インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、亡国機業のオータムと決着が着く寸前、Mと呼ばれる少女が乱入する。
2つ、アイス戦に栄司が勝利する。
そして3つ、アンクから財団Xの存在を知らされ、夏休み風都を探すことに。
夏休み1日前のHR。
「諸君、明日から夏休みが始まる。怪我や病気などに気をつけつつ、休息を楽しんでくれたまえ。それから、多少は予習復習をしておくように。」
こうして、IS学園は夏休みへと突入した。
栄司とアンクはライドベンダーを走らせる。
「なぁアンク。」
「なんだ?」
「もし、風都があったらさ…近くにある久留間市もあるのかな?」
「さぁな?」
東京都付近に到着し、聞き込みを開始した。すると、どうだろうか。
存在したのだ、風都が。
教えてもらった通りの道を行くと、大きな風車が付いたタワー『風都タワー』が目に入る。そこから、道にある住所表記などを見て動いた。6つ目くらいだろうか。『風都風花町1丁目2番地』と書いてあったのだ。
その隣には「かもめビリヤード」と書かれた看板があった。
が、先に隣の風都風花町1丁目2番地4号に聞き込みをした。
「あの〜すみません。」
「どうかされましたか?」
「1つお尋ねしたいことがありまして。この近くに成海探偵事務所ってありませんかね?」
「あぁ、それならすぐ隣ですよ。……この辺じゃ見ない顔ですね。旅行ですか?」
「えぇ、まぁ。」
「なら、気をつけた方がいい。この街では、ビルが溶け、人が死ぬ。そんなのは日常茶飯事ですから。」
「は、はぁ。ありがとうございます。」
すぐ隣に探偵事務所があることを確認し、実際に訪れることにした。
探偵事務所のドアを栄司一人開く。
「あの〜、すみません。」
「何か、お困りですか?」
「え、えぇ。実は調べてもらいたいことがありまして。」
「どんなことでも、ハードボイルドに調べましょう。」
「……財団Xはご存知ですか?」
その単語を出した瞬間に、探偵の目が変わった。
「アンタ、名前は?」
「火乃 栄司です。そちらは?」
「あ、自己紹介が遅れた。俺は左 翔太郎。」
「ホンモノ!?」
「あぁ。って、お前こそ火野映司って!」
「それはちょっと違うよ、翔太郎。」
「…フィリップ。」
「火乃栄司。彼は僕らの知ってる火野映司に憧れているみたいだ。それに、どうやら一度死んでいるみたいだ。そして、オーズの力も持っている。」
「はい、その通りです。フィリップさん。アンク!」
外で待たせていたアンクを中に入れる。
「ふむ、どうやら僕らのことを知ってるね?と、言うよりかは君はそのままこっちに来たみたいだね。」
「そうだなぁ。逆にお前らは何でここにいる?」
「それも話しておこう。いいよね、翔太郎。」
「あぁ、構わねぇぜ。」
こうして、俺たちは下に行く事にした。