インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第24話 尊敬と鈴と4人目と。

前回の3つの出来事。

1つ、元代表候補生である山田先生との模擬戦が始まる。

2つ、自社製の解説をさせられるシャルロット。

そして3つ、栄司は苦戦の末、頭部コアを使ったギガスキャンで辛くも勝利を収めた。

 

 

 

「期待通りの戦いだ。これでわかっただろ?火乃も強いが、山田先生も強いと。これからは、尊敬の念を忘れずに、教師に接するように!いいな!」

「「「「はい!」」」」

「うむ。火乃、山田先生。お疲れ様。」

「いえ、こっちとしてもいい戦いができました。まさか、プロミネンスドロップを避けられるなんて。」

「火乃くんこそ。」

「今度は山田先生も専用機を使ってもらいましょうかね。」

「え?それだけは、勘弁してください。」

「ふふ、冗談だ。さぁ、専用機持ちは訓練機を用意し、準備を開始。準備完了したところから、ISでの訓練を開始しろ!」

織斑先生の号令1つでこうまで動くとは。もう、世界纏められるんじゃね?とか思ったりした栄司だった。

 

 

他の専用機持ちが、クラスメイトと授業に励んでいるが、栄司は少々ISとは異なるので鈴と一緒にいる。

確かにシャルとは久しぶりに会うが、鈴とはこういう関係になったばっかりだ。ISにのるクラスメイトを見ながら、しっかりとコミニュケーションを取っていこうとしていた。

「ねぇ、鈴ちゃんはいつからISに乗ってるの?」

「うーん。帰国後から勉強しまくって、今この現状ね。」

「やっぱり凄いね、鈴ちゃんは。」

「そ、そう……かな///」

普段の強気な鈴から、乙女な感じに変わる。

「俺なんかとは、大違いだ。」

「え?なんで?栄司はあんなに強いのに。」

「これは借り物に過ぎないんだ。俺の憧れを、夢を、希望を、そして欲望を。あの力は私利私欲に使っちゃいけないんだ。誰かのために。俺のこの手の届く範囲にいる誰かの命が脅かされた時、人々の自由が脅かされた時に使う。そんな力なんだ。だから、その力を使う彼らはこう呼ばれた。『仮面ライダー』ってね。」

「なら、栄司も仮面ライダーじゃない。」

「え?」

「だって、私たちを助けれくれたじゃない。」

「そうかな。」

その言葉に救われた。俺はあの人を汚していないか。あの人の理想を、夢を、欲望を、守れているのか。そう考える栄司は、その言葉を胸にしまい、これからも戦い続けると決めた。

 

 

 

授業も全て終わり、栄司と楯無の部屋……ではなく、生徒会室。

「なるほど、ここまで酷いとは。」

「えぇ、普段お嬢様がサボるせいで。私1人の力ではとても処理しきれない量で。」

「わかりました。()さんは休んでてください。ここは、俺が片付けますから。」

「すみません、栄司さん。」

「いいんですよ、彼女ですから。」

大量の書類と4人目の彼女の前に、栄司は壁(その書類の束)にぶつかっていく。

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