インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前回の3つの出来事。
1つ、映司とアンクは銀髪の子『クロエ・クロニクル』と『桐生戦兎』と対面する。
2つ、今回の一連の事件が財団Xの仕業である事を確認する。
そして3つ、連絡の取れなかった万丈から連絡が来る。
「万丈!?もしもし?」
『おい、戦兎!どうなってんだよ!』
「な、なんの話だ?」
『突然居なくなった挙句、所持品全部持ってグレートクローズになってエボルトリガーを挿せって書いてあんじゃねえか!お陰で変なとこに来ちまった!』
「ちょっと待て。周りに何が見えてる?」
『あ?ん〜、なんか孤島に建もんが見えるぞ?ISって書いてるように見える。』
「ちょ、万丈!そこから動くな!」
戦兎は慌てて外に出るや、マシンビルダーを走らせようとする。それを追って栄司はライドベンダーを走らせ、マシンビルダーの前に停車させる。
「桐生さん!学園の場所知らないでしょ?案内しますよ!」
「あぁ、頼む!それから、戦兎でいい!それと、敬語もいい!」
「わかった。じゃあ、行こう!」
再びビークルを動かす。
十数分程で学園に到着した。そして、一番目立つようにラビットタンクスパークリングに変身する。
『ラビットタンクスパークリング!Are You Ready?』
「変身!」
『シュワっとはじける!ラビットタンクスパークリング!』
「おい、万丈!今俺たちが見えてるか?」
『あ!見えた!今そっち行くわ!』
こうして、何とか万丈と合流出来た。
が…、
「あー!火野映司!」
と、
「こら万丈!失礼だぞ!」
「そ、そんなに似てるかな?」
「えぇ!?マジかよ!」
「はぁ。これだから
「おい戦兎!せめて筋肉をつけろ!筋肉を!」
「筋肉ついてりゃいいのかよ。」
「あは、ハハハハハ。」
「「何がおかしいんだよ!」」
「いや、見たまんまだなって。」
「まぁ、いいや。とにかく取り急ぎやるべき事は、ジーニアスボトルの再生だな。」
と、おもむろにジーニアスボトルを取り出す。
「あぁ!俺のナックルが!」
と、半壊した状態のマグマナックルを取り出す。
「ちょ!雑に扱うから〜。」
「いや、大切にしてっから。って!ドライバーも!ドラゴンも!剣も!」
「……ビルドドライバーにエボルトリガーを挿したのが何らかの影響をもたらしたのか。スクラッシュドライバーは?」
「スクラッシュドライバーは生きてるな。」
「しばらくはクローズチャージにしかなれないな。」
こうして、戦兎はジーニアスボトルと万丈のアイテムの修理に取り掛かるのだった。
と、言うことで。
仮面ライダービルド 全49話、完結というわけで、
キャストやスタッフの皆様お疲れ様でした。
まぁ、途中泣いてしまいましたが、万丈と戦兎の
活躍で楽しませてもらいました。全員生き返りましたしね。
今回の話、実は最終回の内容によっては大幅に変更する可能性が
ありまして、少々手こずりました。が、そこそこ辻褄があうように
なってるといいな、と思っております。
後1日