インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、ドーパント事件が完全に終わり、風都を後にする。
2つ、束から鴻上ファウンデーションの位置を聞く。
そして3つ、鴻上から新造メダルのデータと引き換えの条件を提示される。
「………いいだろう!ただし、条件がある!それは…。」
「それは……?」
「戦いたまえ、この世界で!欲望のままに!」
「……それだけ、ですか?」
「それだけだよ。君の欲望で世界を救いたまえ!それじゃあ里中君、彼らを例の場所へ。」
「はい。」
「それでは、君達の活躍に期待しているよ!(バン!)」
と言って、作りかけのケーキを完成させに消えた。
里中さんに案内され、とある部屋に入る。
「ここは……。」
オーズのライダーズクレストにしてタトバのオーラングサークルのオブジェがある部屋。栄司曰くオーズの間。そこには、1つの箱がある。
椅子に座りその箱を開ける。するとそこには……
「これ、鴻上さんが?」
「はい、会長手作りのオーズケーキになります。」
赤と緑、そして黄色で彩られたケーキが有った。
「これ、食べていいんですか?」
「もちろん。」
「じゃ、じゃあ。いただきます!」
凄い勢いでフォークを持ち、ケーキに食らいつく栄司。その横でいつも通りアイスを食べるアンク。
普通ならアイスの方が早く食べ終わりそうだが、今はケーキの方が先に無くなりそうだ。
「フゥ〜、ご馳走さまでした!」
「火乃さん、会長からコレを。」
渡されたのはCSMオーズドライバーコンプリートセットに入っていたファイル。だが、中身は違った。栄司自身には少々難解な研究データだった。
「ありがとうございます!………うーん、俺じゃあちょっとわかんないけど、束さんなら…。」
「そうだなぁ、あのウサギならなんとかなるかもない。」
「それじゃあ戻ろう!ありがとうございました!失礼します!」
こうして新造メダルに関するデータを手にし、鴻上ファウンデーションを後にした。
その頃、束のラボ。
「う〜ん、かつて科学とされた錬金術かぁ。束さんでもよくわかんないなぁ〜。」
そんなことをぼやきながら、モニターへと目を移す。
「ん?……なにコレ?」
モニターに映ったのは、虐待されている銀髪の少女。そして束は瞬時にその子が試験管ベビーだと判断した。
「面白そう……行こっと。」
珍しく束が動いたのだ。 そして事件が起こる。
「あ、居たいた。」
倒れている少女に駆け寄ると、束は周囲に気配を感じた。
「な、なに……コイツら。」
見渡すと、束の周りに得体の知れない怪人が居た。
「これは、束さんでもヘビーな相手かな?」
すると、こんな声が聞こえるのだった。
「さ…、じっk……はj……ようか!」
後4日。