インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、教室に入ってきたボーデヴィッヒが唐突に、織斑にキスをし始める。
2つ、ボーデヴィッヒとその副隊長の知識矯正をする。
そして3つ、外出許可証を得た!
日曜日、栄司+7名で学園を出た。
万が一学園内でヤミーが出た時の為にカンドロイド達が警備に当たってくれてる。
全員でこの島校から出るためのモノレールに乗る。
本島に戻るのにさほど時間はかからなかった。
少し歩くと目的地であるレゾナンスに着く。更に中へ進んで目的地である水着屋(なんてあるのか?)に着く。
「それじゃあ、それぞれコレかな?っていうの見つけたらここに集合で。」
「「「「「「はい(は〜い)。」」」」」」
因みに臨海学校に全く関係ない2人がいるが、ついでにだそうだ。
栄司も女性陣と別れると、アンクと共に男性コーナーに行く。
「栄司、これなんてどうだ?」
「ん?それ多分普通のパンツだよ?」
「知ってる、冗談だ。」
アンクが持ってきたパンツは真っ赤に金のリングと不死鳥?のような柄の入ったものだった。
「あ、これでいいかな?」
手に取った水着には黒の下地に赤、黄、緑のラインが入ったものだ。
「タトバみたいな水着だな。こっちのはどうだ?」
アンクが手に持っているのは、赤、黄、緑の下地に黒のラインが3本入ってるものだと。
「スーパータトバっぽいな。なら、こっちのは?」
手に持ったのは、赤い翼が描かれた水着だった。やはりアクセントカラーに金が入っている。
「それでいいんじゃないか?」
「じゃあ、これで。」
そうして会計を済ませて、集合場所へ向かった。
一方女性陣(尚、作者は男であるため、女性用の水着の種類なんてわからない)
「ねぇ鈴、これなんてどう?」
シャルロットが手に持っているのは金……ではなくオレンジがかった黄色の水着だ。
「いいんじゃない?アタシはこれ。」
鈴のは完全なオレンジである。
「うんうん、鈴っぽくていいとおもうよ。」
「簪ちゃん、これなんてどう?おねぇちゃん、簪ちゃんに似合うと思うんだけどなぁ。」
「……ちょっと露出度が高い。栄司は露出度が普通くらいの方が好き…多分。」
「うーんならこっち?」
「うん、それにする。」
更識姉妹も決まったようだ。
「本音、それは……ピ〇〇ュウ?」
「え〜、わかんない〜。」
本音が来てるのは、水着というよりかは着ぐるみパジャマのようなものだ。
「でも〜、着心地いいからこれにする〜。」
虚さんがチェックしたらちゃんと水着として機能するようなのでそのまま購入した。
こうして無事何も無く水着を買い揃えた。そう、ここまでは、何事もなく。
昼に全員で飲食店に入った。
各々食べたいものを注文し、会計を済ませ用とした時だった。
「アンタ、これも一緒に払ってよ。」
「えっと、どこかでお会いしましたっけ?」
「はぁ?誰がアンタみたいな奴を見て覚えてるのよ。とにかく、払いなさいよ。」
そうこれがきっかけだった。修羅が6人現れたのは。
『ファング!』『ヨモツヘグリ!』『タイプデットヒート!』『ドラゴナイトハンターZ!』『ハザードオン!』『オーバー・ザ・レボリューション!』
「栄司君。私たち、ちょ〜とこのお姉さんとお話があるから、先に行ってて。」
「あ、うん。」
その後、あの女性がどうなったのか、栄司が知る事はなかった。
その後、本当に何事も起きず大浴場に行き、学園に戻った。