インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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軟式globe見てたら0時回ってた。


第40話 黄色い歓声と目ずるいとキャタピラと。

前回さえしないの3つの出来事。

1つ、臨海学校を迎えた栄司。

2つ、部屋がアンクと2人である。

そして3つ。オーズドライバーをアンクに預け、砂浜へと向かう!

 

 

 

 

 

 

レゾナンスで購入した水着を着用し、砂浜にでる。

「キャーー!火乃くんよ〜!」

と、まぁ黄色い歓声が上がる。が、軽く手を振って、すぐさま彼女たちの元へ。

「おまたせ。みんなの水着似合ってるよ。」

一斉にボン!となった。そこにアンクが来て、岩陰に連れてかれる。女子勢もそれに付いて行く。

「栄司、……気を抜くなよ。奴らの気配だ。」

「このタイミングでグリード?勘弁してくれ。」

「今回はメズールだ。ガメルは……一緒じゃなさそうだな。」

「なんでわかるんだよ。」

「見ろ……あそこに一人でいる女子。アレが多分メズールだ。」

「でも、確信がない!ただの生徒だったら……。」

「渡されて早々だが、返す。栄司、変身しろ。奴がメズールじゃなきゃ……裸体以外見えないはずだ。」

「いや、それはそれで……後ろから殺気が。……わかった。変身!」

『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バッ!』

タカアイを使い、例の少女を見る。すると、見えたものは……

「水棲系コアメダル、メズールだ。」

「やっぱりな。」

「ちょっと行ってくる。アンク、アレを。」

アンクから2枚貰い、ドライバーのと入れ替える。

 

 

上着を取り、メズールへと接近する。

「メズール、何を企んでる。」

「あら、オーズの坊や。何も企んでないわよ。そう、企んではね。」

そう言うと背後から悲鳴が聞こえる。

「まさか、ヤミー!変身!」

『ラタラタ!ラトラーター!』

水棲系のメズールにはラトラーターの光が有利だ。そう思い上着でラトラーターのメダルが入ったベルトを隠していた。

ライオディアスを発動させようとするが、すでにメズールは逃げた後だった。

メズールから切り替えて、チーターレッグを使いヤミーに向かい、ある程度の群れの中でライオディアスを発動させるのだった。

 

 

「今度こそ、変身!」

メズールのヤミーは巣を作り大量に発生する。オーズ一人ではきついだろう。簪は状況を察し、バースへと変身するのだぅた。バースバスターを構え、ピラニアヤミーの軍団を一掃する。が、数は一向に減らない。

「キリがない!本音、3枚!」

「あいあいさ〜!ほっ!」

本音からセルが3枚投げ渡される。

『クレーンアーム!ドリムアーム!キャタピラレッグ!』

クレーンアームとドリムアームを連結させ、中距離対応にする。キャタピラレッグで砂浜での移動速度を上げ、尚且つ近接戦でもメダルを削りやすくする。

 

 

オーズとバースが合流、2人の連携でヤミーはたちまち消えて行った。

「アレ、誰のどんな欲望なんだろうな。」

「私たちは、出たのを倒すだけ。」

こうして、初日のヤミー出現事件は幕を下ろした。


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