インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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第52話 交代と反応と判断と。

前回の3つの出来事。

1つ、遂に始まったIS学園の学園祭。

2つ、一夏チーフの元、クラスが一致団結。

そして3つ、コスプレ喫茶クスクシエに彼女全員が揃うのだった。

 

 

 

 

 

 

厨房に入る栄司。

「あれ?火乃くん。どしたの?」

「あぁ、俺のチーズケーキ頼まれたんで作りに。」

「あ、そうなんだ。頑張ってねぇ〜。」

栄司特製チーズケーキは、栄司以外は扱わない。なぜなのだろうか。

別途保管してあるチーズケーキを人数分取りだす。念のため数を数えようとホールを確認すると、増えてたのでチーズケーキを増やす。

 

 

 

盆の上にチーズケーキを乗せ、ホールに戻る。

「お待たせしました。俺特製チーズケーキ人数分ですねぇ〜。」

座っている目の前にチーズケーキを置いていく。

「それでは、ごゆっくり〜。」

「え?栄司君座らないの?」

「あぁ、結構忙s「火乃、私が変わろう。」え?」

その聞き覚えのある声がしたので、その声の方へ振り返ると、そこに居たのは…

「お、織斑先生。」

「何、悪いようにはしない。」

よく見ると織斑先生はいつものスーツ姿ではなく、どっかの時を走る列車でコーヒー淹れてそうな格好をして居た。

「じゃ、じゃあよろしくお願いします。」

「うむ、任せておけ。」

栄司から織斑先生へと変わった。

 

 

 

その裏で……

「一夏君!そろそろ、チェンジの時間!」

「あ、わかりました!」

そう言われると一旦奥に消える。

が、すぐに出てくるがなんだか雰囲気が違う。服装が変わっているのだ。

リーゼントに学ランとなっているのだ。

「俺は織斑 一夏!この喫茶店にいる全員と友達になる男だ!」

と、次に消えたと思ったら

「おばあちゃんが言っていた。この世で覚えておかなければならない名前はただ1つ。天の道を行き、総てを司る男、天道総司。」

と、着流しとボウルを持って出てきたり。ボウルには豆腐が入ってたり。

もはや、ライダーコレクションとしか言いようがなかった。

そんな事が裏で起こっていた。

 

 

 

 

 

栄司と交代した織斑千冬は…。

「キャー、千冬様のコスプレよぉ〜!」

や、

「織斑先生がコスプレ!?」

など、さまざまな反応をされていた。

そして……

「あ、あの千冬姉がコスプレ?」

その声が聞こえた直後、出席簿が頭に入ったのは言うまでも無いだろう。

 

 

 

 

戻りに戻って火乃side。

「えーと、この度火乃くんの彼女の一員となりました、仮面ライダーアクア/山田真耶です。」

「これさ、一応生徒と教師だけど……大丈夫なの?」

と、言う疑問を抱いていたのは鈴だった。

「常識的に考えたら、アウトだろうなぁ。」

「「「「「「「「「デスヨネー。」」」」」」」」

「ま、まぁ卒業まではひた隠しにするしか無いですね。」

と、まぁ常識的判断?がなされた。


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