インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜   作:proto

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番外編って事で、メタさ全開となっております。


番外編 グリードたち

とある廃墟。

「ねぇ、みんな。僕ら全然出番ないよね?」

カザリがそう尋ねると、周りは賛同する。

「確かにな。」

「ちょっと出番なさすぎよね?」

おっと、ガメルだけは飴を舐めていた。

「ま、いい機会だしさ。ちょっと遊びに行こうよ。」

「正直、退屈してるからな。行くか。」

「行くってどこに?」

「夢の国……ディズ「おっと!カザリィ!それ以上言うな!」なんで?」

「ほら、著作権とかで、この作品が消される可能性があるぞ!」

ウヴァがメダイことを言い放つ。

「大丈夫だよ。こんなヘボ作者の作品なんて消されても悲しむ奴なんて居ないさ。」

だから、カザリさん!メタいよ!

「ちょっとうるさいな。黙ってよ?」

地文にツッコミ入れないで?

 

 

 

こうして、旅行に行くことにしたグリード一行。

「来たね、沖縄。」

「あぁ、結構アレだな。綺麗……っぽいな。」

グリードは五感が人間より退化している。

「何言ってるの?僕らは神のミスで復活したんだよ?五感くらい人間と同等になってるさ。味覚もね?」

おい神!いや紙!何やってんだよ?

「さて、アンクが言ってたアイスでも食べてみようかな。」

君たち金あるの?

「「「「無い!」」」」

ダメじゃん。

「お前、作者ならなんとかして見せろ。」

いや、イヤだよ。

「なら仕方ないね。コイツ殺したら、僕らの出番なんてもっと無くなるからね。」

「俺、アイス食ってみたい!」

ガメルにははい、アイスキャンデー。

「わぁ〜、やった〜。ありがと〜。」

天からのアイスキャンデーに喜ぶ。

 

「とりあえず、泳ごう。」

セルメダルで形状を変化させ、服から水着に変える。

「なら、勝負でもしましょうか?カザリ。」

「いや、遠慮しておくよ。水棲系の君と戦って勝つ算段がつかない。」

「フフ、いい判断ね。それじゃ、お先に。」

と、言い残し海に入って泳いで行く。

「あ、メズール。俺も、行く!」

追ってガメルも入水。

「ウヴァは?どうする?」

「俺は俺でやらせてもらう。」

と、どこからパラソルと椅子をだし、サングラスをかける。

「なら、僕も。」

カザリも海に飛び込み、泳ぎ始める。

が、入れ違いでメズールとガメルが海から出てくる。

どうにもガメルが泳げなかったので、砂の城を作り始めた。

ウヴァはどこからともなくトロピカルドリンクが……ん?トロピカルドリンク?

「ただのヤシの実だ、気にするな。」

あ、解説ありがとうございます。

城作りも終わり、ガメルとメズールが浜辺で水の掛け合いを始めたカザリが泳ぎだしてから、1時間半が経過した頃だった。

流石にカザリも2時間泳ぎ戻ってきた。

 

そして、学園近くの廃墟に戻るのだった。


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