動きを先読みしない限りは当たらない。そしてクジャクフェザーを展開し、弾幕を排除する。だが、

「結構弾幕が厚いな。流石元代表候補生!その肩書きは伊達じゃありませんね!」

「手加減はしませんよ!」

弾丸は全て避けているものの、近づくことが出来ない。

「逃げてても仕方ないか!タジャスピナー!」

今まで展開していなかった、タジャスピナーを出す。それを盾にしながら、山田先生が放つ弾丸を弾き、突っ込んでいく。それと同時に右手でスキャナーを取り、メダルを再スキャンする。

『スキャニングチャージ!』

両足を猛禽類の爪のように変化させ、燃え上がる。

「はぁぁ、セイヤー!」

そのまま山田先生へと近づき、両膝蹴りをお見舞いする。

が、間一髪のところで、決めきれず、追撃を許してしまう。背後からグレネードランチャーで攻撃され、地面に激突する。

 

 

 

そんな激戦を繰り広げる中のことだ。

「デュノア、山田先生が使っている機体について解説しろ。」

「はい。アレは、ラファール・リヴァイヴ。フランスのデュノア社製ISで、第2世代開発最後期の機体ですが、スペックは初期第3世代型にも劣らないもので、安定した性能と高い汎用性、豊富な後付武装が特徴の機体です。現在配備されている量産型ISの中では最後発でありながら世界第3位のシェアを持ち、7ヶ国でライセンス生産、12ヶ国で正式採用されています。特筆すべきはその操縦の簡易性で、それによって操縦者を選ばない事と多様性役割切り替えを両立している点です。装備によって格闘・射撃・防御といった全タイプに切り替えが可能で、参加サードパーティーが多いことでも知られています。」

「うむ、よろしい。」

という事があった。

 

 

「さて、そろそろ決着が着く頃だろう。」

織斑先生のその一言で、クラスメイトが息を飲んだ。

 

 

 

 

「アンク!頭部系のコア出して!」

「チィ!絶対勝てよ!じゃなきゃ、今日はアイス5倍だ!」

少し悪態をつきながらも【クワガタ】【ライオン】【シャチ】【サイ】【コブラ】を渡してくれる。それをタジャスピナーにセットする。そして、スキャナーでスキャン。

『タカ!クワガタ!ライオン!シャチ!サイ!プテラ!ギガスキャン!』

ちゃんとコブラもスキャンされているが、仕様上コブラまでは鳴らない。

七色のオーラが山田先生に迫る。本来ならタカは入れないが、やってみたかったので仕方ない。

「セイヤァー!」

エネルギー弾をなんとか撃ち落そうと、アサルトを連射したり、マグナムで撃ったり、最終的にロケランを出したが、残念ならがら撃ち落とせずに直撃。SEエンプティーで栄司が勝利を収めた。




お気に入りが、200人を突破いたしました。
誠にありがとうございます。
22話での突破は、自分史上初
だと思います。

皆様の期待に添えるよう頑張りますので
これからも本作と主をよろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。