インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜 作:proto
前々回の出来事!
栄司は虚との擬似家デートをし、虚の甘えてみたいという欲望を聞いた。
以上!
今日は刀奈とデートなのだが……。
未だに寝ているのだ。寝言とか、いびきはなく、穏やかな寝息を立てて、すやすやと眠っている眠り姫状態だ。
可愛いので写真を撮り、頰をつつく。
「ふにゃぁ……?栄司……くん?ハッ!」
「寝坊だよ〜、刀奈ちゃん。」
「しまったぁぁぁ!」
その叫びと同時に、某GNな動力機関搭載機のように、超高速で準備を済ませる。
「よし!行きましょう!」
「うん。でも、どこ行くの?」
「あ、そういえば言ってなかったわね。場所はウチのプライベートビーチ!だぁんれも居ないわ!」
そう、栄司は人前であまり肌を晒して欲しくないので、それは良かったと思った。
この前みんなと一緒に買いに行った時、1年組は臨海学校があったが、上級生組は無かったので、実際に海で着て見せたかったのだろう。快くそれを受け入れ、ライドベンダーを走らせる。
プライベートビーチに着いた。
確かに人は居なかった。パンピー……一般の方は居なかった。
代わりに簪たちが居た。
「アレ?栄司、なんでこんなところにいるの?」
「それはこっちのセリフだよ。」
「あー、ここはウチのプライベートビーチだから。3人で遊びに来た。鈴とシャルが海から出てくる。
「いや〜、鈴は速いね。」
「そっちこそ……ん?あ、栄司〜!」
どうやら競争でもしていたようだが、こちらに気がついて、駆け寄ってくる。
「どうしたの?」
「あぁ、かた……楯無さんがデート場所にここを選んでてさ。」
「なら、アタシ達向こうに行ってるわ。行きましょ、簪、シャル。」
2人に気を使い、3人は離れた場所に移動する。
水着に着替えると、すでに着替えてパラソルの下でうつ伏せに寝ている刀奈がいた。
「栄司くん、日焼け止めクリーム塗って。」
そう言われ、刀奈の傍に置いてある日焼け止めクリームを手に取り、自分の手に出そうとした時だった。
「ん?アレ……刀奈、これ日焼け止めクリームやないサンオイルや。」
「え?あ、ホントだ。」
「仕方ない。」
と、栄司はポケットから別のチューブを出す。
「何それ?」
「持参してた日焼け止めクリーム。」
「さすが栄司くん、おねーさん大好き!」
日焼け止めクリームを塗っていると、居るはずのない人影が見えた。そして、その服装は白だった。
栄司はどこからともなくタカカンドロイドとバッタカンドロイドを取り出し、その人影を追わせるのだった。