インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、遂に始まったIS学園の学園祭。
2つ、一夏チーフの元、クラスが一致団結。
そして3つ、コスプレ喫茶クスクシエに彼女全員が揃うのだった。
厨房に入る栄司。
「あれ?火乃くん。どしたの?」
「あぁ、俺のチーズケーキ頼まれたんで作りに。」
「あ、そうなんだ。頑張ってねぇ〜。」
栄司特製チーズケーキは、栄司以外は扱わない。なぜなのだろうか。
別途保管してあるチーズケーキを人数分取りだす。念のため数を数えようとホールを確認すると、増えてたのでチーズケーキを増やす。
盆の上にチーズケーキを乗せ、ホールに戻る。
「お待たせしました。俺特製チーズケーキ人数分ですねぇ〜。」
座っている目の前にチーズケーキを置いていく。
「それでは、ごゆっくり〜。」
「え?栄司君座らないの?」
「あぁ、結構忙s「火乃、私が変わろう。」え?」
その聞き覚えのある声がしたので、その声の方へ振り返ると、そこに居たのは…
「お、織斑先生。」
「何、悪いようにはしない。」
よく見ると織斑先生はいつものスーツ姿ではなく、どっかの時を走る列車でコーヒー淹れてそうな格好をして居た。
「じゃ、じゃあよろしくお願いします。」
「うむ、任せておけ。」
栄司から織斑先生へと変わった。
その裏で……
「一夏君!そろそろ、チェンジの時間!」
「あ、わかりました!」
そう言われると一旦奥に消える。
が、すぐに出てくるがなんだか雰囲気が違う。服装が変わっているのだ。
リーゼントに学ランとなっているのだ。
「俺は織斑 一夏!この喫茶店にいる全員と友達になる男だ!」
と、次に消えたと思ったら
「おばあちゃんが言っていた。この世で覚えておかなければならない名前はただ1つ。天の道を行き、総てを司る男、天道総司。」
と、着流しとボウルを持って出てきたり。ボウルには豆腐が入ってたり。
もはや、ライダーコレクションとしか言いようがなかった。
そんな事が裏で起こっていた。
栄司と交代した織斑千冬は…。
「キャー、千冬様のコスプレよぉ〜!」
や、
「織斑先生がコスプレ!?」
など、さまざまな反応をされていた。
そして……
「あ、あの千冬姉がコスプレ?」
その声が聞こえた直後、出席簿が頭に入ったのは言うまでも無いだろう。
戻りに戻って火乃side。
「えーと、この度火乃くんの彼女の一員となりました、仮面ライダーアクア/山田真耶です。」
「これさ、一応生徒と教師だけど……大丈夫なの?」
と、言う疑問を抱いていたのは鈴だった。
「常識的に考えたら、アウトだろうなぁ。」
「「「「「「「「「デスヨネー。」」」」」」」」
「ま、まぁ卒業まではひた隠しにするしか無いですね。」
と、まぁ常識的判断?がなされた。