インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、簪がプロトバースへと変身。束の気まぐれで本音がサポートに選ばれる。
2つ、デュノアを救出。3人は撤退する。
そして3つ。ラトラーターへ変身しトライドベンダーに乗り、メダガブリューを装備したオーズが大量のコックローチヤミーとの第2ラウンドを開始する。
トライドベンダーを駆り、大量のコックローチヤミー相手に、すれ違いざまにメダガブリューで斬りつけたり、トライドベンダー本体で轢いたり、メダル型のエネルギー弾を発射したりして一掃しようとしている。
が、一向に数が減らない。
『ガブッ!ゴックン!』
ラトラーターのカラオケソングが鳴る。範囲攻撃の要領で『グランド・オブ・レイジ』を放つ。
「もう一回、全コンボやる?」
「アレはダメだ。今回はお前を連れてくやつが居ない。これを使え。」
渡されたのは【タカ】【イマジン】【ショッカー】の三枚。
「これ?まぁいっか。」
『タカ!イマジン!ショッカー!タマシー!タマシィ!タマシィー!ライダー!タ・マ・シィ!』
タマシーコンボは劇場版のオーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー!!に登場したコンボ。電王のモモタロスから取り出したイマジンコアメダルと敵から取り出したショッカーコアメダルを使って変身した姿。そして、その必殺技は……
『スキャニングチャージ!』
タマシーボンバー。もはやこれを放つ為に登場したと言っても過言ではないコンボである。
それを放つと、全てのコックローチヤミーが消えた。
「「…………。」」
「ネタで出したメダルなんだが。」
「……解決したからよし!さぁ戻るよ、アンク。」
「あぁ、今度こそ終わったな。」
全てのコックローチヤミーの全滅を確認し、その場を去った。
一方で、撤退した4人は……
「エイエイってかっこいいよねぇ。」
「ほ、本音!?あなた何を言って…!」
そう、更識姉妹に仕える身である2人が、そのような発言を許されるはずはないのだ。
「確かに、火乃さんは理想的な男性ではありますが、私たち従者風情があの人にそのような感情を「でも、お姉ちゃんもでしょ?」うっ!」
と、そこに…
「2人ならいいよ?私たちは反対しない。」
「かんちゃん。」
変身解除した簪が現れた。
「簪お嬢様!?なりません、そのようなことは。」
「なら、栄司のことどう思ってるの?」
「それは……。」
「ほら、虚さんも素直になろ?無理なんだよ、栄司に惚れない方が。」
「ほら〜、かんちゃんもこう言ってくれてるしさ、仲間に入ろうよ。」
「ですが、彼の意思を確かめずに……。」
「栄司、この2人も付き合いたいんだって。」
栄司とアンクが合流したので、簪は聞いたのだ。
「え?まぁ、2人がいいならいいんだけど。」
この場合の2人は2つの意味がある。それは更識姉妹がいいと言うのと、布仏姉妹が本当に付き合いたいのか、と言うの意味だ。まぁ、言わなくてもわかるか。
「あ、あの……助けていただいてありがとうございました。」
目覚めては居たが、中々タイミングがなく起きれなかったデュノアが声を出す。
「………ひ、火乃さん。突然ですが、私と付き合ってください。………だ、ダメですか?」
上目遣いで告白するデュノアを見た一同は、
(えぇ、5人?ど、どうすれば?火野映司も恋愛には疎かったし…。)
(こいつ、中々やるなぁ。)
(これ以上増えるのは……でも2人を認めたのを聞かれた手前……。)
(あざといなぁ〜、なんかやな感じぃ〜。)
(更識に対してのスパイ行為?それが狙いなの?)
各々思うことがあったが、その後の楯無に許可を(しぶしぶだが)得て、正式に栄司のハーレムに入った。
こうして5人の彼女とプロトバースは誕生していた。もちろん、プロトバースの戦闘データをフィードバックし、バース開発をしたのだがね。
この回想が終わる頃には大量の書類も粗方片付いていた。
「栄司さん、助かりました。」
「いえ、明日から俺も生徒会役員として働くので。よろしくお願いしますね、虚さん。」
こうして、生徒会に栄司は正式に生徒会役員になることとなった。