インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第41話 先生と欲望と斡旋と。

前回の3つの出来事。

1つ、臨海学校初日にグリード『メズール』と遭遇。

2つ、メズールはヤミーを残して立ち去る。

そして3つ、ヤミーはオーズとバースの活躍により迅速に片付けられた。

 

 

 

 

 

旅館に戻ると、何やら負の雰囲気を感じた。その方向へ向かうと、山田先生が体育座りをしていた。

「山田先生、どうかしたんですか?」

「いえ、なんか頭に入れられたような気がするんですけど。女将さんに、男欲しいって叫んじゃって……グスッ。」

この時、彼らは悟った。(さっきのヤミー、山田先生の欲望なんだ)と。

 

すると、彼女たちはサッと集まった。

「これは、お姉ちゃんに報告だね。」

「うんうん。」

「僕も賛成だなぁ。」

「エイエイがいいならそれでいいよぉ。」

こうして本人の知らないところで色々決まっているのだった。

 

 

 

 

その後…。

晩御飯もかなり豪勢なものだった。海鮮の大盤振る舞いというやつだ。まぁ、アンクは栄司の後ろの壁に寄りかかってアイス食べてるけど。

「「「あ〜ん。」」」

栄司に向けて口を開けているのは3人。何故こうなったのか、簡潔に説明すると、シャルロットが栄司に食べされてもらったため、残り3人も便乗したという事だ。

 

 

 

食事が終わり、アンクと共に外に出る。

「なぁ、アンク。」

「なんだ。」

「アイス……食うか?」

「貰う。」

ガ〇〇リ君を二本出し、アンクに一本差し出す。

「アンク、お前の欲望。今なんだ?」

「…………さぁな?俺は一度死んだ。そして、蘇った。命は、手に入ったも同然だ。」

「神の手によって与えられた命か?」

「いや、これは……あの馬鹿がくれた命だ。」

「それってつまり……。」

「あぁ、アイツはコアメダルを復元することに成功したんだ。そして、映司が死んだ日、俺も眠りについた。深い眠りにな。」

「それを、神に叩き起こされたか。」

「あぁ。しかし、なんでこんなことを聞く?」

「知りたかったんだ。あの人が、火野 映司がどこまで達成したのかを。」

「そうか。」

「それに、いつか聞こうと思ってたんだ。今回、ちょうど良い機会だと思ったからさ。……を、当たった!」

「なに?おい!それ寄越せ!」

「わーてる。元々俺はアイス食う頻度高くない人間だから。当たり棒は全部やる予定だったんだ、ほれ。」

アンクはアイスの当たり棒を見て喜んだ。タダでアイスが食えるからだ。

「で、何か用ですか?織斑センセ。」

「いつから気付いていた?」

「火野映司について聞き始めたあたりからですね。」

そう、織斑千冬は木陰に隠れて話を聞いていたのだ。

「すまんな。今日の件について話を聞いておきたくてな。」

「構いませんよ。ヤミーなら、発生源は多分ですけど山田先生でしょう。」

「あぁ、そこで頼みがある。」

「「?」」

「………教師がこんなこと言うのはなんだが、火乃。山田先生はいいぞ。優しいし、そのー、胸もデカイからな。男としては嬉しい限りだと思う。だから……アイツを貰ってやってくれないか?」

「ふぇ?」「あ?」

「山田先生はな、男運がないんだ。だから、チャラ男とかによく捕まりそうになってな。お前は誠実そうだからな。」

「それ、ガチで教師が言っちゃいけないやつだぞ。生徒と教師をくっ付けるとか。」

「そ、そうですよ。それに、山田先生にもきっと良い人が……。」

「多分、教師としてのストレスが爆発したんだろうな。あの怪物が生まれた反動でもあったのか。疑問だがな。」

「は、はぁ。」

「だから、火乃。アイツを貰って「「「「「「ちょっと、待ったぁ!」」」」」」誰だ!」

砂浜に浮かぶは、6つの黒い影だった。




砂浜に浮かぶ6つの黒い影!それは、
誰だ!誰だ!誰だ〜!
次回の冒頭でもやるからね☆
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