インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

33 / 168
第32話 生々しくと教官と力と。

前回の3つの出来事。

1つ、鈴とボーデヴィッヒが交戦、善戦するもAICに嵌ってしまう。

2つ、鈴に向けてレールカノンが放たれたその瞬間、オーズが到着。着弾を阻止した。

 

 

 

 

オーズとシュヴァルツェア・レーゲンとの交戦を見てる者がいた。

「あの欲望なら、きっと……。」

その影は怒りを込めた声を発しながら、姿を消した。

 

 

オーズがメダジャリバーでプラズマ手刀を抑える。が、肩部のレールカノンがオーズ向けて放たれる。

 

間一髪、バッタの力を解放してレールカノンから逃げたがジリ貧だった。

「あまり使いたくなかったけど、やるしかない。能力解放!」

能力を解放する。より生々しい姿に変わるオーズ。更に手はトラの手に、足はバッタの足へと変化させる。

『スキャニングチャージ!』

「セイヤー!」

全力ではないが、決めのスキャニングチャージを放つ。だが、

「と、止められた!」

「その程度AICの前では無意味!所詮は偽善者の力だ!無駄無駄無駄ァ!」

「やらない善より、やる偽善だ!それに、ある人が言ってた。男の仕事の8割は決断だってな。だから俺も決断した。」

「何を言っている?どう足掻いてもこのシュヴァルツェア・レーゲンとラウラ・ボーデヴィッヒには敵わんとわからんのか!」

「そして、俺は彼らから諦めない心を学んだ!見ろ、その腕を!」

「腕?………ナニィ!ヒビだと!このシュヴァルツェア・レーゲンにヒビが入っているだとぉ!」

「もう停止結界は使えないな!」

「フ、停止結界はが使えなくとも、我がシュヴァルツェア・レーゲンは負けん!」

AICで止めていたタトバキックを放った姿勢のオーズを弾き飛ばし、レールカノンを乱射する。

それは、アリーナ外壁をぶち壊していた。流石に回避に専念するオーズ。と、そこに現れた人物が全てを止めた。

 

「全く、騒がしい小娘だ。」

「はっ!お、織斑教官!」

「貴様らやり過ぎだ、後始末も楽ではないのだ。この戦いは学年別トーナメントでつけろ。双方、それでいいな?」

「教官がそうおっしゃるなら。」

「俺もいいです。」

「では、この場は解散せよ!」

こうしてこの戦いは幕を閉じた……ように見えていた。

 

 

「ふぅ、ダメか……。」

ボーデヴィッヒは思った、奴は…オーズはまだ本気を出していないと。

(もっと、もっと、もっと!もっと力が欲しい!圧倒的なまでに全てを叩き潰せるだけの力が!)

その思考に気を取られ、背後から近づく何者かに気付かった。

「……その欲望、解放しなよ。」

「うっ!」

そう、背後から近づいてくるカザリに…。

 

 

オーズが戦闘している時、織斑はというと。

箒と共にアリーナに訪れたはいいが、そのタイミングで鈴が退場した。それをおいかける。

「お、おい!鈴、大丈夫か?」

「うっさいわね、平気よ。」

「肩貸すぜ、ほら。」

「いい、迎えが来た。」

「……迎え?」

前方から来ていたのは本音だった。

「あ、リンリン〜。ごめんね〜、待たせたぁ〜。」

「大丈夫よ。お願い、肩貸してもらえる?」

「あいあいさ〜!」

この光景を目撃し、再び織斑はアリーナに戻ると、すでに織斑千冬がアリーナに到着。簪がバースに変身しようとしたのを止め、自身がアリーナに入って行った。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。