インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、織斑一夏の零落白夜を生かす作戦に出る。
2つ、見事作戦は成功。
そして3つ、水上バイクに乗っていた山田先生に変化が起こる!
栄司が山田先生をよく見ると、1つ気がついたことがあった。
「山田先生が装着してるあのベルト……どっかで……。」
「変身!」
そのベルトに水が集まっていく。
「思い出した!アレは、仮面ライダーアクアのベルトだ!」
「やっと気付いたか。お前の設計で束が作ってたんだ。なんで忘れてんだ。」
「色々あると忘れちゃうんだよ。でも、今ここでアクアになっても。」
「そうとも限らないぞ。見ろ、元代表候補生だけはある。」
そこには、水上バイクを乗りこなし、翼竜型ヤミーを翻弄するアクアがいた。
「なるほど。んじゃ、アンク。アシスト頼んだ、変身。」
『コブラ!カメ!ワニ!ブラカ〜ワニ!』
「能力解放。」
SICモードで再びソーマ・ヴェノムでの回復をする。前回は全快したわけではなかったので、今回は全快するまで回復する。
「よはや翼竜ってよりはエイだがな。」
そう言いつつも、アンクは再び翼竜型ヤミーに向かって飛行した。
いくら戦闘経験があるとはいえヤミー戦は初めてのはずだ。サポートがいた方が良い。
「おいデカイの!水の力をしっかりと溜めとけよ!」
「え?あ、はい!って、デカイ言わないでください!」
「来るぞ!」
翼竜型が突っ込んでくるが、アンクのサポートでしっかりと避けていく。
「そろそろか。おい!必殺技だ!」
「は、はいぃ!えぇと、オーシャニックブレイク!」
アクアは必殺技を、もはやエイ型の翼竜ヤミーに放つ。それは直撃し、その体をメダルへと変換する。
『クレーンアーム!』
その背後からクレーンアームでしっかりと回収するのは簪だ。
「よし、全部集まった。」
「これにて、一件コンプリート!」
「それだいぶ前の戦隊のセリフだよね。」
「簪、細かい事は気にしない。」
「とりあえず、戻ってアイス食うぞ。」
「山田先生、助かりました。ありがとうございます。」
「わ、私も彼女になりましたから。そ、それに今後はなるべく一緒に戦いますよ!」
「ありがとうございます、でも無理はしないでくださいね。」
「は、はい!」
「それじゃあ戻りましょう。」
こうして、翼竜型ヤミーの事件は終わった。
旅館に戻ると、正座した束さんがいた。
「ごめん、ひーくん。」
あの篠ノ之束が土下座したのだ。
「箒ちゃんが迷惑かけて。前に出るなって言ったんだけど、聞いてくれなくて。」
「頭をあげてください、束さんでも失敗する事はある。特に人間は言う事を必ず聞くわけではないと言うことがわかりましたよね?」
「う、うん。」
「それなら収穫です。それに、アクアも見れましたしね。」
「ありがとう、ひーくん!あ、そうそう。新造メダルなんだけど、更識と技術提携して、もうすぐ完成しそうだよ!」
「本当ですか!?わぁ!楽しみだ!」
「それじゃ、またね。」
こうして、波乱万丈な臨海学校2日目も幕を下ろした。
翌日、またライドベンダーで学園に戻るのだった。
お気に入り登録してくださった方が
解除したらされるのを見ると、自虐に
走ってしまう。
作品には影響ないけど。