インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、ダブルの2人から財団Xの暗躍が語られる。
2つ、アンクが鴻上ファウンデーションがこの世界にあるという可能性が提示される。
そして3つ、栄司とアンクはドーパントとの戦いを開始する。
オーズはタトバで戦闘を開始した。
「栄司!敵はヤミーじゃない!気を付けろ!」
「わかった!」
栄司はドーパントの倒し方を知っている。火野映司はAtoZ 運命のガイアメモリでルナドーパントを倒しているからだ。
それを思い出し、メダジャリバーを取り出す。そして、タカアイでメモリの位置を確認する。
「よし、メモリの場所は確認した!」
「だからなんだってんだよぉ!」
と、ワスプドーパントは尾骶骨辺りから蜂の腹部形状に変化している部分の先端にある毒針を飛ばしてくる。
「おぉっと。危ない。」
一旦距離を取ったつもりだったが、ワスプドーパントは一気に距離を詰めて来て居た。が、タカアイで気付かないわけがない。両手の近接用の針がオーズを捉えそうになるが、それよりも早くメダルチェンジをする。
『タカ!トラ!チーター!』
メダルチェンジ時に発生するメダルのオーラでワスプドーパントに対しノックバックを発生させる。
が、そんなこと気にせず、再び突進してくる。もう一度針を振り上げた瞬間に、チーターレッグの脚力を使い、メダジャリバーでカウンターを決める。
そこからメダジャリバーでラッシュを食らわせる。ワスプドーパントがいっさいの抵抗をしないのが気にかかるところではあるが、完全に形勢が逆転した。そう思った
『アント!』
その場にガイアウィスパーが鳴り響き、もう一体のドーパントが現れ、ワスプドーパントとオーズの間に入る。
「ふ、増えた!?」
「チッ!厄介だな。栄司!こっちに変えろ!」
「あぁ!っと、これでガタガタ!ガタキリバ、ってね!」
『クワガタ!カマキリ!バッタ!ガータガタガタキリバ!ガタキリバ!』
ブレンチシェードで三体だけ分身を作り、2対1×2という状況を作り出す。
常に二体のガタキリバがコンビネーションを発揮し、ドーパントに攻撃する暇を与えない。が、アントドーパントは地面に穴を掘ってそのコンビネーションを躱した。
更にワスプドーパントは空に飛ぶことで躱して見せた。
が、ワスプはすぐに地に落ち、アントは地面から出てきた。
『ルナトリガー!』
そのガイアウィスパーが聞こえた方を向くと、別の人物が隣に立っていた。
「お前が左の言っていたオーズだな。」
「照井さん、ですよね?」
「そうだ、行くぞオーズ。さぁ、振り切るぜ!『アクセル!』変……身!」
「はい!ライダーは助け合いですから!」
ここにオーズとアクセルが踏み揃った。
「ところで、翔太郎さんたちは?」
「俺に質問をするな。」
本作と全く関係ばございませんが、
SAOよりシノンさん、お誕生日おめでとうございます。