インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、篠ノ之束のピンチに仮面ライダービルドが現れる。
2つ、仮面ライダービルドこと桐生戦兎の2年前から現在に至るまでの情報を聞く。
そして3つ、篠ノ之束のラボに桐生戦兎が居候することとなる。
新造メダルのデータを手にした栄司は束のラボに戻った。
「束さーん、戻りましたー!」
「おかえり、ひーくん、アンくん。さて、こちら。」
と、束の後ろから出てくる。
「初めまして。束様に助けられました、クロエ・クロニクルと申します。」
「似てる……。」
「あぁ、間違いなく…ドイツのボーデヴィッヒと同じだなぁ。」
「私はなりそこない。ラウラ・ボーデヴィッヒになれなかった…紛い物。」
「それは違うよ。」
「え?」
「他人に人工的に、しかも好き勝手に作られた存在で、目的通りいかずに何かをやられたのかもしれない。でも、君は君だ。クロエちゃん。他人になる必要なんて最初からないんだよ。」
「そうなのでしょうか。」
「うん、そうだよ。それじゃあ、何かしたい事はある?」
「束様に救っていただいた命です。束様のために使いたいのです。」
「うん。なら、家事を覚えようか。束さんのは家事はからっきしだから。」
「むぅ〜、酷いなぁ、ひーくん。」
「ごめん、束さん。」
「ま、いっか。それから、もう1人紹介するね。戦くん!」
「呼んだ?」
「………桐生、戦兎?」
「いかにも!俺がて〜〜〜んさい物理学者で仮面ライダービルドの桐生戦兎だ。」
「……って事は、万丈は?それに、カズミンや幻さんは?」
「………残念ながら、連絡付かずだ。もしかしたら、俺だけがこの世界に来ているのかもしれない。」
「……そっか、それは残念。クローズビルドフォームは見れないのか。あ、俺は火乃 栄司。よろしく。」
「こちらこそ、よろしく。」
「やっぱり財団Xか。」
「あぁ、最上魁星がエニグマを使って世界を合体させようとした時に知り合った、フォーゼや鎧武から聞いた限り、その線で間違い無いみたいだ。」
「財団Xは俺たち仮面ライダーだけじゃ、倒せないと言われているんだ。正直言って、戦力が足りなさすぎる。それに、敵の情報なんかが無さすぎる。それに、ガイアメモリやメダル、スイッチを大量に使われると厄介だ。」
「今は戦力増強を図るしかないか。」
「そうだな。それに、俺は学校もあるし。あ、そうだ。もしかしたら……。」
「ん?」
着信音がなり、戦兎がビルドフォンのディスプレイを確認する。そこに書かれていたのは、
「万丈!?」
戦兎はその電話に出た。
あと2日