インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

61 / 168
第60話 ピンポイントと鴻上と新造メダルと

前回の3つの出来事。

1つ、風都の仮面ライダーであるダブルとアクセルが参戦した。

2つ、タジャドルコンボを発動。ワスプドーパントを撃破する。

そして3つ、ダブルとアクセルのコンビネーション攻撃でアントドーパントも撃破。ガイアメモリを使った2人を連行した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーズが変身解除すると同時にダブルも変身解除する。

「とりあえず、おつかれ。」

「あ、お疲れ様です。」

「メモリブレイク後、使用者へのダメージが少なかった。一体どうやったんだい?」

「えーと、タカアイでメモリの場所を見て、ピンポイントで当てたんです。」

プロミネンスドロップを片足で放った理由はこれだ。両足で放つと、別箇所へもダメージが行く可能性を考慮し、映司がFINALで見せた片足のプロミネンスドロップにしたのだ。

「なるほど。オーズの能力、実に興味深い。」

「さて、この件は終わりって事で。栄司、疲れただろうから、もう戻った方がいい。」

「そうさせてもらいます、それでは。」

栄司はライドベンダーを走らせ、束の研究所へ向かった。

 

 

 

 

風都でホテルでもよかったのだが、新造メダルが出来そうとの連絡をアンクが受け、束の研究所へ向かう事にした。

「やっほ〜、アンくんにひーくん。」

「お久しぶりです、束さん。」

「それで?何が出来たんだ?」

「あー、メダル自体は出来てないんだよ〜。ただね?更識のとこの情報と似たような情報を持つところを見つけてね?鴻上ファウンデーション?っていうらしいんだけど…。」

「おい!それ、どこの話だ!」

「お〜、アンくん食いつくねぇ。えっとね、確かぁ、………ここだ。」

束は地図を出し指差す。そこは、栄司が転生した直後に降り立った所だ。

 

翌日。

町からちょっと離れた所にあるとされる鴻上ファウンデーションに向けてライドベンダーで駆ける。

 

 

 

バイクを停め、ヘルメットを脱ぐ。そこには、テレビで見た光景が……鴻上ファウンデーションのビルが存在した。

アンクは躊躇いなくビルへと入り、それを追い栄司も中に入る。

最上階の会長室へ入ると、既にハッピーバースデーの経が聞こえてくる。

「待っていたよ!火乃 栄司君!」

そこに居たのだ、あの人が。欲望への自論を持つ鴻上光生という男が。

「3代目オーズとして頑張っているようだね。」

「えっと、鴻上さんはいつからこの世界に?」

「2年ほど前だよ。突然光に包まれたと思ったら、辺りは見覚えない世界だ。」

「2年前……やっぱり平行世界が融合してるんだ。」

「それで?要件はそれだけじゃないだろう?」

「あ、はい!新造コアメダル……シカ、ガゼル、ウシ、セイウチ、シロクマ、ペンギン、ムカデ、ハチ、アリ、サメ、クジラ、オオカミウオ、エビ、カニ、サソリ、そしてヤドカリ。これらのデータをください。」

「………いいだろう!ただし、条件がある!それは…。」

「それは……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次回のお楽しみだよ!(バン!)」




(バン!)の後は、オーズ最終回の鴻上会長の「ハッピーバースデー!」の直後になる効果音を想像してください。

あと5日。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。